妄想とはご都合主義の別名である。のです、きゃりーぱみゅぱみゅ様。たまにはこんな妄想もありでしょう | きゃりーぱみゅぱみゅ様がスキすぎてキレそう

きゃりーぱみゅぱみゅ様がスキすぎてキレそう

とにかくきゃりーぱみゅぱみゅ様が好きなのである。神が与えてくれた希望なのである。
チャーリー・パーカー様と共に、ワタクシの二大恩人なのである。

 

初めての方へ。⇒登場人物紹介です。もう少し詳しくは⇒こちらへ。適当に追記あり。

おじいちゃん⇒ワタクシの推定約10年後。娘が出来なかったので「お父さんのお嫁さんになる」と言われる夢が叶わなかったことが一生の後悔。ならばと孫と曾孫に目標を定める。

ぱみゅ子⇒本名杏子(仮名)。おじいちゃんのみ「ぱみゅ子」と呼ぶ。
ぱみゅ代⇒本名彩代(仮名)。ぱみゅ子の長女。推定年齢16歳前後。
ぱみゅ奈⇒本名菜奈(仮名」。ぱみゅ子の次女。推定年齢5歳前後。

ということで基本的には30年後の未来日記だが、まあ細かいことは気にしない精神で。

ではどうぞっ。

 


最初はこちら。

 

 

 

続きそのいち。

 

 

 

のさらに続きです。完結編。

 

 

 

 

ね~、おじいちゃん、わたし苦手なんだあ。 半分食べてくれる?

 

 

お~。いいともいいとも。でもぱみゅ奈はえらいなあ。残さない気持ちがあって。

 

 

えらいの?

 

 

そうじゃ。これは自分で作るようになったら分かるんだけど、出した料理を全部食べてくれる。これは本当に嬉しいことなんじゃなあ。

 

 

うん。

 

 

まー、今回はおやつだから、料理はしてないがのう。

だされたものは全部食べるのがもちろん理想じゃが、人には好き嫌いとか、おなかの具合とか、気持ちの問題とか、いろ~んなことがあって、それができない時がある。

 

 

そうだね~。

 

 

もちろん、おなかが痛いとか、いろいろな理由があるから、無理はしちゃいかん。だけど逆にいうと、ちゃんと食べられないということは何かあるかなって考えるきっかけにもなる。それほどちゃんと食べる問題は大事なんじゃ。

 

 

うん。

 

 

そして食べられない理由の中で、苦手だから、というのは克服したい種類の理由じゃな。

 

 

わたし、苦手なんだ。メロン。

 

 

お母さんに似たんじゃなあ。お母さんもメロンが大嫌いじゃった。

それに、メロンに関してはとても悲しい思い出が・・・・。

 

 

そうなの? どんなの?

 

 

いや、まあそのうちにな。それにしてもぱみゅ子も、どうしてぱみゅ奈の苦手なメロンをおやつに出すんじゃろうなあ。

 

 

なんでも食べられるようにならなきゃって言ってたよ。

 

 

ぱみゅ子もおかあさんになったんじゃなあ。

 

 

なによ、たーじぃ。当たり前じゃない。おかあさんはおかあさんだよ。

 

 

ほんとじゃな。母たるもの、自分が苦手で食べられなくても子供には食べさせる。立派な母親じゃ。

 

 

でも、たーじぃ。おやつにメロンがでたら、わたし、全部食べられないからたーじぃはお得だね。

 

 

そうじゃのう。なんかこの展開、いやな予感がするのじゃが。

 

 

おかあさんがメロンだすの、わたしの好き嫌いを無くすためじゃないと思うな~。

 

 

ん? それ以外に何か理由があるのかい?

 

 

それは言い訳で、わたし、きっとたーじぃのためにメロンだしてると思うなあ、おかあさん。

 

 

ん? なんじゃと?

