皆さん、アレルギーの治療で脱感作療法ってご存知ですか?



白樺 : Koivu 
このカードを忘れずに持っていかなければなりません。ここはアナログ イヒ

アレルゲンを少しずつ皮下注射していって、アレルゲンの量も一定の量まで1週間毎に増やしていきます。

約15週間かけて上限量まで増やしていきます。
アレルゲンの量を上げていく時期は、1〜2週間に1回の皮下注射接種が必要となってきます。

アレルゲンを一定の量まで増やした後は、1ヶ月に1回の皮下注射接種を3年間続けるわけです。

ちなみに、接種期間についてはアレルゲンによって異なります。
例えば、蜂 (ミツバチ🐝とその他の蜂で分かれていて、この場合の蜂はその他の蜂) は、5年間接種を続けるひつようがあります。

私は、皮膚科、アレルギー科、膠原病の大学病院に勤務しています。

脱感作療法は私の働いている病院で行われています。というか、ここでしか行われていません。

プライベートのクリニックは半端なく高いうえ、保険適応にはなりません。

現在は皮膚科外科外来に勤務していますが、6年度前は、このアレルギー科に勤務していました。

そこで花粉症の脱感作療法を患者さんに行っていました。

現在、私がその患者になっております。

というわけで、アレルギー症状が酷く、日常生活に支障が出るくらいの人には、血液検査や肺機能検査を行い、医師の診断と本人の希望で、治療が開始されるわけです。

私は強度の白樺アレルギーです。

ちなみに私は、他にもハウスダスト、ブタクサ、イネ科の植物にもアレルギーがありますが、白樺がダントツの数値を記録しておりました。

年々抗ヒスタミン剤、点眼薬、点鼻薬、更には喘息の薬等を使用しても、なかなか症状の改善がみられなくなっており、仕事に支障をきたし、私生活でも普通に生活できなくなるほど重症化しています。

最近では、花粉が飛び始める3月の終わりごろから症状がでます。その年の初めの症状が毎年悪化しており、朝起きると、顔が腫れていたり、声がでなくなっていたりします。
3月はまだ氷点下ぼけー なのに花粉症。
花粉は氷点下でも容赦ない。って、花粉はどんだけ強いんだアセアセ

治療の日は、接種の最低1時間前に抗ヒスタミン剤を内服する必要があります。

そして、注射前に事前に処方されている救急用のステロイド剤と抗ヒスタミン剤の錠剤を携帯しているのを見せます。これを忘れると、注射てもらえません照れ

アレルゲンを注射するわけですから、時にはひどいアレルギー症状が出ることも。その時に、すぐに内服する必要があるのです。



今回で3回目の接種💉 まだまだ、接種する量は少ないので特に問題なしです。

接種当日は、サウナ、激しい運動、お酒の摂取を控える必要があります。

これから3年間チクチクされます。


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