令和元年12月8日(日)大規模修繕工事のセミナー
プロポーション方式について申込みは
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高槻・島本マンション管理ネットワーク
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管理組合会計 予算の作り方
収支予算案を作成するためには管理組合の次期の
事業計画がどのようになっているかを確認することが
不可欠となります。
例えば、次年度に大規模修繕工事が予定されていれば
その工事費の予算案を計上しなければなりませんし
駐車場の料金を値上げする予定があれば
その分だけ使用料収入が増加しますから
収入の予算額も併せて増やす必要があります。
また、予算を作る前の年の実績額をもとに、年々
増えている項目については多めにしたり
だんだん使わなくなっている項目については
ある程度予算を減らしたりするなどの差異分析を
行うことも重要です。
具体的な予算案作成の手順を考えてみましょう。
・事業計画を作成しよう
管理組合の目的である各種の業務を効果的に
実施するには、1年間だけではなく
2~3年から5年くらい先までの中長期の事業計画を
作ることが大切です。
将来のことを予測するのは難しいことですが
先々必要になるお金がどのくらいになるのかが
早めにわかっていれば、その対応策を講じることも
可能になるからです。
そこで、事業計画を作成するには
次のような点に注意しましょう。
・管理規約に定められた管理組合の業務との整合性を
図ること。
管理組合の目的は建物の維持管理のため必要となる
各種の業務を実施することが求められています。
営利事業ではありません。
・中長期の事業計画の一環としての、今年の位置付けを
明らかにすること。
・前年の事業計画の達成状況を勘案すること。
・各事業の実施時期を具体的、かつ、明確にすること。
・財政上の資金的裏付けを明確にすること。
収支予算は管理組合の業務全体にかかわるものであり
予算は組合員全員の合意に基づき作成されることが
大事です。
そのため、予算を作る手順や収支予算科目の取扱いを
あらかじめ会計処理細則などに定めておき
担当者によって作り方に差が出ないような予算を
作ることが望まれます。
(管理組合の会計原則:継続性の原則)
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