野鳥観察のための気になる知識

野鳥観察のための気になる知識

野鳥が好きで野山を散歩したりして観察しております。

日本国内では約350種ほどの野鳥が生息しており、運が良ければ見ることができます。地域と季節により見ることができる野鳥は異なります。身近な家の周囲では、シジュウカラ・ムクドリ・メジロ・ヒヨドリなどが見れると思います。水辺であれば、カモ類・カモメ類などの馴染みの深い野鳥が、ちょっと足をのばして高原や草原に行けばノビタキ・コヨシキリの姿を目にすることができます。四季を通じてあらゆる場所で野鳥を観察してみましょう。


「人家付近のポイント」

緑の多い場所、公園や神社、庭などを見てみましょう。林や藪の周辺、木の梢は野鳥が好むポイントです。電線や屋根の上にとまっている野鳥も見てみましょう。季節によっては、桜・梅の木に蜜を吸いに来るメジロ・ヒヨドリが見れ、秋には柿の木の実を争うように食べるムクドリの群れやジョウビタキなどを見ることができます。


「森林のポイント」

初夏の頃には、野鳥のさえずりを聞くことができるので、声のする方向にある樹木や梢や張り出している枝先を見れば、野鳥の姿を見つけることができます。鶯やムシクイ類などのように葉が茂った場所を好む野鳥はなかなか見つけることはできません。秋には、ミズキ・ナナカマドなどの実をついばむ野鳥の姿が見られ、初冬にはイヌワシ・クマタカが巣作りを開始して、大空を飛ぶ姿が見られます。


「水辺のポイント」

野鳥がとくに集まる場所です。鳥の種類も多く、見通しも良いため観察するには適しております。水面では、カモ・バン・カイツブリが、水際では、セキレイ・チドリ・サギといった水鳥がみられます。10月頃からは、カモ類が大きな群れで生活する姿が見られます。

家の前には、柿木があるのですが、すでに実が熟しております。太陽の光が木にあたって、暖かくなりAM10時頃になると、たくさんのメジロがやってきて柿の実を食べております。1つの実を2羽で食べたりしている姿を見ると、とても癒されます。メジロは、体が綺麗な緑色をしているので、野鳥が好きな方にはとても人気な鳥になっています。30分くらいは、眺めていましたが、とても可愛いですよね。

近年、家の近くの川にいくとカワセミをよく見るようになってきました。それだけ、カワセミにとっては環境が良くなってきたのだと思います。水の流れがないような場所にある木の枝にとまって、川の中をみて、魚がいると、もぐってとっております。カワセミは、みなさんも知っているようにすごく綺麗な体をしております。魚をとっている姿をしばらくみておりましたが、いつまでみてもあきないので、半日そこに座ってみておりました。久しぶりにゆっくりできたと思います。

畑を見ても、山を見ても、キジがうろうろしているので、近年増えてきたように思えます。色のついた鶏って感じにも見えて、ある程度、近づいても逃げません。必要以上に近づくと逃げますが、遠くからみていると、ずっと畑をうろうろとしております。♂は、綺麗な色をしておりますが、♀は地味な茶色になっています。

アマツバメは、崖のある海岸に飛来する鳥になります。集団で巣をつくって繁殖し、巣は、岩の亀裂の隙間などを利用してつくっております。くちばしをあけながら飛び、空中を飛んでいる虫をつかまえて食べております。空を飛ぶのは得意な鳥なので、素早く飛んでいる姿をよく見ます。

皆さん、ガビチョウって知っていますか?最近、やたらと増えてきた茶色の鳥なんですが、これがたくさん増えてきたんです。この鳥は、何でも中国でペットとして飼われていたみたいですが、日本に輸入されてからものすごく増えていったみたいです。ヒヨドリくらいの大きさで、茶色の鳥なんですが、鳴き声は美しいのですが、なんだか増えすぎて他の鳥が困っているような感じにも見えます。