「週刊新潮」の記事は確かに不愉快だが、そこを敢えて冷静に考えて見ました、きゃりーぱみゅぱみゅ様 | きゃりーぱみゅぱみゅ様がスキすぎてキレそう

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とにかくきゃりーぱみゅぱみゅ様が好きなのである。神が与えてくれた希望なのである。
チャーリー・パーカー様と共に、ワタクシの二大恩人なのである。

ワタクシはネットニュースはほとんど読まない。

 

しかし、流石にきゃりーぱみゅぱみゅ様。

きゃりーぱみゅぱみゅ様ほどのビッグネームになると、そんな情報弱者のワタクシにも届くのであった。

 

で、読んだ。⇒

新アルバム苦戦 「きゃりーぱみゅぱみゅ(様)」の路線チェンジ

 

なお、こういうニュースは我に返った時に恥ずかしいらしくすぐに削除されるようである。反省の意味がこもっていて大変よろしい。のだが、読めなくなってしまうと、今回の記事がワケワカメになるので、このブログ記事の下にコピペを残しておこうと思う。

 

 

事実に全く基づかない中傷記事は完全に無視する訓練は出来ているのだが、中途半端に事実を指摘してるだけになんか始末に悪い。

 

ところで、

ワタクシが過去阪神ファンをやっていたころ、大好きな掛布選手がこんなことを言っておりました。

 

スポーツ新聞に「掛布チャンスに三振!」という記事を見たとき、俺も一流になったんだと思った。

 

どういうことかと言うと、打ってニュースになるのはまだまだ普通の選手。そこを越えてミスがニュースになるようになって始めて一流選手の仲間入りだ、と。

 

売上が落ちてニュースになる。これまた、逆説的にきゃりーぱみゅぱみゅ様が偉大であることの証明になったかと思います。

 

 

それでは、イヤイヤながら、記事の内容に触れていくべ。

 

その1。

そもそもきゃりーぱみゅぱみゅ様のお魅力を「ド派手な衣装・個性的な歌詞・不思議なダンス、この3点セットの印象が強い。」だって。

 

ド派手とか、不思議な、とか、この微妙な揶揄加減が神経逆撫でするわ。歌詞についてだけ普通の表現(というか良い表現)になってるのが何故か、逆に気になる。ほんまに分かってんのか、追求したくなる。

 

 

その2。

「(新しい曲は)曲調もゆったりめで、ダンスも普通。」(に変わった。)

 

完全にヒット曲しか見てない。スローな曲、穏やかなダンスも普通に初期からあるけど、世間ってそんなもんなんだ。

 

 

その3。「25歳を迎えた彼女は、どうやら路線変更を狙っているよう」

 

間違ってはいない。でもさ、きゃりーぱみゅぱみゅ様は常に進化し続けているのだよ。だからその瞬間瞬間は常に路線変更してると言える。

 

 

その4。「セールスは1万枚をなんとか超えるくらいで、トップ10にも届かない。」

 

クヤシイが、今までのオリジナルアルバムの売上が、2位、1位、1位ときてるのに、オリコンでトップ10に入らなかったことは事実として認めなくてはならぬ。(とはいえ12位だから惜しかった。)

 

ただ、時代はもはやCDの売上だけでその楽曲の影響力を計ることは難しくなってきてて、きゃりーぱみゅぱみゅ様は最も早く配信に舵を切ってるということは、負け惜しみではなく、考慮しなければならないはず。「PONPONPON」が、1億以上再生されてる背景をよく考えてほしい。CD発売より先に配信開始してるんだよ。

 

といいつつ、CDの売上ですけど、タワーレコードさんでは9位でしたけど。

でも、これは完全に負け惜しみでしょうか。ちくしょ。

 

 

その5「迷走して改名、なんてことも有り得るかも……?

 

きゃりーぱみゅぱみゅ様が改名するかどうか、未来のことはそりゃワカラン。でも改名したとして、別に売上が落ちて迷走したとか、絶対そういう要因ではなくて、きゃりーぱみゅぱみゅ様自らの表現を考えた時に決断するはず。

 

 

この記事は、

 

「4年ぶりとなるアルバムを発売したが、“脱カワイイ”を世間はどう受け止めたのか。」

 

という問題提起から、

 

「ファンも一緒に年を重ねているんですが、きゃりーに大人っぽさを求めていないということでしょう」

 

と結論付けてる。

 

まあラストの一行、

 

迷走して改名、なんてことも有り得るかも……? 

