自己肯定感・自己評価が高いとすべてがうまくいく? | カズ姐さんの深くて面白い心理ブログ

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こんにちは。

リトリーブサイコセラピーで

心の悩みや問題を根本から解決する

心理セラピスト (サイコセラピスト)

カズ姐さん こと 大鶴和江です。

 

 

だんだん涼しくなってきたとたん!

風邪をひいてしまった大鶴です。。。(;´・ω・)

 

 

今回はのどをやられてしまい、

ほんとに声が湯婆婆のような

地獄の底から這いずり出るような

声しか出まへん。怖いですよー

 

 

 

さて、先日ブログに自己肯定感について

ご質問をいただきましたのでこれについて

私の考えを記事にしてみますね。

 

かず姐さんのブログが大好きでいつも楽しく拝見させていただいています。最近、「自己肯定感」や「自己評価」に関して思うことがあり、コメントさせていただきました。

心理系のブログでは「自己肯定感はすごく大事です」とか「自己評価も高く持ちましょう!」とか、よく書かれていますが、ふと思いました。

いくら自己肯定感や自己評価を高く持っても、周囲が自分の存在を認めてなかったり、嫌っていたり、低く評価をしていたら、人間関係は絶対うまくいかないぞと。

このへんのことを書いてるセラピストさんが、ほとんど居ないのと「自己肯定感や自己評価を高く持てばなんでもうまくいく、何でも解決する?」みたいに書いてる人があまりに多いので、ちょっと腑に落ちなかったりします。

実際、自己肯定感や自己評価を高めようと努力しながらも、現実が全然付いてきてない人は沢山いるように思います。

これと似た話で、ある大物芸人さんが以前テレビでこんなことをおっしゃってました(こんなニュアンスだった)

芸人でも面白くないのに、自分は売れる、面白いって言う奴おんねん。自分を高く評価しとんねんな、自信があんねんな。でもな、それ決めるんはお前や無いねんって、お客さんやねんーって俺言うたったんや。そしたら、ソイツ。いや、自分は面白いと思いますって、まだ言うねん。せやから、あのなー言うてな話たんやけども。

こういう奴ってね、絶対売れへんし、うまくいく奴はね、芸が面白いだけでなくて、例外なく周りから愛されてる。自己評価が高くても、周りがソイツのこと評価してなかったら売れへんねん。そこをソイツは分かってないねん。

これを聞いて、なるほど~確か~と思う自分がいたのですが、逆を言えば「自己肯定感」や「自己評価」が何の意味も持たない、意味を成していない?

また、性格が良いからと言っても必ずしも人から好かれたり、大事にされるわけではないし、反対に性格が悪いからと言っても、必ずしも人から嫌われたり、大事にされないわけではない(これは色々な人と出会い、自分が感じたことです)かといって、それが自己肯定感や自己評価の問題かというとそれともまた違う?

 

ありがとうございます。

いい質問だと思います。


自己肯定感や自己評価の違いがあまり明確に

語られていないと誤解も生じやすいなと

わたしも常々感じているところでした。

 

 

まずは自己肯定感というものは

自分自身が自分にOKが出せていること、

という意味です。

 

 

これはたとえば、、

失敗してもダメなことがあったとしても

自分という人間自体がダメなのではなく、

失敗した行為や物事がうまくいかないだけで、

それが「自分はダメ」に紐づけされないこと。

 

 

うまくいかない出来事や失敗などがあっても

だからといって自分はダメな人間だとは思わないし

次にやれることを頑張ろうになるから

自己肯定感がある人は心が強い

ともいえます。

 

 

ところが、自己肯定感が低いと、、、

 

 

やたら周りの評価に左右されてしまったり

失敗やうまくいかない出来事があると

すぐに落ち込んでしまい立ち上がれなくなります。

 

 

