この「犬も歩けば棒に当たる」は、小学生が初めて習うことわざだと云います。
犬も歩けば棒に当たるとは、良い意味と良くない意味に分けられます。
良い意味とは、歩き回ることで多くの情報を得られる事です。
良くない事とは、思わぬ災難にも遭遇する機会が多くなる事です。
私達の多くは、何かが変わることに煩わしさや自分自身の対応策に面倒さを感じます。
眼の間にある事の総てが当たり前であり、仕事も通勤にも特別な違和感を覚えません。
つまりは「棒に当たる」可能性をなくし、「歩かない」のです。
歩き回らないとリスクはありませんが、得るモノもありません。
何かを為すヒトの多くは、多くの情報を得ようと歩き回るモノです。
ただ出歩くのではなく、見るモノに関心を示し、何故?と思うことです。
見て回ると見えるモノの総てに、意味があります。
インテリアのデザインにも、装飾にも、電車の形や椅子、吊り輪、ドアやチャイムの音色にも多くの知恵と工夫を行った意味があり、当たり前ではないのです。
今週は12日火曜日に北斗市からの日帰り出張で、弊社札幌事務所でベトナム実習生受け入れの取りまとめを行う協同組合とのヒアリンがありました。
13日は、北斗市主催のSDGs勉強会で、東京からの法政大学の川久保俊先生に講演をお願いし、私もパネラーとして講話を行いました。
14日は川久保先生と一緒に東京移動し、東京都内でのFAS検査員更新講習で技術の小難しい講演を行ました。
15日はFMA交流会で30分間の講演を行い総て異なるテーマです。
そして今日土曜日は、氷点下の北斗市本社に帰社ましたが、まさに歩き回る犬のようでした。
写真は羽田空港を飛び上がった直後に撮ったのですが、東京は情報莫大な都市です。
当方にとっては、得られた方が圧倒的に多かったと思っております。