アメリカの高校生が原爆の可否に関してディベートをする小説を読んでみました | 本当の日本の歴史と、日本人を知って、自信を持つ日本人になるためのブログ

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日本の若者に、我々の先祖は、今を築いた立派な人達であることを理解してもらい、未来を切り開く自信を持ってもらうためのブログです。

閉塞した現代日本社会を打開するためにも、日本人としての自信を取り戻す必要があると考えており、そのための分析も試みています。

これです。

 

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いろいろな民族的ルーツを持つアメリカ人の高校生8人が、

二手に分かれて原爆の可否について、ディベートを行ない、

どちらの主張が妥当性があるかに関して、聴衆の判断を仰ぐ。

そんな感じのストーリーです。


まあ、肯定派が、

「広島、長崎への原爆投下は早期戦争終結のためには仕方なかった。必要悪である。」

否定派が、

「それは言い訳であり、必要無かった。それは人体実験であり、根本には人種差別があった。」

そう主張する。

そんな感じのストーリーです。


小説の論評は、後に書くこととし、

まずはこの問題に関する、僕の意見を書かせてください。


この小説もなんですが、

「原爆の可否」

って問題の中に、以下の2つが渾然一体に、

多くの人は無意識に、

この小説の作者は、(おそらく)意図的に、

なされているわけです。


1.現存する核兵器の存在は是か非か?

2.広島、長崎への原爆投下は是か非か?


僕は1の意味なら、原爆は肯定派です。

現実問題、全廃なんか出来っこないと思います。

参考「原水爆撤廃は政治公約か?」

 


それに、他のまともな国家が本当に、核兵器を全廃してしまい、

唯一保持しているのは、あの人権蹂躙国家だけ、

なんて世界は、考えただけでも恐ろしくないでしょうか?


それを使ったら使い返される、

これを核抑止力というわけですが、

これがあるからこそ、

明らかに世界は、以前より平和になっていると思います。

参考「過ちの起こった日を迎えるにあたって」

 


アメリカが何ゆえ日本に原爆を落とせたか?

といえば、

アメリカは、日本が核兵器を保持していないこと、を知っていたからです。

つまり、

日本は核抑止力を持っていなかったから、原爆を落とされたわけです。


したがって、現在の日本が核武装をすることも含め、

きちんとした国家が、きちんと管理することを前提に、

核兵器があることを、僕は肯定します。

それがあるから、それを落とされない。

それが現実です。

参考「田母神俊雄さん出馬」

 

 


ただし、2に関しては、はっきりと否定します。

広島、長崎への原爆投下は明確に間違いです。

この兵器を人の上に落としては、絶対になりません。

この兵器は、この目的以外では使ってはならないものです。

参考「今政治が解決しなければならない、緊急の課題 〜 ほとんど唯一の原水爆兵器の使い道」

 

 

 


あと、この書籍でも軽く触れられていますが、

先の大東亜戦争は、

日本の真珠湾奇襲攻撃で始まったものではありません。

戦争をやりたかったルーズベルト大統領による、

石油全面禁輸が原因です。


だから、

「卑怯な戦争を仕掛けた日本を懲らしめるために、原爆を落とした。」

は、明確に歴史の事実を知らない人の、間違った論理です。

ルーズベルトが戦争を意図した事実は、

いくらでも文書資料がある、明確な事実です。

参考「ケント・ギルバートさんの本を読んでみました」

 

 


現代の中国人、アメリカ人、日本人の高校生がこの事実を知らないのであれば、

それは、未だに70年前連合国が流したプロパガンダに騙されていることになります。

最近、

「政権のスキャンダルを隠すために、芸能人の麻薬逮捕をプロパガンダに使う。」

みたいなことを言っている人がいます。

その心配もなくはないですが、

この人達、その問題以前に、

70年前の連合国が流したプロパガンダに気付くべきではないのか?

と思います。

参考「「戦争プロパガンダ10の法則」を読みました」

 


大東亜戦争開戦当時、

日本人は、

「石油を止められた以上、(戦争を)やるしかない。」

そう認識していました。

アメリカ人は、

「卑怯な攻撃を仕掛けた日本人を懲らしめるため、(戦争を)やるしかない。」

との認識でした。

正しい認識のもと戦争をしているのは、日本人の方です。


だから、現在の視点で正しい歴史的事実から語れば、


「アメリカは、戦争がやりたくて仕掛けてきて、

その戦争を終わらせるため、を言い訳にして、

自らの力を見せつけ、人体実験目的もあり、

人種差別的感情も手伝い、

わざわざ、ウラニウム型と、プルトニウム型の種類の異なる2個の原爆を、

広島と長崎に落とした。」


ということです。

これ以外に、歴史的事実に基づく理解はあり得ません。


あと、これはディベートというゲームですから、

必ずしも自分が賛同する主義主張を支持する必要は、ないわけです。

けど、僕は、たとえゲームであっても、この問題で、

先の事実に反する意見の方の、肩を持つことはないです。

なぜならそれは、

プロパガンダという嘘を、蔓延させる手助けになってしまうと思うからです。


ホロコーストがあったことは、歴史の事実です。

広島、長崎に原爆が投下されたことも、歴史の事実です。

が、

南京大虐殺は、捏造であり、歴史の事実ではありません!


また、ディベートは、嘘でもなんでも、論争に勝った方が勝ちです。

で、中国人もアメリカ人も、自分が有利な立場になると思えば、

事実が何であれ、これをしてくる人たちである

それを日本人は、キチンと認識することが必要です。


無知で不勉強なため、騙されている人が、日本人のみならず、

アメリカ人、中国人にも結構いるわけです。

しかし、アメリカ人、中国人の中には、

捏造であることを認識した上で、自分の立場を守るために、

「あえてそうしている人が、少なからずいる。」

このことも、日本人は認識する必要があると思います。


この問題をネタにすると、どうしても記事が長くなってしまいます。


最後に軽く、書籍の書評を。

この本は、中高生向けに書かれた書籍のようで、大人なら軽く読めます。

子供たちに、

この問題を考えるキッカケを与える書籍としては、

このくらいでいいのかな?

と考えます。

(日本人の大人なら、先に書いた僕の結論まで、到達してもらいたいと思うわけですけど。。。)


また、話の結論の持って行き方は、

日米の文化差に精通した著者らしい、鮮やかなものです。

参考「過ちは繰り返しませぬから」

 

 


小説のタイトルの付け方、

「ある晴れた夏の朝」

も、この著者らしい、鮮やかなものです。


けれども、これではタイトルから内容を類推しづらくて、

損をしているのではないかと思います。


僕は、アメブロのハッシュタグ機能のキーワード、「自虐史観」で、

この記事を引っ掛けて、この書籍の存在を知りました。

 

 

 

 

 

偶然、この記事を見つけなければ、

この書籍の存在に、気づかなかったと思います。

ruraさん、紹介ありがとうございます。


なので、このブログ記事のタイトルも、

「ある晴れた夏の朝」を読みした

では、インパクトが弱いと思い、あえて掲題のタイトルにしました。

せめて、

「70年前のある晴れた夏の朝の出来事」

くらいにしないと。。。


あの日の朝、そこの人たちは何を思っていたのでしょうか?

みな、夢を持っていたはずです。


加えて、

米国はその威力を高めるため、そこが晴れていたからこそ、

あえて、そこに落としことにも言及しておきます。


相変わらず、長すぎですね。


推敲していて、自分でもやんなっちゃいました。。。



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