dynabook、現代日本社会を象徴しているようなマシンです | 本当の日本の歴史と、日本人を知って、自信を持つ日本人になるためのブログ

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日本の若者に、我々の先祖は、今を築いた立派な人達であることを理解してもらい、未来を切り開く自信を持ってもらうためのブログです。

閉塞した現代日本社会を打開するためにも、日本人としての自信を取り戻す必要があると考えており、そのための分析も試みています。

 

今回、僕のdynabook(TOSHIBA dynabook R631/28E)

 

 

の増設に関し、いろいろ試して、それを記事にしてきました。


参考「東芝の今がある理由が、分かっちゃった気がします その1」

参考「東芝の今がある理由が、分かっちゃった気がします その2」



これ、わざわざ特殊なネジを使用することで、

開封できないようにしてあります。


こんなことしてあるマシンを、見たのは僕は初めてでした。


それを、

「スティーブ・ジョブズ率いるApple社がやった」

って話は、以前読んで、知ってました。


参考「Macのメモリを8Gに増強しました」


これは、分からなくはないですよ。


当時のIBM PC互換機は、

一般人が買える価格に抑えるために、貧弱なマシンをベースに、

それでは不足する部分は、

必要に応じユーザーが個別に増設すること

を常識とする中途半端なマシンでした。


そんな時代に、金に糸目を付けずに、

理想を追求したマシンを出していたのが、

Apple社でした。


だから、高いし売れないし、

ある意味、金持ちの道楽みたいなマシンでした。

それで屋台骨が傾いたわけです。


参考「現代の鶴田浩二 ー傷だらけの人生ー」

 

 

だけど、金額度外視で、理想を追求する

スティーブ・ジョブズの気概は分かるし、


「我々は、元から完璧な製品を出しており、顧客がカスタマイズする必要はない!」

とする気持ちも分かります。


つ〜か、その気概があったからこそ、

現在のApple社があるのが、今となっては、分かりますね。

参考「アップルVS.グーグル」


でも、今回のTOSHIBAのマシン、どう考えても動機が逆ですよね?


「こんなものを世に出したことを、知られたくない!

だから人に中を見られたくない!」


そんな、エンジニアのメッセージが、ビンビンと伝わってくる、マシンです (/_;)


まあ、1つ言えるのは、

価格を下げるために、極限までコストダウンをした

ってことは、分かりますね。

ディスクも、メモリも、、、

なんもかんもマザーボード上に乗っけることで、

コストダウンを図ろうとしているってことです。

 

 

 

でも、すると、せっかく2GB分のメモリは直付けしとしているというのに、

もう2GB分はスロットに乗せたんでしょうか?
 

 

 

何ゆえ、こんな中途半端な拡張が出来る余地を残したんでしょうか?

参考「dynabook メモリ10Gに増設出来ました」


せっかくなら、これも直付けにして、もっとコストを削減すればと思います。

何か、歴史的な経緯があったんですかね?


その理由、僕は、それくらいしか、思い付きません。

分かる人いれば、ぜひ教えて下さい m(__)m


まあ、徹底的にコストダウンと性能追求をした結果

失われたのが、メンテナンス性と、拡張性です。

徹底的なハードウェアの部分最適化の結果、

部分最適化の袋小路にはまってしまったようなマシンです。


なんか、戦前の零戦を、彷彿させるものがあります。

徹底的に細部にこだわった、芸術作品のような出来ですが、

その枠を飛び出す、チャレンジングなものが、ひとつもないのです。

参考「「マンガでわかる!零戦の動かし方」という書籍を読みました」


でも、何度も書きますが、

64Bit OSで、4GBメモリ、増設不可!

はあり得ないスペックです!

参考「64BitOSが必要になる理由とあるべきマシンのメモリ量」


と言うか、32Bit OSの限界は4GBまでしかメモリが扱え無いことです。

4GBメモリまでなら、32Bit OSで十分です。

顧客にとって、64Bit OSに移行する理由は、

「4GBを超える巨大なデータで使いたいから。」

これ以外にあり得ません。


4GB MAXの64Bit OSのマシンなんて、存在意義がありません。


それは、開発を担当したエンジニアも分かっていたはずです。


もし、僕がこの開発担当者で、

「こんなマシンを作れ」と強要されたとしたら、

会社を辞めてたと思います。


というか、僕が会社を辞めたのは、

似たような境遇に置かれたから、でした。

参考「今までの社会人生活の中で、現在が一番満足度が高い」

 


僕は、

良心を持った、誇り高い、日本のエンジニアが、

確信的にこれをやったとは、思いたくありません。


なので、こんな推測をしています。


このマシン、開発当初は、

「最後の32Bit OS向けをターゲットに、

究極の低コスト実現を目標に開発されたマシン」

なのでは、ないでしょうか?


とするならば、このスペック納得出来ます。

そうであるならば、このマシンは、ある種の完成形と言えそうです。


もう拡張の余地は、ありません。

32Bit OS上で、AsIsで、壊れるまで使い続けるしかありません。


かつ、また、


それで納得の値段だったのでは?

と思います。


それを、

このスペックでは売れないとの営業判断かなんかで、

無理矢理64Bit OSを乗っけちゃったんじゃないでしょうか?


これ、

エンジニアであるところのTOSHIBA社員個人に対しては、

極力性善説で考えています。


けど、会社全体で見れば、やっていることは、

日本人としての誇りも、良心のかけらも、無い!

ですわ。。。


安かろう悪かろうものを、半ば素人を騙して売っちゃってます。


そりゃ、顧客に聞けば、「安いのが良いです。」と答えるでしょう!

これで、顧客満足達成です!


参考「計画の計画をする人々」


まあ、ある意味、

・ハードウェアの開発力があった。

・エンジニアの理想を押し潰してまで、満足顧客を優先する組織であった。


だからこそ、出来た究極のマシンとは、言えますな^_^


もう一度繰り返しますが、

僕のいた会社も似たようなものでした。

だから、会社辞めましたし、今では、それが正解だったと思っています。

参考「これで潰れない方が不思議」


つ〜か、

バブル崩壊このかたの、日本の不調って、経済の問題ではなく、

この辺の日本人の精神性の問題、

もっと突き詰めれば、戦後日本の教育の問題なんだと、思わざるを得ないです。

参考「この2冊の本を読んで、日本国憲法の何がダメなのかが分かりました」


そこの改善が無ければ、日本の復活はないだろうと、僕は思っています。


今ある、日本の大企業、ひいては日本経済の現在、、、


そこのところを考えさせるマシンでした。



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6日目 今までの社会人生活の中で、現在が一番満足度が高い
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