ピア 人工関節と難病と猫と

ピア 人工関節と難病と猫と

・・・
人工関節の脚、肝臓の難病、慢性疼痛と闘っています。
時々は保護猫出身の愛猫のことも。
人生終盤、余生を悔いなく送りたい。
ブログを綴って、脳の衰えを緩やかに。

すべての命は


幸せになるために生まれてきたんだよ


だれの命も大切に
 


私の愛娘三毛猫ののか(猫・13歳)はとても神経質
ストレスですぐぼうこう炎になったり、便秘になったり

なので、極力病院には連れて行きたくない


でも、2日間嘔吐が続いて
食べなくなってしまった


薬だけをもらって飲ませたが、薬も吐いてしまった
そりゃそうだよね…



 
やっぱり連れていくしかないか!

予約がいっぱいだったが、急患扱いで診てくれた



キャリーの中では、
案の定大鳴き、食べていないので泡だけを吐く
 
気が気じゃないが
今は心を鬼にするしかない


エコーでみると胃液がたまっていて、
これが胃を荒らしよけい食べらなくしているそうだ


点滴で水分補給、
吐き気止め、胃腸薬の注射をしてもらった

そして、耳に、食欲増進の塗り薬!
(これが飲み薬並みに効果があるそう)




そして血液検査の結果は
なんと、ほとんど正常値!
私の血液検査より、ずっと優秀だった

胸をなでおろしたわ


先生、「老猫なので、これからいろいろ出てきます」

私耐えられるかな?

でも、生きている限り、誰もが避けられない 
老・病・死
そろそろ向き合う覚悟をしないと…


ののちゃん、病院こわかったね~



おかあちゃんといっしょに、
ゆっくり老いていこうね



 

 

 




昨年の芥川賞受賞作品


最初の数ページの
嘔吐しそうなエロ描写にビックリして、引いてしまった

ハプバ(ハプニング・バー?)なる場所で
普通の男女が乱交している描写だ

こういうことは今どきの若者の一部には現実なんだろうか




でもその描写は
主人公の重度障害者の女性が、
注文されて書いているネット上の潜入ーレポート記事

「コタツ記事」っていうんだって


現場取材などせず

ネットの情報を集めて

あたかも生々しい現場を再現させる



小説の主人公の女性は、筋萎縮を伴う難病で
身体もどんどん変形していき
 

人工呼吸器と痰の吸引が必須で

自由に動くこともできず
 

莫大な遺産に守られて生きている


「普通の人間の女のように子どもを宿して、そして中絶するのが私の夢」

(このへん理解できない)



そして金目当ての若い男性介護士に
夢をかなえてもらうことに…


 

最後のストーリー

風俗で働くホスト狂いの女子大生のくだりは
唐突でつながりがわからずよくわからなかった


小説はネットスラングや略語の若者ワードでいっぱい
 

老女である私にはストーリーも文章も
なかなかついていくのが大変だった


著者は、小説の主人公と同じ車いす、人工呼吸器使用
授賞式で「怒りだけで書いた」とスピーチしたそうだ



なんだかな…と思いながら読んだが
受賞作は、だいたい読む読書人が多いから


この社会には

障害者がいること
こんなに生命維持が過酷なこと
障害があってできることに制限があっても、心はまったく自由だということ


を知ってもらえるのかな
(私もその一人だし)

それは、寛容な懐の深い社会を
少しずつ作っていくのだと、思いたいが


ハンチバック…
車のこと?と思った
(それはハッチバック)

背骨の変形のことをいう

「ノートルダムの・・・」
と言えば古い人にはわかるだろうか


(hunchback)




 

 

 

 

再起するために懸命にリハビリを続けていたというが
癌が見つかってあっけなく逝ってしまった

天才らしい最期かもしれない

 

一度きりだけれど、コンサートに行った
この時の感動は、宝物になった

 

 

 

たくさんの小さな命(猫たち)を保護し、

そのためにピアノをやっているとご本人の言葉

猫飼いの一人として、胸に迫る



フジコさん語録(Wikiより)

「私の人生にとって一番大切なことは、小さな命に対する愛情や行為を最優先させること。

  自分より困っている誰かを助けたり、

  野良一匹でも救うために人は命を授かっているのよ。」

・(「あなたにとってピアノとは?」と訊かれて)「猫達を食わせていくための道具ね」

 

 

 

 

 

最近、人工股関節の方の訪問・フォローがある

ほとんど書いていないから、参考にならなくて申し訳ないと思う




最初は「人工関節のブログ」にするつもりだったけれど
 

その他の病気以外に、ねこ、食べ物、絵画、映画とか
なんかお気楽に、趣味や楽しみばかり書いているかも


 

でも、病気の私も現実だけど、
人生をそのものを、病気や障害に支配されているわけじゃない

 

なのでつい、いろいろ雑多に書いてしまいます


人工股関節の情報を知りたい方の期待を裏切って、すみません



さて、私の人工股関節再置換の執刀医と、お別れして早4年


再置換を迷ってグズグズして遅きに失したが
私のターニングポイントでもあった手術だった




Y先生元気かな

あまり……会いたくないけどね…

 

 

 

 

 

 
 
 
誰の参考にもならないけれど
自分用の記録として



参加資格は年金受給者
なるべく古い女子であること
(若い人はお断り、と言っても誰も来ないけど)


 
 
年金受給月に開催
贅沢することに、罪悪感がないように

 
貧しさが抜けない女古たちです




4月は日本料理

鰻が食べたい人と食べられない人といるので
どちらもやっている名古屋駅前の料理やさん



美しい三段のお重でした
 

 
 
 
 
 

 
 
 
食後ド〇ールへ移動して3時間近くしゃべり
(ドト〇ルいい迷惑)

しゃべり疲れて(やっと)解散



言葉が出てこない
名前が思い出せない
話題は老人ホームやお墓

 
全員同じような老い具合で、安心しました…
(なんのこっちゃ)