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原野商法詐欺の顛末 その2

2019-06-23 10:28:09 | その他
昨日に続いて土地の詐欺の話しで、土地売買契約書締結することにしました。

この契約書は倉本が1行ずつ指で示しながら読み上げ、説明していくという丁寧なものでした。

この中で契約日が最初に話を聞いた5月12日の割には代金支払い日が8月20日というのは遅いのではと質問しましたが、登記が私から三宝建設不動産にして、これをその企業に登録するのに時間がかかることと、その企業からの入金後となるので余裕をもって3か月後になっているという事でした。

これはそれほど違和感なく納得できるものでした。さて契約書の内容ですが、よく聞く色々な免責事項などの後に、反社会勢力(暴力団関係)だった場合の取り決めがかなり続いていました。

私はなぜこんな条項があるのか聞きましたが、現在はどんな場合も入れるように指導されているという事で、その部分は飛ばしてもらいました。ところがこれがうまくできた詐欺の手口のひとつだったのですが、この時は気が付きませんでした。

この反社会勢力に関する項目以外は、問題となるよう部分はなく私も了解しました。私が署名捺印しているとき、倉本が残り2部の契約書の署名欄を出して準備していました。

この時普通2部のような気がするのになぜ3部あるのかを聞いたところ、登記に法務局提出用と言われ、そんなものかと3部に署名捺印しました。この時残りの2部の内容は確認しませんでしたが、この辺りも巧妙な詐欺の手口でした。

この日はこの契約書の一部と8万円の領収書を受け取り帰ってきました。その後倉本から現金支払いと権利書の受け渡しなどで話があると連絡を受け、6月初旬に同じファミレスで合いました。

この時は倉本のほかに会計課長という肩書の三浦と2名で話し合いました。代金の支払いは現金と振り込みのどちらが良いかというので、振込依頼書に記入して渡しました。振り込みを行う日に連絡し、代金を確認後権利書を取りに来るという事で、この段階では今回の売買をかなり信用してきていました。

この話の続きのように、売買代金の節税対策の方策があるという事になりました。これはそういう操作のため前もって代金を建て替えるという話でしたが、私は最後まで聞かずに断りました。

私は基本的に収入があった場合、決められた税金を払うという事は当然という考えです。変な節税対策して減額すること自体やや気持ち悪さがあったことも確かです。この後三浦は非常に不機嫌になり帰っていきましたが、これを断ったことは大正解だったことが後からわかりました。

後は代金の振り込み連絡を待つことになりましたが、8月初めに宇都宮法務局から封書が届きました。

まだまだ明日に続きます。


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