支配された人は人を支配する? | カズ姐さんの深くて面白い心理ブログ

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心の悩みや問題解決を専門とする

株式会社ユアエクセレンスカズ姐さんこと大鶴です。

 

 

 

最近は動画をたくさん撮っていて

編集で消耗しきっております。。えーんえーん

 

 

これも動画撮ろうと思ってるんですが、

例の煽り運転のブログ

書いたところえらいこと反響がありました。

 

 

そして、この煽り運転事件に関して

コメントで質問が寄せられましたので、

今日はこれにお答えしていきたいと思います。

 

 

いちろ。さんからのご質問です

=-------------------------------------

こんにちは。
私は母親に支配されてきた感覚が

ある事に気づき、

今、軌道修正しているところです。
“弱い者”と言えば“子供”を連想しますが、

私には子供がいません。
“弱い者”が身近にいない場合、

何か起こる事はあるんでしょうか?

=-------------------------------------

 

いちろ。さん

ありがとうございます。

 

 

このような質問はほんとうに

有り難いのです。

 

 

つまり煽り運転で支配依存関係に

あったとされるこの男女の心理について

共依存状態であっただろうと

分析してみましたが

 

 

支配されると支配するという

支配と依存が逆転するのはなぜ?

という意味なのですよね。

 

 

 

では早速お答えしますね。

 

 

結論から言いますと、

支配するのは必ずしも、、、

子どもとは限りません。

 

 

たとえば、

自分の夫であったり、

友人であったり、

仕事での部下であったり、

ビジネスパートナーであったり、

ペットであったり、

します。

 

 

つまり、自分よりも

心理的に弱い立場を取る者

に対してまず感じるのは

この人からは

たぶん攻撃されないだろう

というヘンな安心感。

 

 

支配関係に慣れてきた人ほど

この人は自分を責めたり

攻撃しないと感じると

支配されることに対して感じる

恐怖や不安から

一時解されるのです。

 

 

人はその時その時に感じる感情を

そのまま表現しないまま抑圧して

抑え込んで日常にしまいこまれると

あるとき爆発するときがあります。

 

 

これがまさに、

怒りという感情として

表現されることが多いのです。

 

 

でも、

いい人という仮面をつけて

我慢している人ほど

素直に自分の感情を

認めることができません。

 

 

だから

いい人ほど

イライラしやすい

といえるでしょう。

 

 

しかし、人間という生き物は

感情というエネルギーを発することなく

しまいこまれたままでいると

その感情エネルギーはどこかで

ガス抜きが必要

になってしまうのです。

 

 

それが

いじめという形であったり、

嫌がらせや意地悪であったり、

パワハラやモラハラであったり、

DVであったり、

虐待であったり、

今流行の?煽り運転

だったりします。

 

 

問題はこのような場面において

人が怒りを表現するときは

どこかで相手が攻撃してこない

ことを知っている時です。

 

 

つまり、安心して緩むと

その時に表現されなかった

隠された怒りも出やすいメラメラ

ということなんですよね。

 

 

これが大問題です。

 

 

安心を感じると

隠された怒りが噴出しやすい

 

つまりイライラや怒りは

安心を感じる

相手に対して表現されやすい

ともいえるわけなんです。笑い泣き笑い泣き

 

 

あら、困りますね。

 

 

そうやって大事なパートナーを

失ってしまうというパターン

よくありますあります。

 

 

だから安心感を感じるパートナーや

子どもや部下や友人に対してなぜか?

 

 

否定的な言葉をなげつけてみたり

こっそり困るような意地悪してみたり、

見えない所で誹謗中傷したり

するわけです。

 

 

これ、幼少期の家族関係が

そのまんま!投影で起きるんです。

 

 

怖いですよね。。。滝汗

 

 

つまり、支配関係という

家族間のコミュニケーションを

経験し慣らされてきた人は

 

 

当然のように無意識にですが

相手を自分よりも

上か?下か?で見ているため、

 

 

自分よりもレベルが下だと

無意識レベルで判断した場合に

わけわからないうちに

相手のできない部分を見つけた

たったそれだけでイライラします。

 

 

あるいは、自分よりもレベルが低い

と思っている人物が人よりも優れて

褒められたりしているのを見て

嫉妬と怒りがぐるぐる渦巻きます。

 

 

それは、

無意識に相手を

見下しているからだったりします。

 

 

親自身が子に対して

いい子であることを強要し

力のある者や出来のいい者が

この世で認められるべきだと考え

 

 

子はその通りに

親のいいつけ通りに従い

いい成績でいい子で自分の意見を言わず

そうやって居場所を得てきた人ほど

 

 

力のあるものには

ひれ伏し依存し

 

対して

力弱き者に対しては

寛容なふりをしては

見下していたり

という場面をたくさん見てきました。

 

 

そういう

支配と依存の関係を

家族関係で強く持っていたという

環境下に育った人ほど

その傾向は顕著なのです。

 

 

私は弱者の味方です、なんて人を

私はこれっぽちも信用できないのは

そういう人ほど他人を見下す傾向が強く

差別意識の強い人が多いからですよ。

 

 

その怒りのほんとの矛先は

じつは親に対してなんですよね。

 

 

その親に対する未完了を

いまだに完了させていないから

いまだに自分の中にくすぶった怒りを

他人に向けて投下し続けてるだけ

 

 

支配を受け入れる代わりに

怒りを呑み込んで

いう通りにしてきたからです。

 

 

そのストレスはどこかで

自分よりも弱き者に対して

ガス抜きされていきます。

 

 

そうやって

精神的なバランスを保つものの

あくまで一時的なんですね。

 

 

本当の怒りは

ただの悲しみだったりしますから

ちっとも癒されないんです。

 

 

意地悪しても、怒りをぶつけても

ちっともスッキリしないのは

それは本当の感情じゃないからなんですよ。

 

 

また感情については今度

YouTubeで詳しく

動画で語ろうと思っています。

 

 

だから親などに支配されてきた

という人が、時を経ると

どうして支配者になりやすいのか?

ということを理解できるかと思います。

 

 

それを知るだけでも

人生はまったく変わりますよね。

 

 

人との関係性を支配と依存ではなく

肩を並べた目線の合う

良好な関係に生まれ変わらせることは

充分可能です。

 

 

今回は福岡でもこんなイベントで

私がお話しする予定です。

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9月28日に福岡でイベントにて大鶴しゃべくります

お気軽に遊びにきてね

 

 

はーい、ではではまた~(^_-)-☆

 

 

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【煽り運転】きもとさーんきもとさーん!手を繋いで

 

 

 

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