遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

満天星の花

2020-04-05 16:10:34 | 日記

令和2年4月5日(日)

満天星の花 : どうだんつつじ

ツツジ科の落葉低木で、山野に自生するが

丸く刈り込まれたり、垣根等の庭木として

珍重される。

この花が鈴蘭の花をきゅっと絞ったような

大きさは、丁度エリカの花の様に可愛い花。

この花が樹木を覆うように咲き、満天星の

様に見える事からドウダンツツジといい、

漢字で「燈台躑躅」「満天星」と書く。

燈台躑躅は、「結び燈台」の燈台の脚に似

て居り、燈台を転訛してドウダンと詠んだ。

4月、葉と同時に白色の壺型の花を枝先に

咲かせる。一つの枝先から複数(4、5本)

枝分かれする特徴が在り、これが結び燈台

の様に見える。

満天星の由来は、中国の伝説により

「道教の神である太上老君が、お住まいの

仙宅で薬を練られていた折り、傍らに置か

れた玉盤に入れた霊水を誤って零された。

その水が飛び散り、その先に在ったドウダ

ンツツジに降りかかり、枝先に壺状の珠と

なって満天星の様に輝いて見えた。

この事からドウダンツツジが満天星と言わ

れるようになったとの伝えが在る。

秋になると真っ赤に紅葉し、再び目を楽し

ませる。

秋、ドウダンツツジの紅葉が、、、、

 

 

今頃(4月頃から)の季節、ドウダンツツジ

によく似た真っ赤な葉をした道路上の中央

分離帯や垣根をよく見かける。

これはレッドロビン(赤いコマドリ)と

いう、落葉低木で、「カナメモチ」と「オオ

カナメモチ」を掛け合わせた園芸品種である。

都市部の街路で最も多く見られる樹木。

季節を問わず、真っ赤な新芽が発生し春先に

真っ白な小花を付け、秋に赤い実がなる。

 

 

新型コロナウイルスの余談

先日、安倍総理が布マスク2枚を配布する旨

のニュースが流れ、自ら布マスクを着用して

国会に出席されて居たが、昨日(4日)突然

「不織布のマスク」を付け官邸に入った。

布マスク

 

不織布のマスク

 

何故か、この豹変ぶりは、、、、

国民、マスコミなどから叩かれ、海外から

失笑を買い、居た堪れなくなった、、、?

 

今日の1句

どうだんの花一斉に零れけり    ヤギ爺



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