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原野商法詐欺の顛末 その3

2019-06-24 10:17:51 | その他
昨日からの続きですが、契約書を締結してからしばらくして、法務局から連絡が来ました。

その内容は「登記の申請があり、真実だった場合は委任状と同じ印鑑を押して返送する」というものでした。これは記載されている法務局に電話して、どういうことかを確認すべきでしたが、単なる登記手続きの一環と思い、署名捺印して送り返しました。

この時は完全に相手を信用していたわけではありませんが、移転登記には権利書が必要と思い込んでいたところが問題でした。それでも念のためとコピーを残しておきましたが、これは後から役に立ちました。

さて振り込み期限の8月20日になっても振り込みの連絡は来ません。ネットバンキングで銀行口座を調べても全く入金はありませんでした。午後になり三宝建設に電話しましたが、倉本、三浦は不在で内容は担当者でないとわからないので、伝えて電話させるで終わってしまいました。

2日ほど待っても電話もありませんし、当然入金もありません。そこで宇都宮法務局に電話したところ、私が返送した書類は、権利書を紛失した場合に持ち主に確認するもので、それによって私の土地は三宝建設名義で登録されていました。

念のため詐欺にあったようだという事を伝えましたが、名義を戻すためには裁判所の裁定が必要とのことでした。

無駄だとは思いましたが、友人に書式などを教えてもらい、内容証明付きの請求書を三宝建設に送りました。ここであきらめるのは悔しいという事で、何ができるかを考えました。

まず私の住んでいる市がやっている無料法理相談に申し込みましたが、ちょうどキャンセルがあったという事で、9月初旬に受けることができました。ところがこの相談員の高齢の弁護士は全く役に立たず、単に警察に連絡しろという事だけでした。

そこで市役所の近くの管轄の警察署に行き、知能犯係に話をしましたが、単に入金の期日に振り込みがないという事だけでは、詐欺として立件できないという事でした。

ここではかなり細かく聞いてくれましたが、私を最初からだますという意思の証明はできるはずはなく、警察は動いてくれませんでした。その折こういうたぐいの問題は、市の消費者センターで受け付けているからと電話番号を教えてくれました。

何となくたらい回しのような気もしましたが、一応消費者センターに電話して予約を取りました。こういったいわば公の組織との相談と同時に、ネットを使った被害者集めをやってみました。

三宝建設不動産のHPは見ていましたが、それに「口コミ」を加えて検索するとそういったサイトがあり、騙されたという内容や非難が多数掲載されていました。

まだまだ続きますのでお付き合いください。


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