ダチョウの見学や餌やりなどが出来て、さらに併設の食堂でダチョウの肉が食べられるという、ものすごくシュールな空気を出している施設?園?です。
ダチョウを見学してから肉を食べるのはさすがに・・・と思ったので、食事のみでの利用です。
まず入り口の造作が、誰もが目の止める破壊力!
ダチョウ感が半端じゃない(笑)
車の先客は・・・0
そりゃ旅行者が沖縄来て、ダチョウ!?ってなりますよね。
分かります。
それでも切り込んでいくのが珍獣食ハンター!!
ワニ、カエル、ヘビ、ダチョウも実はちょっとだけ、食べてきた私。
虫以外に怖いものはありません。
虫はダメです・・・
車を止めると、オーナーさんらしき女性の方がお出迎え。
優しそうなお母さん。
店内に入ると地元の方と思われるお二人がお酒を飲んでました。
会話している内容が全く聞き取れない。
方言なのかな??
テーブルと座敷があり、座敷に通してもらいました。
店内ではTVもついており、TVを見たり、お母さんと話したり、常連さんが楽しそうにお酒を嗜まれてました。
さて、前置きはそろそろ終えて、ダチョウを実食しましょう!!
食堂しらさでご飯は食べたので、ライスとスープはいらないと伝えた上で、以下の中からどれを食べるか吟味。
・ダチョウステーキ
・ダチョウの刺身
・ダチョウのたたき
・・・ダチョウの三種の神器ですか?
ステーキは外せない。
では思い切って生ものいっときましょう!刺身で!!
実は、ダチョウランドが併設されているだけあって、ハエの数が尋常じゃない。
嘘が言えないので、そこははっきり書いておくが、衛生面は完全に謎・・・だから生はけっこう勝負。
でも、私たちは慣れていないから可哀想ということで、扉や窓を閉めて、お母さんが昔懐かしの蠅叩きで、かなりの数を退治してくれました。
ま、これも旅行の醍醐味です。
一般の人が来なさそうなエリアの開拓も旅には必要なのです。
まずはダチョウのステーキが登場!
でもどうてみてもダチョウ焼肉、またはダチョウBBQですよね(笑)
ここからはダチョウステーキ改め、ダチョウ焼肉でいきます。
あれ、想像以上に美味しい。
味はけっこう淡泊ですが、思っていたより固くない。
赤身の肉なので、牛や豚に比べてコレステロールが低く、とてもヘルシーだそうです。
けっこういける。
猪や鹿肉よりも、臭みもないし、食べやすい。
意外!!
牛や豚みたいな脂の旨さは全くなく、BBQで安い肉勝って皆で食べている時を想像してもらえると分かりやすいと思います。
経産牛を食べてみるみたいです。
続いて刺身。
ダチョウの焼肉よりも、色味が良い。
同じ部位なのか?
あれ、めっちゃ旨い!
なんだこれ。
たしかにダチョウ焼肉に比べて、歯ごたえというか弾力があり、噛み切れないけど、噛むと独特の弾力の後に生肉の旨さが出てくる。
これはダチョウ焼肉の数段上を行く意外な旨さ!
蠅が飛んでいるのは嫌だけど、味だけならこの刺身はリピートしたい。
不思議~
そして、生肉の取り扱いが大丈夫なのか?
牛や豚も今や生禁止の中で、ダチョウというイレギュラーなお肉を、まさか日本で生提供している勇気など、色々な感情がゆっくりと湧いてくる中、貴重な体験とともにお店を後にしました。
ここのお店の点数をつけるのが、とても難しいですが、お母さん、常連さんもとても優しい良い人たちで、とてもアットホームでお話好きな観光客ウェルカムな方々だったということも記述しておきます。
とにかく蠅、衛生面だけが私の気がかりな点でした。
会計は2品で2400円だったかな。
焼肉屋感覚で考えれば、コスパも悪くないと思います。