 

 

わたしが全部食べられなくて、たーじぃに渡って、たーじぃが喜ぶと思って出してると思うっ。

 

 

そりゃほんとか、ぱみゅ奈。

 

 

だっておかあさん、たーじぃのこと大好きだからなあ。

 

 

な、なにゃ? そりゃ誠に真実、ウソの反対で太陽が東から昇る世界でのことなのきゃ、ぱみゅ奈っっ。

 

 

うん。おかあさん、なんだかんだ言って、最後には必ずたーじぃの味方するもん。

 

 

そ、そ、そ、そ、そやろか??? あんまりそんな記憶はないが。

それにしても。

ああ、生きてて良かったっ。こんな素敵な日が来るなんて。人生で最&高に嬉しい日じゃ。

もういつ死んでもいいぞっ。

 

 

じゃあたーじぃ、きゃりーぱみゅぱみゅ様に会った日は?

 

 

それも人生最&高の日じゃ。

 

 

なんかずる~いっ。一番はひとつだけじゃん。

 

 

ぱみゅ奈。そこに座りなさい。

 

 

もう座ってるよ。

 

 

うむ。

 

 

なーに?

 

 

いいかい、ぱみゅ奈。一番とは言っていないんじゃよ。最&高と言ったんじゃ。生きてるとな、そういった順番という小賢しい順列とか何もかもを飛び越えたスンバラシイことがあるのじゃ。とても順番はつけられない。一位とか二位とか、そんなものも全て何もかも突き抜けた出来事がな。

 

 

う~ん。なんか誤魔化されてる気がするう~。

 

 

そんなことないんじゃぞ。大きくなったら分かるぞよ。

 

 

でもさ、たーじぃ。

 

 

うん?

 

 

最&高の出来事はいくつもあるかもしれないけれど、お嫁さんは一人だけだよね。

 

 

うにゃ?

 

 

じゃあ、たーじぃは、わたしとおかあさん、どっちをお嫁さんにしたいの?

 

 

な、な、な、な、な、なにゅ??

 

 

どっちなの?

ね~、おかあさ~ん。ちょっと来てえ~~。

 

 

こりゃ。おかあさん呼ぶんじゃありませんっっ。ややこしくなるじゃないの。

 

 

どうしたの、菜奈。

 

 

たーじぃが、お嫁さんにしたいのはわたしかおかあさんか、今はっきりさせるって。

 

 

あら。そうなの。ぱみゅ奈。おかあさんを選んでも、泣いたらだめよ。

(ちなみに、わたしがおじいちゃんを選ぶとはひとことも言っていないわ。)

 

 

おかあさんこそ、わたしを選んでも、今日の夕ご飯は作ってよ。

(わたしだって、たーじぃを選ぶなんて言ってないもん。)

 

 

いや、あの、その、人類はこういう時のために、一夫多妻制という素敵な制度を作っててな。

 

 

だめ~~っ。絶対そんなのだめ~~~。お嫁さんは一人だけ~~。

 

 

そうよ、おじいちゃん。ちゃんと一人選ばなくっちゃ~~~。

 

 

二人に告げます。今、おじいちゃんの頭の中には、山口百恵さんの「絶対絶命」が流れているのでありますっ。

さあさあ さあさあ

はっきりカタをつけてよ

はっきりカタをつけてよ

はっきりカタをつけてよ

やってられないわ

その人と私のどちらを選ぶの

(作詞: 阿木燿子)

 

おじいちゃん、歌って誤魔化さないでっっ。菜奈、ドアちゃんと閉めてっ。おじいちゃん困ったらすぐにファッションモンスター 踊りに行っちゃうんだから。何百回逃げられたことかっ。

 

 

おかあさん、ばっちり閉めたよっ。

たーじぃ。どっち??どっちいいい~~~???

 

 

さあっ。どっちなの?

この浮気者め。

 

 

 

 

 

 

 

変なとこで協力するんじゃありませんっ。

ぱみゅ代って言って逃げきれるじゃろうか?

火に油じゃろうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人生最&高の日だったのに、なんでこんなことになるんじゃ。

きゃりーぱみゅぱみゅ様、お助けを~~っ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ぱぱんっっっ。

  ↑講談で張り扇で机を叩く音っっ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

というところで、

 

ちょうどお時間となりました~~~っ。

 

 

 

この続きは、またのご縁とあいなりましょう~~。