親へのこだわりが昇華できない本当の理由は | カズ姐さんの深くて面白い心理ブログ

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こんにちは。

リトリーブサイコセラピーで

心の悩みや問題を根本から解決する

心理セラピスト (サイコセラピスト)

カズ姐さん こと 大鶴和江です。

 

 

しばらくバタバタと移動続きで

ブログも書かないとなーと思いつつ、

気が付いたら8月になっていました。(;゚Д゚)

 

 

今日も涼しげな画像貼っときます。(笑)

 

 

さてさて、、、

問題を解決するのはセラピストではなく、

クライアントだとよく言いますが、

その意味がよくわからないと言われますね。

 

 

よく来られる悩みや問題の多くに

親への怒りやこだわりが手放せない、

許したいという思いもあるけど許せない、

親から離れたのに親への恨みが手放せない、

もう前を向いていきたいのに忘れられない、

というものがあります。

 

 

うん。そうなんだよね。

 

 

みんな頭ではわかってるけど

親から離れられないのは自分

なんだってこと。

 

 

よくいろんな人が言ってるし

知ってるけどどうにもならない。

 

 

気が付いたら、

思い出しては怒りまくり、

ふとした瞬間にイライラが湧いてきて

周りの家族や愛する人に八つ当たりして

相手を支配して思い通りにしようとしたり、

思い通りにならないと周りにブチ切れたり、

 

 

挙句には、自分に関係のない

幸せそうな人を見ると妬んだり恨んだり

影でその人のことを罵倒してディスってみたり、

意地悪したり嫌がらせしてみたり、

そして、冷静になると自己嫌悪。。

 

 

こういう方が毎日そのような状態に苦しんで

自分からこれイヤダ解決したい!と思うことが

すごく大事なんですけどね。

 

 

じゃあ、いざ、解決していきましょう!

となると、ずずずずずーーーと後退していく。

 

 

ずずずずーーーーーーーっと。

 

 

あれ?何が起こっているんですか?

さあ解決に向けてセッションしていきましょう!

 

 

と促すと、

 

 

またまたまたいろんな言い訳をしては

結局はセッションが

いや私は占いに行きます、スピでいいです、

神さま~~苦しみを取って下さ~~い!

となってみたり。

 

 

何が言いたいのかというと、

親に対する許せないという恨みを持ち続けて

それを生きる原動力として持っていると

一時的にはすごく頑張れるので

学校や会社では成績もよくて注目を浴びるし

給与も待遇も昇進もすべてを手にすることが

可能になるわけですからそれは止められまへん。

 

 

じつはそのような方の多くに

親への復讐→世の中への復讐

脳内変換が起きている人が多いのです。

 

 

そして結果的には立派になった自分を

親に見せつけることで

ほんとは「ざまあ!」と言いたい、

仕返ししてやったーわっはっはー!と言いたい、

のでありますが、

 

 

残念ながら親たちはにぶい。。。(-。-)y-゜゜゜

 

 

まったく無関心でへーと言ってみたり

ふーんと知らーん顔をして無視されたり、、

たいしたことないじゃないかと否定されたり、

本人達の思いとは裏腹になりがちです。

 

 

そうすると、またまたまこれでもかー!

とさらに頑張り続ける人もいます。

 

 

これでは恨みも怒りも手放せるわけもなく

いつの間にかそれを握りしめていないと

生きていくことができない脳みそになってしまい

頑張ることを止めてしまうとうつになったり、

世の中はみんな敵だー的な被害妄想になり

人が怖くなってますます悪循環になります。

 

 

 

私はそういう方に言います。

ねぇ恨みを手放しちゃったらどうなるの?

今までそれで頑張れたわけだよね?

じゃあ恨みを手放したら頑張れなくなるかもよ?

今までそれで手にしていたものも

手放すことになるかもしれないね。

それでも親を許したい?怒りを手放したい?

手放したその先どうなりたいと思ってる?

 

 

手放したいです!という場合はいいのですが、

本気で手放したい人はほぼゼロに近く、

いや、、やっぱり、、そんなのは考えられない

というのが圧倒的です。

 

 

世の中の自己啓発やらセミナーで、

よく頑張るのを止めましょう、と

簡単に言うのですが、

 

 

そんなのわかってたら簡単に手放せると

思うのでしょうが、言うだけで

簡単に止められるのであれば

とっくに簡単にやめられるはずなんです。

 

 

しかし、上記のような

脳の状態になっているのであれば、

簡単に手放せるわけではなく、

頑張ることをやめてしまったら

死ぬほどの恐怖を感じてしまうので

頑張ることを辞められない、

というのが真実なんです。

 

 

それは幼児期からの心のクセ。

 

 

もっといい子になったら

親に愛してもらえからもしれない

優しくしてもらえるかもしれない

私に関心を持ってくれるかもしれない

そんなはかない願いが叶えられずにいると

大人になってもずっとこだわり続けてしまいます。

 

 

頑張っていたらいつか。。。

世の中に認められる私になれば。。

 

 

思考ではそんなの無理だとわかっていても

脳・身体ではどこかで期待してしまうから

やめられません。

 

 

やめろと言っても止められないのは

思考と身体の反応「感情」が乖離していて

NO!頑張らないと死んでしまう!

警告を発するからなんですね。

 

 

ここをよく理解したうえで

心理セラピーセッションをしないと

問題をかえって強化してしまうのです。

 

 

私は無理に親を許そうと思わなくてもいい

といつもいい続けています。

 

 

順番が違うのです。

 

 

親を許さない、許せない自分を

認めてそういう自分を受け入れることを

優先にしていけば自ずと自分から許してもいい、

と自然に思える日がやってきます。

 

 

許さないことでいることで

自分の内側にある本当の悲しみ

無価値感や罪悪感に触れずに済むからですね。

 

 

そこに触れると死ぬほど辛いから

怒りという感情にすりかえて防衛する。

 

 

だからほんとの癒しって

怒りの感情を取り去ることではなく、

恨みの感情を取り去ることてもなく、

自分の悲しみや恐怖を認めて

じっと見つめてあげること。

 

 

自分の心のために、です。

 

 

そうすれば自然に周りを親を

出来事を過去のものとして捉えるようになり

自然にすべてが許せるようになるでしょう。

 

 

私の言う「まずは自分を癒す」は

そういう深い意味を持っています。

 

 

許す許さないではなく

自分の本当の深い悲しみを感じること。

 

 

ちゃんと泣こうよ。

自分のために。

 

 

ではではまた~ヾ(≧▽≦)ノ

 

 

2年ぶりの名古屋でオープンセッションすることになりました。大鶴にセッション受けたい方~いらして~ん!ヾ(≧▽≦)ノ

 

 

 

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