豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

省エネ住宅をつくり続けて30年…北斗市

2020-05-30 15:23:52 | ファース本部

 

今後の家づくりは、温熱性能を意識なければ工務店経営が出来なくなります。

熱損失係数(Q値)とは、「外皮」と言われる床面、壁面、屋根面、開口部、換気や隙間から逃げる総熱損料を延べ床面積で割った数値です。

 

近いうちには、熱損失係数と「一次エネルギー」消費量の計算表を確認申請に添付する時代がきます。

一次エネルギーとは主に電力で、暖房、冷房、給湯、照明、換気等、生活に使用するエネルギーの事を言います。

 

これは、断熱性能を高くして暖房エネルギー、開口部の遮熱対応や天井断熱材等で冷房エネルギー、エコキュート等のヒートポンプを用いた給湯エネルギー、LED等の用いた照明エネルギー等をいいますが、これを削減しなければなりません。

 

ZEH(ネット・ゼロ・エネ・ハウスの略)とは、空調、給湯、照明、換気に用いる一次エネルギー消費量を太陽光発電量で、年間の熱収支を概ねゼロにする事を言います。

ZEHの定義には含まれませんが、冷蔵庫、冷凍庫、テレビ等の家電製品や厨房で使用するIHヒーター等でも一次エネルギーを消費する事になります。

 

これら生活に必要な電化製品には、徹底的に省エネ性能を向上させた機器も多くあります。

真空断熱材を用いた冷凍冷蔵庫、液晶テレビ等を使用すると相当な省エネになります。

太陽光発電パネルは、それをのせる屋根面積にも限界があります。

 

とにかく断熱力は、暖房にも冷房にも省エネ効果があることは証明されています。

私達ファース・グループは30年にわたり、この省エネ住宅をつくり続けて来ました。

今後も省エネ健康住宅の研究開発と推進普及事業に邁進して行きます。

写真は青森市内の北海道ハウスさんが建築した「#ファースの家」です。

 ファース本部オフシャルサイト毎日更新

 

 

 


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