ケアプラン2表文例

【口腔ケア】ケアプラン記入例(文例)20事例

口腔ケアのケアプランの文例・記入例を作成しました!

・記録の書き方がよくわからない・・・
文例・記入例を参考にして効率的に書きたい!
監査や実地指導で指摘を受けないようにしたい!

そんな悩めるケアマネの参考になると思います!
是非ご活用ください♪
今後随時更新して追加していきます!

利用者及び家族の生活に対する意向を踏まえた課題分析の結果

本人

食事をおいしく食べて、体力や筋力をつけて、活動的な毎日を過ごしたいです。
口からしっかりとおいしい食事を食べて元気に過ごしたい。
口の中を気にすることなく、親しい友人と楽しくコミュニケーションしたい。
食事中にむせることが多く、安心して食事を食べられるようになりたいです。
口腔内を清潔に保って、歯周病とか虫歯を予防し、いつまでもおいしく食事を食べたい。

家族

食事をおいしく食べて、体力や筋力をつけて、活動的な毎日を過ごしてもらいたい。
口からしっかりとおいしい食事を食べて元気に過ごしてもらいたい。
口の中を気にすることなく、親しい友人とコミュニケーションをとって、毎日を楽しく過ごしてもらいたい。
食事中にむせることが多く心配です、安心して食事を食べられるようにしてもらいたい。
口腔内を清潔に保って、歯周病とか虫歯を予防し、いつまでもおいしく食事を食べてもらいたい。

ケアマネの課題分析結果

以上の利用者及び家族の意向を踏まえ、口腔内を清潔に保つことで、虫歯や歯周病など口腔トラブルを予防する必要がある。
以上の利用者及び家族の意向を踏まえ、口腔内を清潔に保ち、歯周病を始めとする細菌による誤嚥性肺炎や口臭を防ぐ必要がある。
以上の利用者及び家族の意向を踏まえ、口腔機能の低下により、食欲減退や社会参加の機会喪失を防いでいく必要がある。
以上の利用者及び家族の意向を踏まえ、口腔ケアを積極的に行うことにより、生活するために必要な「食べる」「呼吸する」「話す」「笑う」といった機能を改善していく必要がある。
以上の利用者及び家族の意向を踏まえ、口腔機能の低下による食欲減退、体力・筋力低下を予防する必要がある。

総合的な援助の方針

口腔内を清潔に保ち、歯周病を始めとする細菌による誤嚥性肺炎や口臭を防ぐことで、食べることや話すことが楽しみとなり、健康で明るい毎日を送ることができるように支援いたします。

【緊急連絡先】
長女携帯電話:(TEL:000-000-0000)
主 治 医 :(TEL:000-000-0000)○○病院 ○○先生

口腔内を清潔に保つことで、食欲やコミュニケーション機会の増加につなげ、結果として筋力や体力の強化とコミュニケーションの円滑化による社会参加につなげていけるようにしていきます。

【緊急連絡先】
長女携帯電話:(TEL:000-000-0000)
主 治 医 :(TEL:000-000-0000)○○病院 ○○先生

口腔ケアを積極的に行うことにより、生活するために必要な「食べる」「呼吸する」「話す」「笑う」といった機能を改善し、QOL(クオリティーオブライフ)の向上に繋げていきたいと思います。

【緊急連絡先】
長女携帯電話:(TEL:000-000-0000)
主 治 医 :(TEL:000-000-0000)○○病院 ○○先生

口腔内を清潔に保つことで、虫歯や歯周病など口腔トラブルを予防し、毎日の食事をおいしく食べられるようにします。結果として食欲増進により、体力や筋力が増強され、活動的な毎日が送れるようにしていきます。

【緊急連絡先】
長女携帯電話:(TEL:000-000-0000)
主 治 医 :(TEL:000-000-0000)○○病院 ○○先生

ケアマネじゃあ
ケアマネじゃあ
口腔内を清潔にすることでこんな成果、効果があります♪
①食事がおいしく食べられるようになる
誤嚥性肺炎や歯周病、その他の病気を予防できる
口臭予防、表情が豊かになってコミュニケーションが改善する

