電車やバスの中、時には街中で、
足を踏まれたり、硬い荷物の角を当てられたり、
押されて転びそうになったりは、よくあることですね。
特につま先を踏まれると、かなり痛く感じます。
こちらに余裕があるときには、
「まあまあ、仕方ないよね〜。混んでるし~。」と
思いますが。
疲れていたり、いろんなことがあった日などには、
そうはいきませんね。
相手をにらみ返したり、
思わず舌打ちしたりしていませんか。
痛い思いをさせられたのに、
「ごめんなさい」の一言も無かったりすると、
更に腹が立って、にらみ返し、
踏み返してやろうかという気持ちになることもあるかもしれません。
でも、この瞬間が大切です。
そんな時でも、「大丈夫です」と言って、
にっこりしてみましょう。
相手は悪気があって、
足を踏んだわけではありません。
うっかり踏んでしまったのです。
あなたも、うっかり他人の足を踏んでしまうことがあるでしょう。
自分もうっかりすることがあるのですから、
相手のうっかりも許しましょう。
お互い様と思うのが正解です。
相手は「よかった。怒っていない」と、ほっとします。
そして自分が踏まれる側にまわった時に、
優しく「大丈夫です」とにっこりできるかもしれません。
つい腹を立ててしまうところで優しくなれる人は、
善意のバトンを渡す人です。
いつもいつもそんな風に、
善意のバトンを渡し続けて行けば、
世界中から争いがなくなると思います。
世界の平和は、
こんな風にささやかな善意の積み重ねだと思うのです。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
「共 感」
共感とは誰かが傷ついているときや
困っているとき、
たとえその人が知らない人であっても、
気持ちを理解し、
心配することです。
あなたにできることは、
ただ話を聞いて
優しい言葉をかけることでしか
なかったとしても、
助けてあげたいという気持ちを持つことです。
間違いをゆるすことです。
誰かが友達を必要としているときには
友達になってあげることです。
リンダ・カヴェリン・ポポフ著/ 大内博 訳/ 太陽出版
「52の美徳カード」「52の美徳教育プログラム」より
********************************************
「ヴァーチューズ・プロジェクト」は、
若者や家族の間で激しさを増しつつある、
身体的、精神的暴力を、何とかできないものかと考えた、
リンダ・カヴェリン・ポポフ、
ダン・ポポフ博士、
ジョン・カヴェリンの3人によって、
カナダで30年前に始められました。
ヴァーチューズ・プロジェクト」は、いかなる宗教や政治にも属さない、
世界の様々な文化や宗教が共有する
単純な叡智に基づいたものです。
それは私たちの中にある
最善の資質によって生きようと
教えるものです。
「ヴァーチューズ・プロジェクト」は、国際家族年の1994年、
あらゆる文化の家族のための
グローバルなモデルプログラムとして、
国際連盟事務局によって表彰されました。
********************************************
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
本プログラムは、随時セミナーを開催しております。
ご興味がありましたら、お問い合わせくださいね。
********************************************
親や兄弟とうまくコミュニケーションが取れない時、
こんな風に接すると、話すと、相手が傷つくことなく
元気になってくれるというタイプ別のコツがあります。
【家族を愛し幸せに生きたい人の為のちょっとしたコツ♪
《9つの分類》】 無料PDFファイルです。ご利用くださいね。
思いやりの心を育てる『美徳の言葉』
大切な家族と仲良くなるコツがわかる、簡単な質問と回答
サロン ド スペースリンクへの行きかた
お問い合わせは、こちら