こんな私だからダメなんだ、と自分責めに入り、

でもこんな私を認めてくれない周りが悪いんだ、と

一転して、今度は他人責めに入り

スピに逃げて「私はありのままで素晴らしい」と

変な自己陶酔に走って本当の恐怖を抑圧したり、

私がうまくいかないのは星回りのせいよ、とか

そのままでいいよという教祖に依存したり、、と

 

とにかく

自己肯定感が低いと自分軸がぶれぶれです。

 

 

自己肯定感が高い人は、

嫌な事もある、失敗もたくさんある、

うまくいくよりうまくいかないことの方が多い、

今の自分はそういう自分、そういうこともある。

 

 

しかし、、

 

 

自分のできない部分

それが全てじゃないし、、

だからできない自分がこれからもっと努力して

成長していくためにどうするか?を考えられるし

一瞬落ち込んだりしてもすっと立ち上がって

次どうするか?を考えたりもする、、

そういう人だと思います。

 

 

そして、

自己肯定感が高いと

自己評価が高いのか?

という点についてですが、、、

 

 

自己評価が高いから自己肯定感が高い

とはいえないと思います。

 

 

なぜなら、

自分の現状をまず

ありのまま認識しているか?

という点ですね。

 

 

先ほどの事例のように

失敗やうまくいかない出来事があったとして

自己肯定感が高い人はありのまま受け留め

「うん、今の自分はできなかったし失敗だ」と

きちんと自分の過ちや至らなさを認識

しているのに対して、

 

 

等身大の自分を認めることができず

「俺に失敗などない!あるとすれば

周りがオレをサポートしなかったからだ!」などと

被害者意識に突入し、、

 

 

自分がダメであることを認めたくないから

「俺は素晴らしいはずだー!」に固執し

自分の無価値感を抑圧してしまう。。

 

 

これは

自分が王様や女王様気質にありがちで

決して自己評価が高いのではなく、

 

 

自己否定や自己評価が低くて

自己肯定感が低いからこそ

そんな自分を認めるのは死ぬほど怖いから

その不安や恐怖を抑圧し無かったことにして

「俺はできる、私すごいのよ」に走り

痛い痛い痛すぎ人間になってしまうと思われます。

 

 

だからキラキラ起業女子や意識高い系の方達は

不安や恐怖をベースに行動しているのです。

 

 

対して、

 

 

自己評価の高い人ほど周りの価値観や

他人との比較ベースでは心が動かないので

評価されることではなく自分がやりたいことに

自然に集中できるので結局は周りからも

高い評価を得られることになります。

 

 

よく見るパターンにキラキラ起業している方で

タロットやったかと思えばコーチングやって

その次は宇宙コンサル?今はフォトセッション?と、、

いったいあなたは何がしたいの?状態です。

 

 

キラキラさせる理由は認められたいのと

自分が輝いていないとダメだと感じているので

自己否定を隠して抑圧するためにやっている

としか思えません。

 

 

要するに自己評価が低いから何をしていても

満足できないし、自分はこんなもんじゃない、

もっと認められたい!という飢餓感から動いて

本人もわけがわからなくなっている感がします。

 

 

自己評価が高ければべつに自分が好きだからやる、

他人が認めようが認めまいが関係ない、

集中して好きな事をやり抜けば

いいんではないでしょうか。

 

 

継続する人は必ず成功しますから。

 

 

だから

自己評価と自己肯定感とは

似て非なるもの

 

 

それは彼らの中での自己評価なので

自分をありのままに肯定しできる自分もあるし

できない自分やだめなところもあると認める人ほど

等身大の自己を認識して

どんな自分もアリだと認めている点

ではないでしょうか。

 

 

自己肯定感と自己評価が高いは似ているけど

ちょっと違うという意味が

おわかりいただけたのではないかと思います。

 

 

って説明的になって

難しくなってしまいましたね。うう~汗

すいません。

 

 

今日はこれまで。

ではではまた~ヾ(≧▽≦)ノ

 

 

 

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