こんにちは、QLS Educationです
今日は毎週おなじみ、英語レッスンです
“make it up to you” とは?
基礎単語としてお馴染みの “make” 。
いろいろな使い方がありますが、今日は “make it up to you” を使えるようになりましょう。
この表現もテレビや映画の中でよく耳にすると思います。
一語一語はどれもよく知っている短い単語だと思いますが、全体の意味はわかりますか?
さっそく例文を見てみましょう。(該当箇所を便宜上、大文字で示しています。)
(例文1)
約束を破ってしまった彼Bに対してちょっとご機嫌斜めのA。
A: "Sorry, we couldn't spend time together today."
B: "It's all right. This is not the first time, anyway."
A: "You seem upset."
B: "No, I am not. But I have to admit I was a little disappointed earlier."
A: "OK. Let me MAKE IT UP TO YOU. We will spend this coming weekend in Paris. What do you say?"
B: "Are you serious?"
A: "Of course I am serious."
A: "ごめん、今日は一緒にいられなくて。"
B: "いいのよ。今に始まったことじゃないし。"
A: "怒ってるよね。"
B: "怒ってないわ。さっきまではさすがにちょっとがっかりしてたけど。"
A: "わかった。埋め合わせするよ。今週末はパリで過ごそう。どう?"
B: "ほんとに?"
A: "もちろん。"
もう一つ、別の例文です。
(例文2)
結婚記念日をすっかり忘れてしまった夫B。妻Aのご機嫌を取ろうとしています。
A: "What is it?"
B: "I know you're still upset about that."
A: "What do you think?"
B: "I know. Now here's the thing I want to do to MAKE IT UP TO YOU."
A: "I am listening."
B: "I am taking you out for dinner at your absolute favorite restaurant."
A: "That's nice. But I hope you don't think you can be off the hook that easily."
B: "I am quite aware of that. But I have more. And that would be a total surprise."
A: "Sounds good. We'll see, then."
A: "何よ。"
B: "まだ怒ってるだろ。"
A: "当たり前でしょ。"
B: "まぁまぁ。実は一つ提案があるんだ。それで機嫌直してくれないかなと思って。"
A: "あら、何かしら?"
B: "君のとっておきのレストランでディナーなんてどう?"
A: "いいわ。でも、そんなに簡単に許されると思ったら大間違いよ。"
B: "わかってるって。実はこれだけじゃないんだ。あとは見てのお楽しみ。"
A: "ふーん。まぁ、待ってみましょうかね。"
このように“make it up to + 人” は、予定していたことが実行できなかった、
約束を守れなかった、といった時に、償い、埋め合わせをするという意味で使われます。
日常会話でもよく出てきますので、例文で練習しておきましょう。
ちなみに、例文2に出てきた “off the hook” はVol.17で勉強しましたが、憶えていますか?
ぜひここでまとめて身につけてしまいましょう。
それでは今週はこのあたりで
Have a great weekend
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