タイトル通りの内容、ネトフリのドキュメンタリー作品です。おとなしそうな彼女が考えついたことは?
2024年制作・イギリス・87分・
監督 ジェニー・ポップルウェル
脚本 ジェニー・プップルウェル
配信 Netflix
原題 What Jennifer Did
ネタバレ度40%(後半ネタバレ度90%)
あらすじ
カナダに住んでいるベトナム移民のジェニファーから、両親が侵入してきた男に撃たれた・・と通報が来る。
母親は死亡、父親は重症で意識不明。
唯一の目撃者ジェニファーから事情を聞く警察だが・・予想外の展開に驚く。
もっと知りたい方
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90%のネタバレ感想
一家は真面目で親切な人々。誰かに恨まれるようなこともしていません。
何故、こんな事件に巻き込まれたのか?
警察は怯えるジェニファーから話を聞くことに。
ジェニファーは侵入した男たちに両腕を縛られ、動けなかったけれど、何とか携帯で通報したのでした。
けれど、彼女の話には矛盾してる事が発覚。
ジェニファーは両親の過度な期待、束縛などに耐えられず、苛立っていました。そして恋人との交際も禁止されています。
結果、彼女の考えついた答えは・・邪魔な両親を殺害することだったのです。
あんな普通の女の子がこんなに?と驚きました。
どんな事があっても両親を殺す!って発想はあり得ないですよね。
彼女にとっては干渉されるのがそれほど辛かったのか・・そこまでは理解出来ませんでした。
恋人に頼み、両親を殺害してくれる人物を紹介してもらい・・実際に行動に移したのでした。
夜、家の鍵を開けて男たちを入れたジェニファー。
内容は予想してたけれど、取り調べの警察、ジェニファーの答え方などが興味深くて引き込まれます。
天才的な嘘つきな女の子ジェニファーですが・・意識を戻した父親から事実がわかります。
すべてジェニファーの嘘だったのです。
でも警察の取り調べ中の彼女は怯えてるし、泣いてるので演技もうまかったですね。
事件で怯えてたのではなく、すべては計算されていたと思うと怖いです。
母親は撃たれる前、犯人に「娘を傷つけないで」と言ったのです。
ジェニファーたちは25年間仮釈放なしの終身刑。父親からは、生涯にわたる娘からの接触禁止令も。
実話なので本当に恐ろしい事件で、予想してたよりも見応えありました。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
好き度は★3個(満点5個)