映画「アンブロークン 不屈の男」を観てみました | 本当の日本の歴史と、日本人を知って、自信を持つ日本人になるためのブログ

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日本の若者に、我々の先祖は、今を築いた立派な人達であることを理解してもらい、未来を切り開く自信を持ってもらうためのブログです。

閉塞した現代日本社会を打開するためにも、日本人としての自信を取り戻す必要があると考えており、そのための分析も試みています。

次回、田野神道場の読書部の発表の元資料として紹介するつもりの、

 

この本

 

 

 

もまた読んでしまいました。

参考「「海賊とよばれた男」を思わず読み返してしまいました」

 


参考「ケント・ギルバートさんの本を読んでみました」

 

 

 

 
この中で、

 

「上映前、反日映画ではないか?という反響があがった。」

 

 
って形で、この映画が紹介されてたんで、
 
どんなもんか観てみました。

 


それは、

 

 

 

です。



ストーリーはこんな感じ。


戦争で中止になった東京オリンピックで

金メダルを狙っていたアスリートである、

ルイ・ザンペリーニが、主人公となる、実話を元にした映画。

戦闘員として大東亜戦争に参加したルイ・ザンペリーニは、

乗っていた飛行機が墜落し、長期間海を漂流し、日本軍に救助される。

日本軍の捕虜になった彼は、

捕虜収容所の所長である渡辺伍長からのあらゆる意地悪に耐えて生き残り、

戦争終了後、無事生きて帰ることが出来た。

その絶対に諦めない不屈の精神を描く。

そんなストーリー。

詳細は

ここ

 

参照。


で、その日本人の描き方の悪さが反日的であるってことのようです。

原作の書籍に描き方があまり良くない部分がある、

という話もあるみたいです。

けれども、映画自体を純粋に見た限りで、

僕の印象を端的に言ってしまうと、

そんなに反日的とは、思いませんでした。


というか、悪役の渡辺伍長が、

個人的に意地悪な人間として描かれているってだけで、

民族としての日本人は全く描がけていません。

ネットで見つけた論評記事で、

僕も近いと思ったのは、この意見

超映画批評「不屈の男 アンブロークン」35点(100点満点中)

 

でした。

渡辺伍長以外の日本人は、この論評の通り、

「早くしろオラ!」

とか

「急げコラ!」

と叫んでいるだけで、

全く人間として描けていません。

その意味で、無知日的映画という気がします。


あるいは、

製作者は人間としての日本人を描く気は、

そもそも、全くなかったのかもしれません。

そういう意味では、無視日的映画なのかも知れません。


本当に奥の深い戦争作品にするためには、

敵を描くにしろ、味方を描くにしろ、

殺し合いに苦悩する人間の姿が描けていなければ、、、

と思います。


なんで、安直な作りの映画だな、が僕の率直な感想です。


日本人を人間味のある人物として描けているのは二ヶ所だけ。

渡辺伍長が飾る家族写真が写されるのと、

ルイ・ザンペリーニが東京大空襲直後の東京を歩かされるシーンで、

焼け出されて我が子の亡骸を前にして、

泣き崩れる母親の姿が一瞬だけ描かれるだけです。


でも、愛する人のために、命を捧げる心意気って話なら、

神風特攻隊を見るまでもなく、

日本人はアメリカ人に勝りこそすれ、

劣ることはないと思ってしまいます。

参考「当たり前のことは、誰も書かない」

 

 
さらに、この映画の主要なテーマは、


「キリスト教精神に基づき、敵も味方も互いに許しあわなければならない。」

のようです。

主人公のルイ・ザンペリーニが、

「日本人を許す。」

そう言ってくれるなら、僕は素直に

「ありがとう。」

です。


だけど、

この映画製作に関わったスタッフが言っているのだとするならば、

僕は「ん?ん?ん?」です。


前回も書きましたが、

参考「アメリカの高校生が原爆の可否に関してディベートをする小説を読んでみました」

 

 


お互いに、勘違いもあったにせよ、大きな意味では、

「戦争を仕掛けたのも、その戦争で無慈悲な攻撃を敢行し、

無辜の一般民衆を大量に殺害したのもアメリカ」

です。


どっかの隣国人みたいに過去を引きずっても、明るい未来はありません。

参考「みたび、韓国の歴史教科書について 」

 

 

 


ですから僕は、

「お互いに許しあいましょう。」

には、同意はします。

 

 

 

ですけど、


アメリカ人の集団(映画作成スタッフ)が、日本人の集団(映画の観客)

に言うってのは、違っていると感じてしまいました。

そのセリフを言うのは、俺たちの役目であって、お前たちではないだろう!

ってことです。


この映画製作に関わったアメリカ人全員が、

この事実を知らないとするならば、

その歴史的無知はひどく無いでしょうか?


最早、

「ここにも、自分の立場を守るため、

分かっているのに、あえてやっている奴がいる。」

そう疑っても良いレベルに達してると思います。


そういう意味では、先の戦争の最大の反省は、

「互いに、相手に対して無知であった。」

なわけです。


そこに、こんな無知日映画をぶつけできちゃうの?

って、気がしちゃいました。

参考「日本の戦争にYESを突き付けた人々」

 

 


いずれにせよ、

せっかくいい話題のストーリーを題材にしているのに、

単なるアメリカンヒーローの物語、

で終わってしまっているのが残念な作品ですね。


今現在公開されている映画では無いですから、

ネタバレも許されると思い書いちゃいますが、

最後の場面は、

おそらく晩年に聖火ランナーとして

オリンピックで走る、本人の映像です。

背景にある看板が、日本語なんです。


なんで一瞬、

「東京で走ると言う夢を、主人公は実現したんだ!」

と、思ってしまいました。

でも、後から調べで見たら、

これは長野オリンピックの映像なんだそうです。


確かに、1964年の東京オリンピックでは、年代が合いません。

でも、「日本のオリンピックで走りたい!」って夢は実現できたわけです。


良いラストシーンではありました。

 

 



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