 

は放っておいても、ファンの人って果たしてきゃりーぱみゅぱみゅ様に大人っぽさを求めていないのかな? 永遠に「つけまつける」や「もったいないとらんど」がいいのかな。

 

揶揄されてる記事で若干どころか結構不愉快ではあるけど、頭冷やして考えると、この点、ファンの人がどう思ってるのか、確かに興味はある。この記事のように、断言できるほどの材料はないとは思うけど。けど、興味はある。

 

それは、今まで、きゃりーぱみゅぱみゅ様が完璧なまでの少女としての瞬間を表現してきたということでもある。小さい子の憧れ度は、男女ともにだけど、特に女の子にとっては驚異的ですらある。

 

いつまでもそこに留まるのは不可能だとしても、あえてその不可能に挑戦して欲しいのか。その輝きは時間によって徐々にではあるが薄れていくことは避けようがない。しかもきゃりーぱみゅぱみゅ様は、その【消えゆく運命である】覚悟と切なさを十二分に表現してきた。

 

多分ストレートな魅力を大いに享受してきたのは若年層のファンだとして、ワタクシのようなジジイ層は、その煌めく一瞬のしたにある切なさ、そこに敢えて賭ける覚悟に強く惹かれたんじゃないかな。ま、ワタクシはその両方ですけど。

 

普段は人のことは全然気にならないが、きゃりーぱみゅぱみゅ様をワタクシごときよりもよっぽど強固に支え続けているファンの方の意見、これ是非聞いてみたい。

 

 

個人的には、その枠にはまりきらないものをきゃりーぱみゅぱみゅ様は持っていると思う。つまりは更なる圧倒的な可能性を秘めているので、これからますます楽しみでしかないのだけれども。

 

 

そこで新譜「じゃぱみゅ」だけど、これからのきゃりーぱみゅぱみゅ様の更なる爆発を十分予見できる、大変素晴しい内容だった。きゃりーぱみゅぱみゅ様の新たな覚悟が垣間見えるのだ。

 

といいつつ、長くなってきてるので、その「じゃぱみゅ」への詳しい感想などはまた後日。

 

 

 

 

 

新アルバム苦戦 「きゃりーぱみゅぱみゅ」の路線チェンジ

 かつては、こりん星の住人だったタレントの小倉優子も、今では「好きなママタレランキング」で1位を掴む存在に。この人も、キャラクターの脱皮を図り、飛躍したいということか。

 きゃりーぱみゅぱみゅである。きゃりーといえば、ド派手な衣装・個性的な歌詞・不思議なダンス、この3点セットの印象が強い。が、今月4日、プロバスケットボールのハーフタイムショーに現れた彼女は、イメージと真逆のものだった。

「オリーブ色のトップスに、髪飾りもしないシンプルな装いでした。曲調もゆったりめで、ダンスも普通。遠目からは、きゃりーだって分からないくらいでした」(運動部記者)

 25歳を迎えた彼女は、どうやら路線変更を狙っているようで、最近のインタビューでも、〈30歳、40歳でツインテールでテレビに出て、「さすがにきつい」みたいに思われたくないですし〉、と答えている。

 音楽業界関係者も、

「だいぶ早い段階から悩んでいましたよ。飲み会の場で、男性大御所アーティストに、『もう原宿系はキツイですよ』と心情を吐露することもありました」

 と、意外な一面を語る。

 先月末に、4年ぶりとなるアルバムを発売したが、“脱カワイイ”を世間はどう受け止めたのか。

「セールスは1万枚をなんとか超えるくらいで、トップ10にも届かない。オリコン1位を取った前作と比べても勢いがないです。ファンも一緒に年を重ねているんですが、きゃりーに大人っぽさを求めていないということでしょう」(同)

 迷走して改名、なんてことも有り得るかも……? 

「週刊新潮」2018年10月18日号 掲載

新潮社