ニーズ 長期目標 短期目標 サービス内容

歯科受診

課題(ニーズ) 長期目標 短期目標 サービス内容
義歯を調整しておいしく食事を食べたい 毎日おいしく食事を食べることが出来る 義歯の調整を行う ・歯科受診による口腔内の確認と義歯の調整
・正しい歯磨きの指導
・定期的な歯科受診
・毎日のうがいと義歯洗浄
自分の歯でいつまでもおいしく食事を食べたい 口腔内の衛生状態を保つ 口腔ケアの習慣を身に付ける ・定期的な歯科受診(歯石除去、歯のクリーニング及びメンテナンス)
・正しい歯磨きの指導
義歯が合っておらず食事中に痛みがある おいしく食事を摂ることが出来る 自分に合った義歯で食事を摂る ・歯科受診による口腔内の観察と義歯の調整
・定期的な義歯の評価

口腔清潔

課題(ニーズ) 長期目標 短期目標 サービス内容
口腔ケアを行い、衛生的な生活を送りたい 口腔ケアを実施して清潔を保つ 口腔内の衛生状態を保つ ・口腔ケアや口腔体操を実施する
・かむ回数を増やして唾液の分泌を促進する
・正しい歯磨き習慣をつける
口腔内を清潔にして病気を予防したい 口腔内の清潔を保って、歯周病や誤嚥性肺炎を予防する 唾液を分泌つさせて、口腔内の乾燥予防する 唾液腺マッサージ(唾液腺をやさしく指でマッサージする)
口腔内を清潔にして病気を予防したい 口腔内の清潔を保って、歯周病や誤嚥性肺炎を予防する 定期的な口腔ケアを受けて、衛生状態を保持する 口腔ケアの実施
・ブラッシング
・楽な姿勢で、安定を保つように実施する
・口腔粘膜を傷つけないように注意する
・うがい水などで誤嚥しないよう注意する
いつまでも自分の歯で食事をしたい 口腔内の清潔を保持する 口腔ケアの習慣を身に付ける ・正しい歯磨き習慣を身に付ける(毎食後のブラッシング)
・口腔マッサージの実施
食事をおいしく食べたい 口腔内の清潔を保持し、食事をおいしく摂れる 口腔ケアを忘れずに行うことが出来る ・口腔内の清潔が保持できるような支援を受ける(口腔ケア、口腔リハビリテーションの実施)
口腔内を清潔にして病気を予防したい 口腔内を清潔にして、健康的な日常生活を送る 誤嚥性肺炎をはじめ口腔内細菌による感染の予防 義歯・口腔内・舌の清掃
※口の中に食べかすがないか確認する
※舌のブラッシングは力を入れすぎて、粘膜等を傷つけないようにする
口腔内の清潔を保ちたい 衛生的な口腔状態を保つ 口腔ケアの習慣を身に付ける 口腔洗浄および口腔ケアの体操を行い機能を維持する

