他人の仕事を舐めてかかるな | 自分の荷物は重くない! ~小山行政書士事務所~

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神奈川県相模原市の行政書士小山和人のブログ

訪問ありがとうございます。
神奈川県相模原市の行政書士小山です。 

今日は日曜日。
珍しく午前中にブログを書いています。

昨日はまだお盆休み中という方も多く、
土曜日ということもあり
珍しく事務所の電話(転送)が鳴りませんでした。


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昨日は自分としては仕事はオフで
遠方に遊びに出かけていましたので
電話が鳴らないのは助かるといえば
助かるのですが、どんな日であれ
さすがに一度も鳴らないのは
年間に数日しかありませんし、
最近の忙しい流れから考えて
ちゃんと転送されてるのか
不安になったりします。

個人事業主とはいえ、休みの日にあまりにも
仕事のことを気にし過ぎてるのも
どうかと思うので、休みの日ぐらい
もう少しリラックスするように
したいと思います。

あ、でも夜に携帯は鳴りました。
お客さんに納品した書類の記載事項に
間違いがあった…というお電話。

よくよく話をしたら
結局は書類の間違いではなかったのですが
一瞬血の気が引きました。

なぜなら司法書士絡みの案件で
自分が作成した書類を見て
司法書士先生は登記してますので
もし自分の間違いなら
やり直す際の
登録免許税やらを
自分が負担しなければならないからです。

大ごとでなくて良かった…

この件でふと思ったんですけど
司法書士の登記って行政書士の許認可申請より
リスクが大きいですよね。
許認可の手数料なんて高くても
たかが知れてますし、
まず書類にミスがあったら受理して
貰えないですから、結果としてミスした
状態で許認可を取ることはほぼあり得ません。

しかし、登記は間違えてても
そのまま登記されてしまいますよね。
例えば会社の設立登記なんかは
本店住所の番地が間違えてても
そのまま登記されてしまいます。
建物の相続なんかも登録免許税が
半端ないからミスは怖そう。

まぁそういった責任やリスクがあるから
司法書士試験はあんなに難しいのでしょうが。

そう考えると行政書士で登記などを
自分でやったり、書類作ってお客さんに
本人申請という形でさせたりと、
司法書士法違反する同業者って
何考えてるんですかね。

よく処分されてますけど。

行政書士業務を一般の人が
自分で申請しようとしているのを見て
『簡単に見えてもプロに任せなさい』
なんて言ってるのに
司法書士業務の素人である行政書士が
登記に首突っ込んでどうするのか。

業際問題とか以前に登記に関しての
素人が手を出すこと自体おかしい。
それはとても怖いことです。

やっぱり自分がプロならば
他のプロの仕事も尊重しないと。

他人の仕事(司法書士業務)を
舐めてかかることは
ある意味自分の仕事(行政書士業務)が
舐められる原因を作ってるとも言えますね。




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