現在NISAでも投資しているのですが、積立NISAに変えるか悩んでいます。 理由は積立NISAができた時にすでにNISAを始めていたため変更しなかったのですが、本当にこのままでいいの?と不安になったからです。

こういった方向けに書いてます。
この記事で解説する内容は3つです。
本記事でわかる内容

  1. NISAの特徴
  2. NISAと積立NISAの違い
  3. NISAと積立NISAどちらを選べば良いか
  4. NISA口座からつみたてNISA口座への変更時の注意点

上記4点を実例を合わせながら解説します。

NISAの特徴

NISAは税制優遇制度(税金がかからない投資が可能)

実際の投資した株式などが値上がりして儲けた時の具体例を紹介します。
  • NISAの枠で株式を100万円購入 
  • 5年以内に120万円で売却(非課税の期間は5年) 
  • 20万の利益
  • NISAだと 20万円の利益が非課税
  • NISAではなく通常の口座だと20万円に約20%税金がかかり、16万円の利益になります。 

投資をする場合はNISA枠に空きがあるのであれば使わない手はないです。
非課税の場合は確定申告も不要なので楽チンですよね。
※NISA以外の確定申告が必要ない人は忘れないように注意

NISAとつみたてNISAの違い

金融庁のページを見たい人はこちら NISA つみたてNISA 

投資できる金額|NISAとつみたてNISAの違い

  • NISAは120万円/年 
  • つみたてNISAは40万円/年 

投資する金額が40万円/年以上の人はつみたてNISAだと機会損失の金額は大きいです。

おすすめする方法は結婚されているのであれば配偶者の口座を活用するのも有効な手段です。
特にお財布係が夫か妻になっていて配偶者の口座を開設してない場合はチャンスですので見直してみてください。

非課税期間|NISAとつみたてNISAの違い


ロールオーバーするとその年の120万円の枠を利用してしまうので注意が必要です。

非課税投資額|NISAとつみたてNISAの違い

  • NISAは600万円( 120万円/年×5年=600万円) 
  • つみたてNISAは800万円( 40万円/年×20年=800万円)

投資可能な商品|NISAとつみたてNISAの違い

  • NISA     上場株式、投資信託 
  • つみたてNISA 長期の積立・分散投資に適した一定の投資信託 

証券会社を通して買うのであまり注意することはないですが、つみたてNISAの場合は長期投資に向いている商品になっています。

金融庁が選んでいるのでちょっと安心な気持ちになります(笑)

  • 金融庁の選んている基準例はこちら(安心な気持ちのためになりますよね?) 
  • 販売手数料はゼロ 
  • 信託報酬(毎年かかる手数料)は一定水準以下
  • デリバティブ取引(金融派生商品)による運用を行っていないこと 

コツコツ貯めるにはちょうどよかったりしますが、個別の株でバリバリ運用する方はNISAを選ぶのが良いと思います。

NISAと積立NISAどちらを選べば良いか

投資可能金額と投資の方法によります。

NISAに投資可能な金額はいくらあるでしょうか。
毎月の給料が25万円で、家賃が8万円で光熱費、携帯代金と考えると。。。。。
月々1-2万円とかの人もいるのではないでしょうか。

まず、NISAの前に確定拠出年金をしましょう。
人によりますが、だいたい2万円/月前後です。
つみたてNISA上限は約3万円/月です。
配偶者のつみたてNISA上限は約3万円/月です。

合計すると8万円/月になります。
なかなか8万円を毎月投資に回せる人はいないんじゃないでしょうか。
個別銘柄の短期の売買の希望がなければつみたてNISAのほうがいい人が多いと思います。

私も今までNISAでやっていたのですが、今年からつみたてNISAに変更します。

NISA口座からつみたてNISA口座への変更時の注意点

NISA口座から移行の際は注意が必要です、特に気をつける必要があるものを紹介します。
  • NISA口座は1人1口座 
  • NISAかつみたてNISAどちらかを選択する必要あり 
  • 変更時は9月末までに手続きを完了する必要あり 
  • 10月から12月に変更すると来年から変更できる 
  • 既に金融商品を購入していた場合は変更できない 

要注意ですね。 私は今年はまだNISA投資してないのでちょうどよかったです。


まとめ

NISAとつみたてNISAの違いはいかがでしたでしょうか。
それぞれの制度にメリットとデメリットはありますが、実際の投資に回せるお金や投資方針を決めてコツコツ実施するのが良いと思います。

お金を寝かせておくのか、有効に活用するのかはあなた自身にかかっています。
後回しにせず気づいた時に早くやりましょう。






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