遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

五山の送り火

2019-08-18 16:04:04 | 日記
令和元年8月18日(日)

五山の送り火


如意ヶ岳の大文字、松ヶ崎の妙法(西山、東山)
船山の船形、大北山の左大文字、曼荼羅山の鳥
居形の五つの火を五山の送り火という。

8月16日に行われる、盆の精霊送りの行事の
一つで、一際目を引くのが大文字という送り火
である。


山の中腹に「大」の字形に薪を積んで「火床」
とし、8時ちょうどに一斉に点火する
夜空に赤赤と燃えあがるので、盆の送り火として
最も規模が大きい。








舟形


左大文字



鳥居形

8時10分に「妙法」、続いて「舟形」が点火
され、8時15分「左大文字」、8時20分に
「鳥居形」が点火されていく、、、、。




NHKのBS放送で、「五山の送り火」の中継
があった。




ゲストの俳優、黒木瞳さん、佐々木蔵之介さん
と解剖学者の養老孟子先生が伝統行事の解説と
行事」の案内をされる。冷泉家等に伝わる盆
行事の紹介は興味深く、伝統を守り継ぐ、檀家
のご苦労が伝わってくる、、、、。

中でも、左大文字保存会の方々が、準備を始め
る様子が紹介される、、





市民から集められた護魔木短冊、塔婆、割木等
を仕分け、山の中腹迄担いで運び、火床の設営
や大松明の準備する、、、。


夜、法音寺境内に設置された蓮華台の親火から
火を貰い、大松明へ点火、、保存会のメンバー
が松明を手に隊列を作り、その中心に大松明を
囲み、大北山の山頂へと向かう。



8時15分、保存会長の銅鑼の合図により、
左大文字の火床へ点火が始まった、、、。
大松明を運び終えた、若者は「感無量です」
の一言、、メンバーの思いを背負い、、、、

今日の1句

綿々と繋ぎし左大文字      ヤギ爺


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