まめぞうの噺華集*新天地版

猫と日本舞踊にお花見お散歩etc…旦那はんとのぬる~い日々を徒然に

失敗も多々有りますが・・・良しが!!

2018年10月10日 12時26分32秒 | 日本舞踊:稽古日誌
 本日は、朝からお天道様も燦々と・・・
暑過ぎずの過ごしやすい秋模様でしょうか。

 こんな時間…お昼時分にブログ書き??
本日はお稽古日では・・・なのですが、
本日のお稽古はお休み。明日に変更となっています。
そんな訳で、お久し振りに早々の…昨日のお稽古日誌です。

 昨日も秋にしては暑い日で、
まだまだの半袖の姿で伺いました。
(…夏服が中々終えませんね
やっぱり暑い まめぞう稽古日です

 いつもの様に『小品の群舞』のお稽古を一人で・・・
先ずはひと踊り。
こちらは、まだ先の事だし一人でなので 振りの確認・形の確認 といった感じかな?!

そして、二段目・・・
『三ツ面子守』です。
一寸焦ってしまった踊り始め?!
何と「草履」が脱げそうになってしまいました
足指がシッカリはまって?なかったのか、力をシッカリと入れていなかったのか、
鼻緒から外れてしまった左足。
踊り乍ら直そうとしても上手くいかず、先生が思わずテープを止めて下さりました。
この間僅か数秒の事です。が、長く感じた数秒でした。
先生から『手習子』の折りにも御注意を頂いていた
 草履が脱げない様にの事!
今迄のお稽古等々では脱げた事がなかったので、全然気を回していなかった・・・
先生からの以前での御指導を忘れておりました
お稽古だったから良かったものの、これが本番だったらと思うとゾッとしました
何せ、草履は脱げかけたら最後・・・踊り乍ら履き直すなんて出来ません。
万が一 そうなってしまったら、
 振りを変えてでも「お役のママで!!」履き直さなくては・・・臨機応変に!
とは判っておりますが、
そんな事瞬時に出来る自信は・・・全く有りません
兎にも角にも、
 足元までも気を入れて!!!
お稽古…本番と踊らなくては・・・と痛感致しました。
まぁ、前向きに考えれば、
此の時期に、この様な失敗をしておいて良かった・・・かな
お稽古・・・特に「下浚い」に色々と失敗をしておいた方が、
直す所・注意する所 が分かって、本番は失敗しない!?と言われておりますのでね

後は、それほど・・・
否、大事な御注意を頂きました。
「お面の段」に入る前の、子守っ子が赤ちゃんをあやし笹を指して・・・の所で、
私は、何となく指していました。
 笹(三つの小面の着いた…)を指すのか、空を指すのか・・・
どっちつかずの指し方でした。
すかさず先生…
 〜何処指しているの?
   笹を指すなら、シッカリと指さなきゃお客様には分からないわよ。
まめぞう…
 〜す・すみません・・・
   先生に伺おうと思っていたのでした
   ここは笹(小面)を指すのか、それとも「アッチよ!」って空を指すのか・・・と。
先生…
 〜そうねぇ・・・
   ここは小面を指した方が良いわね。
   やってごらん!
まめぞう、やってみます。
先生…
 〜その笹の持ち方では、お客様には笹を指している様に見えないわよ。
   持ち方を変えなさい。
まめぞう、やってみます。
先生…
 〜そう! その方が良いわね。
   ソレでいきましょう!

と云った具合の事が有りました。
ほんの些細な振り(持ち方・見方)の違いですが、全然感じが違って来ますね。
でも、より芝居!となって・・・難しいです

それと、
「おかめさん」のお面の段にて、
先生…
 〜お扇子から顔を出す時、もう少しお扇子を下げないと顔が出て見えないわよ。
まめぞう…
 〜はい!
   自分の顔より一回り大きいのを忘れてました
先生…
 〜そうよ!
   お面を被っているんだからね(笑
と、
思わず笑い合ってしまいました。

・・・・・

お稽古終了後には、先生より
 〜大分良くなって来たわよ。
   ひょっとこ・おかめ・恵比寿 がラシク見える様になってきたし、
   子守さんも可愛らしくなってきたわよ。
 〜お稽古を積むって本当に大切な事ね。
との、
大変に嬉しき御言葉を頂きました。
勿論、まだまだです。「〜なってきた」の段階ですが、
先ずは先ずはの「良し!?」を頂けたのかなぁ・・・何て思っております。
が、
次のお稽古で駄目になっていたら・・・元も子もないですね。
先生からの色々な御指導・御注意を良く噛み締め・反芻し、
明日の…これからのお稽古、そして本番へと、
お稽古・お稽古・お稽古・・・ひたすら頑張ろう!!

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