まさかの前回からの続きです。
「ぱみゅ代、重大な相談あり。ミックスジュース持ってすぐに参上しておくれ。」
なんだよ、めんどく~な~。ミックスジュースはなかったから、麦茶な。
ぱみゅ代。ところでじゃ。ウォーミングアップ、いったいいつになったら一緒にやってくれるんじゃ?
いつになったらって、普通は一週間ぐらい一人でやってから言うセリフだろうが。
だれが決めたんじゃ。
だれがって。
そんなこと誰が決めたんじゃ。じぃは、いつでも自分の意見を言うことができるんじゃ。自由にな。
いや、そんな大上段なこと言ってんじゃないんだ。つい、昨日の話だろう、時々一緒にするっていうのは。
歳をとると、もう昨日のことが遥かかなた昔のことのように思えるんじゃ。
じゃあ、きゃりーぱみゅぱみゅ様と巡り合った日のことはどうなんだ?
それは、ついさっきのことのようにはっきりと思い浮かべることができるんじゃぞ。
ったく、都合い~よな~。そいえばおばあちゃんがしょっちゅう言ってるよな、たーじぃに向かって、都合え~な~って。気持ちが分かるよっ。
ぱみゅ代がワカル代。
その返しももういいって。で、なんだっけ?
いつ一緒にやってくれるのかという世間を騒がせている重大問題じゃ。
騒がせててるのはたーじぃだけだ。ほんとに。そのうち気が向いたら一緒にしてやるから。
いつ気が向くのじゃ?
わからね~よ。
ぱみゅ代。
なんだよ。
そこに座りなさい。
だから、メンドクサイって。
いいか、じぃは、5歳じゃないんじゃ。「いつか買ってあげるね~」の「いつか」が永遠に来ないことぐらい、もうぱみゅ奈でも把握してるぞ。
メンドクサイな~。ママもおばあちゃんもよくこのメンドクサイのに付き合ってるよ。尊敬するわ。
それだけじぃが偉大なんじゃ。
なんだよ、その全く意味不明な自信は。
相手をするのにこれ以上メンドクサイ人間はなかなか居ないぞ。
そんなもの自慢にならねーよ。みんな離れていくだろうが。
だ~が~~。それでも放っておけない危ない魅力がじぃにはあるんだぞっ。
ママを恨むよ。そんなに自信つけさせちゃって。
で、いつ付き合ってくれるんじゃ?
付き合うって言っても、運動だからな。別にデートする訳じゃねーしな。
あっ。ちくしょ。誘導されなかったな。じゃあ付き合うよって言葉がでたら、今からお茶でも誘うつもりだったんじゃが。
考えてることはみえみえなんだよ。
うむ。仕方ない。で、いつ一緒にしてくれるんじゃ?
気が向いた時な。
ぱみゅ代、そこに座りなさい。
だから、イヤだって。
気など、向ける気にならないと向かないのじゃ。いつかとか、だったら、とか、そういう曖昧なことはいかん。自分の生きる道は、自分でしっかりと決めるんじゃ。そこまでちゃんと決めていても、それでも揺らぐ時があるというのに、決めてなかったら、どこにも向かえないんじゃぞ。
だから、その大上段に構えるのやめろって。
よし。じゃあ、こうしよう。
どうすんだよ。
ぱみゅ代が学校に行かない日は一緒にするってことでどうじゃ?
は~? 学校さぼれなくなるだろうが。
さぼったらヒマじゃろ?
はー。やなこった。
しかし。今ここに宣言するのじゃ。ぱみゅ代が学校さぼった日には必ずじぃとウォーミングアップするのじゃああ。
勝手に言ってろって。しらねーよ。
もう決めたんじゃ。
知らないって。
決まったんじゃ。
知らないよ。
最近耳が遠くなってきてな。返事が良く聞こえないの~。とにかく決まったことは決まったんじゃ。
ったく。メンドクサイことになったぜ。
それでは、とても優しいじぃが、ぱみゅ代にもチャンスをやろう。
ん?
今意見は真っ二つに割れとる。こうしたとき、進化の過程にある人類は、多数決という方法を編み出したのじゃ。多数決で決めよう。
だって今二人しか居ないじゃん。
ふふふふ。お~い、ぱみゅ子~~~~。今だぞ~~~いっっっ。
あっママ、いつから居たんだ?
さーね~。ママもおじいちゃんに賛成よ~~。
ちくしょ。騙しやがったな。てか、ママのアイデアだろ。くっそ~。お~~~い、菜奈~~~。どこだあ~~~~っっ。
ぱみゅ奈はぱみゅ代の味方をするだろうと思って手を打っておいたわ。
ぐうっはっはっはああ~~。