摂食・嚥下

課題(ニーズ) 長期目標 短期目標 サービス内容
食事中にむせることが多く、安心して食事を摂りたい 安心しておいしい食事を摂ることができる むせ込みの回数を徐々に減らす ・食事形態および調理方法の助言
・トロミ剤の使用
・ゆっくりと食べるようにする
・食事中の見守り及び声かけ
口から食べることで栄養状態を良くして、体力を回復させたい おいしく食事を食べて、栄養状態を改善する 飲み込みをスムーズにする 嚥下体操(首のストレッチ、肩の体操、口の体操、頬の体操、舌の体操)
嚥下状態が悪く食事の量が減少している 嚥下機能が回復して食事量が確保できる 少しずつ食事量を回復させる ・口腔ケアを受けて栄養の補給を十分に行う
・食事形態の検討
・調理方法について助言を行う
・嚥下体操・マッサージ
食事中にむせることが多い 安心して食事を摂ることが出来る 本人の嚥下状態にあった食事を摂ることが出来る ・食事中の見守りおよび声かけ
・刻み食やとろみ食を検討する
嚥下の状態が悪く誤嚥の危険性がある 嚥下が上手くでき、安心して食事が摂れる 嚥下状態が少しずつ改善される ・口腔ケアの実施
・自分でできる口腔ケア
・口腔体操の実施
口からしっかりと食事をとりたい 安心して食事を摂ることが出来る 口腔内の清潔と潤いを保つ 訪問歯科診療(口腔清掃、咀嚼・摂食・嚥下のリハビリ、歯肉・頬部のマッサージ等)
口腔ケアで味覚を改善して、おいしく食事を食べたい おいしい食事を食べて、体力や筋力をつける 味覚の向上で食欲を増進させる ・口腔内や口周辺のマッサージで唾液を分泌させる
・嚥下体操で飲み込む力を鍛える
咀嚼や嚥下機能を向上させて、栄養状態を改善したい 口腔機能を向上させることでQOL向上につなげる(食べること) 口と舌の動きを向上させる ・口腔内や口周辺のマッサージ
・飲み込む力を鍛える嚥下体操

コミュニケーション

課題(ニーズ) 長期目標 短期目標 サービス内容
人との意思疎通を円滑にしたい 表情豊かにコミュニケーションをとる 口腔機能を向上させることでQOL向上につなげる(会話、笑顔) 頬などの口周りを鍛えるためのマッサージや、リハビリ
親しい友人と楽しく会話したい 口腔内の清潔を保つ 口臭を予防する 正しい歯磨きを習慣づける

モニタリングで使える文例

介護者が歯ブラシや歯磨き粉、コップに水を入れて準備することで、なんとか自力で可能。
介護者が歯磨き中の声かけと見守りを行っているが、磨き残しが多い為、その後磨き直しが必要。
義歯の出し入れは自分でできるが、義歯の洗浄は介護者が行うことで、口腔内の清潔を保っている。
義歯の着脱は本人が行うが、洗浄は介助者が行う必要がある。
口腔ケアに関する意識が欠如しているため、介護者が声かけし促さなければ自発的に歯磨きをすることはない。今後も継続的に口腔ケアの声かけをしていく必要がある。
口腔清潔に関しては、介護者が水を本人の口元に持っていき、口に含んで吐き出すことで清潔を保持している。
残歯はなく、義歯も使用していないため、介助者が口腔内をガーゼで拭くことで清潔を保持している。
歯ブラシや歯磨き粉やうがいの水を用意すれば、なんとか自分で行うことができるため、今後も自立支援の為の支援を行っていく必要がある。
歯ブラシを準備し渡すと本人が歯を磨くが、ほとんど磨けていないので、介助者が磨きなおしている。口腔内の清潔保持の為、介助者の一部介助が必要である。
歯磨・洗顔・整髪は自力で行うことができないため、毎朝介護者が全介助で行うことで整容を行っている。
歯磨きは介護者が行い、口をすすいで吐き出す行為は自分で行ってもらう。
自歯で、介助者が必要物品を準備することで、自分で磨くことができる。
自歯なし。毎食後に介護者が準備したお茶や水を飲んで口腔ケアの代わりにしている。
自分で口腔ケアは困難ため、介護者が、スポンジブラシで口腔ケアを実施している。
自分で歯磨きすることは可能であるが、介護者が見守り、声かけ、磨き残しがないか確認する必要がある。
自分で歯磨きをするが、磨き残しが多いため、介護者が再度磨き直す必要がある。
食後、介護者が口を開けるように促すと、本人が口を開けるので、入れ歯(義歯)を取り出し洗浄し、口腔内の清潔を保持している。
認知症があり指示が通らないため協力動作は得られないため、介助者が全介助することで口腔内の清潔を保持している。
認知症があるため、歯磨きを理解できず、介護者が全介助で磨く必要がある。
認知症で歯磨きの行為がわからず自分では行えないので、介助者が指示しながら歯磨きすることで口腔内の清潔を保持している。
【総合評価】
口腔内を清潔に保ち、歯周病を始めとする細菌による誤嚥性肺炎や口臭を防ぐことで、食べることや話すことが楽しみとなり、健康で明るい毎日を送ることができるようになるため、今後も継続して実施していく。
口腔内を清潔に保つことで、食欲やコミュニケーション機会の増加につなげ、結果として筋力や体力の強化とコミュニケーションの円滑化による社会参加につながるため、今後も継続して実施していきたい。
口腔ケアを積極的に行うことにより、生活するために必要な「食べる」「呼吸する」「話す」「笑う」といった機能を改善し、QOL(クオリティーオブライフ)の向上につながるため、今後も継続して実施していく。
口腔内を清潔に保つことで、虫歯や歯周病など口腔トラブルを予防し、毎日の食事をおいしく食べられるようになる。結果として食欲増進により、体力や筋力が増強され、活動的な毎日が送れるようになるため、今後も口腔ケアを継続していく。

