かーちゃんはつらいよ

社会人(就B、生活介護)1年目のそうちゃん(自閉症、最重度知的障害、強度行動障害、てんかん)を育てるかーちゃんの雑記。

待合室で警備員さんが

2019年02月13日 22時18分56秒 | みゆみゆとの生活
朝、てんかんの主治医のところへ行きました。
診察待ちの間、そうちゃんは小さく独り言つぶやきながらプレイスペースをウロウロ。
小さい子が数人いましたが、遊びを邪魔するわけでも話しかけるわけでもなく、平和にその場にいました。
これはデイのおかげだなー、と思う。
小さい子達と一緒にいることに慣れてる。

診察は、いつもの女医さん。
薬を変えたいけど、今はしばらくこのままでいきましょう、と言われました。
お薬辞典とか、他院からのお手紙とか、いろいろ見せてくれながら具体的に説明してくれるので、信頼がおけます。

診察が終わったら、ご褒美のジュースを飲んだ。
そして、今日はこのあとが違う。
普段なら薬をもらって終わりですが、今日は採血がありました。
そうちゃんも説明がわかったようで、「ちっくん するよぉ?」と何度も確認していました。

このままスッと入れば問題なかったと思うのだけれど。
採血までの待ち時間がわりと長くて、そうちゃんは不安になってしまったらしく。
おもちゃコーナーからフラーっと抜け出し、
走った!!

読めたよ。かーちゃんは。
ほぼ同じタイミングでダッシュ。
すぐに捕まえることができました。

けどそれからが大変。
ニコニコ笑いながら「スーパーまで はしるよ?」とスイッチが入ってしまったそうちゃん。
制止が大変で、待合室で綱引き状態に。
みんなに見られてる気配は感じるけど、どうしようもできない。

そこへ、入り口の警備員さんが走って応援に来てくれました。
「おおー、こりゃ元気か良すぎるなー。」と言いながら、ソファーに座らせるのを汗だくで手伝ってくれて、ほんとにありがたかったです。
年配の男性でしたが、優しい雰囲気の方でした。

採血の部屋に入るのは渋ったけど、それほど抵抗せずにタオルで巻かれてくれました。
やっぱり採血そのものよりも、見通しの持てない待ち時間や経験のないパターンが不安だったとみえる。そこが自閉ちゃんだね。
私は、そうちゃんに声かけしながら、ベッドで馬乗りになって足を押さえました。
彼自身がケガをしないように。
採血の最中、抵抗をピタリとやめたそうちゃんが、針が刺さるとこをじっと見入ってたのが印象的だった。

採血後は、お薬もらって支援学校へ登校。
学校でもまだ興奮が残っていたのか、今日は何度か脱走しようとしていたようです。
夜も当然のようにハイで、久々にリスパダール液を飲ませて寝かせたよ。
過敏な感じで動き回り続ける時は、レンドルミンよりリスパ液の方がいいような気もする。
お薬の力借りてでも、ぐっすり眠れるのがいい。
こんな日は。そうちゃんも、私も。
(私は自然にどんだけでも寝れるんだけど、そうちゃんに夜中起こされるのが辛い。)

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