まめぞうの噺華集*新天地版

猫と日本舞踊にお花見お散歩etc…旦那はんとのぬる~い日々を徒然に

お稽古時はすっかり真夏!!

2019年04月23日 22時56分25秒 | 日本舞踊:稽古日誌

 本日も かなり暖かかった まめぞう居住地域。
お稽古に向かう時の車中では冷房を入れ、
帰る時は風が強めだったので窓全開にしておりました。

それでは早速の本日のお稽古日誌を・・・

 いつもの様に浴衣に裾(袷の腰下)を着けてのお稽古開始。
前半までは ほぼ通し… って感じでした。
先週に頂いた御指摘の「狩衣」を・・・の所も取り敢えずクリアーかな?
でも余り綺麗にはいかなかったですけれど 
そして進みます。
「舞扇の段」での引込みの時・・・リリリン 
電話が鳴りました。
本日は先生とのマンツーマンのお稽古でしたので、
先生…
 〜ちょっと待っててね。
とお電話に。
私は、ここぞとばかりに汗を…大汗を拭っていました。
でも、いくら拭っても汗が出てきていました。
5分位たったでしょうか。お稽古再開です。
汗は・・・まだ顔は汗ばんでいるけれど グイッと最後に拭き「鞨鼓の段」の始まりでした。
と・・・即の御注意。
先生…
 〜バチを差し替える時の首、もっとスッとしなさいね。
   ゆっくりしてるとヌル〜ッて感じね。
そうなのです  スッとキマッた方が格好良いです。
私の踊りは「ゆっくりめ」・・・ 気をつけないと 
そしたら今度は先生がお立ちになり・・・
 あれ? 失敗?
 形が変だったかしら?
と思っている私の横を通り越し、窓を全開・襖を全開 にして下さっていた先生。
私の汗…大汗状態を見かねて下さったのでした。
(先生は風邪気味なのに・・・申し訳無い事でした。
  でも風に吹かれて、私は生き返った心地でした。有難うございました  )
その後は、
汗も少しはおさまって来たからか、本日は後半をジックリと…なのか、私が駄目だったから、
「鞨鼓の段」「振り鼓の段」「最後の中啓の段」と、
細かい御注意・御指導を頂きながらの、小返し小返しの繰り返しのお稽古となりました。

ほんの一寸の差です。数センチの幅・高さ の違いです。
でも、その一寸が大きな差なのです。
そう云った細かい御注意を沢山に頂きました。
 今は持って(付けて)いなくても小道具の大きさ・重さ 等々を意識して!
 座っている時の向きの変え方(膝の位置)を注意!
  やり方によっては老けて見えるよ!!
 その他、手の位置・身体の向き 等々 の一寸の差の事。
そして、
特に私の苦手とする ご祝儀舞によくある形(一連の振り)では、
先生…
 〜そんなに肘を張らない! 女方よ!
   もっと前に出す様にすれば良いのよ(出し過ぎても駄目よ)
   そして手(肘)は身体に沿わせる様に出す、そして引く様に。
   女方を意識しないとね。
 〜そして、胸も大事よ!
と・・・
何とも何とも・・・『汐汲』でもズーッと教えて頂いていた事なのですが、
まだまだ全然出来ていない私なのです 

先生…
 〜身体で覚えなくてはね。 身体につく様にならなくてはね。
   まめぞう も出来ているのよ。
   でも、時々駄目な形になってるのよね。
と・・・
最後にお言葉を頂きました。
はい… まだまだ身体についていない私です。
意識が まだまだ足りてません。
暑さを言い訳にしないで(…これからは小道具も付けるし、稽古着も厚く・重くなるし)
熱さで気持ちが吹っ飛ばない様にして、
常に意識を持ってのお稽古を・・・心掛けまする。 


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