専門家からの助言(歯科医師)

口腔ケアを積極的に行うことにより、生活するために必要な「食べる」「呼吸する」「話す」「笑う」といった機能を改善し、QOL(クオリティーオブライフ)の向上につながるため、今後も継続して口腔ケアを実施していきましょう
口腔内を清潔に保ち、歯周病を始めとする細菌による誤嚥性肺炎や口臭を防ぐことで、食べることや話すことが楽しみとなり、健康で明るい毎日を送ることができるようになるため、今後も継続して口腔ケアを実施していきましょう。
口腔内を清潔に保つことで、食欲やコミュニケーション機会の増加につなげ、結果として筋力や体力の強化とコミュニケーションの円滑化による社会参加につながるため、今後も継続して口腔ケアを実施していきましょう。
口腔内を清潔に保つことで、虫歯や歯周病など口腔トラブルを予防し、毎日の食事をおいしく食べられるようになります。結果として食欲増進により、体力や筋力が増強され、活動的な毎日が送れるようになるため、今後も口腔ケアを継続していきましょう。
口腔内の健康は口の中のだけではなく、全身の健康状態に影響を及ぼします。歯周病をはじめとする細菌は脳血管疾患や心疾患、誤嚥性肺炎などの病気にかかるリスクを高めます。それらの予防のためには日々の口腔ケアが重要です。
口には食べかすが残りやすく、さらに温度や湿度が細菌にとって増殖しやすい環境になっています。通常は唾液が自浄作用を持って口腔内を清潔に保ってくれますが、加齢や薬の副作用で唾液の分泌量が少なくなると、口腔内が不衛生になり細菌による歯周病や虫歯、誤嚥性肺炎のリスクが高まります。日々の口腔ケアが重要になります。
口腔機能の低下は「食べる」機能だけでなく「コミュニケーション」機能も低下します。コミュニケーション能力の低下は、社会参加や交流の機会を失って、活動性が低下し、その結果、筋力、体力、認知機能の低下といった問題も大きくなっていきます。日々の口腔ケアを正しく実施していくことが重要です。
加齢や薬の副作用などで唾液が減少すると、口腔内が乾燥し細菌が増加しやすくなります。口腔内の乾燥を防ぐには、口腔ケアによって衛生状態を保つことはもちろん、舌体操・嚥下体操やマッサ-ジなど機能的口腔ケアを行って唾液の分泌を促すことが重要です。
口腔ケアのまとめ

①口腔機能の向上で栄養状態が改善する
②口腔機能は『食べる』だけじゃなく『話す』『表情』『呼吸』に影響する
③口腔内の清潔を保って感染症予防