30歳からの資産運用

IPO投資の始め方を解説!おすすめ証券会社6つを紹介

IPO 始め方

IPO投資は、初心者におすすめの投資方法です。

勝率8割以上で、100万円の元本で始めたとして、年間10%の運用も期待できます。

ただし、当選確率が低く、根気強く続けて行かなければいけません

今回の記事では、実際にIPO投資の始め方を実体験をもとに紹介していきます。

IPO投資とは?

IPO投資とは、上場株を購入し、上場日当日に売却して利益を得る投資方法です。

 

上場株は、事前に公募があるため、誰でも購入の申し込みは可能です。

ただし、株数に限りがあるため、誰でも購入できるわけではありません

IPO投資のメリット

8割以上の勝率が見込めて、元本100万円で始めたとして年10%のリターンも期待できます

しかも、当選するまでは費用もかかりませんし、お金のかからない宝くじみたいなものですね!

特別な投資スキルも必要ありませんし、コツコツ申し込みをしていくだけで十分です。

デメリット

デメリットはほぼないんですが、まあ全く当たらない笑

 

それだけ人気な投資方法なんですね

当選確率を上げるためにも、多くの証券口座を開設し、地道に応募していくしかありません。

IPO投資の全体の流れ

どの証券口座から申し込みをしたとしても、大まかな流れは以下のようになります。

 

  1. 口座開設
  2. 管理画面にログイン&入金
  3. ブックビルディングから需要申請
  4. 抽選結果確認
  5. 購入期間中に購入
  6. 上場日に成行で売却

 

なんとなく流れを見ていただいたら理解していただけるかなと思います。
購入と売却は注意点があるので、そこだけ気をつけていただければと思います。

 

それぞれの手順を詳しく紹介していきますね。

口座開設

まずは申し込みに必要な証券会社の口座を開設しましょう。

 

今すぐIPOを始めたいと思っても、口座開設まで数日〜1ヶ月ほどかかります。

そのため、口座開設は早めにしておくのがおすすめです。

 

口座維持料などかからないので、開設しておいてもデメリットはありません。

自分が実際に開設した証券会社については後ほど詳しく紹介しますね。

管理画面にログイン&入金

証券口座を開設したらログインと入金を行います。

ログイン方法は、口座開設した際にパスワードを設定したり、後ほど書類で送付されたりなど証券会社によって異なります。

 

続いて口座へ入金をします。

口座によっては、事前入金がなくてもIPO申し込みができる口座もあるため、必要な口座へ入金しておきましょう。

 

入金手続きは、ネットバンクが非常に便利です。

わざわざ窓口へ行かずに、パソコンやスマホからすぐに入金できます。

ブックビルディングから需要申請

ログイン、入金が終わったらいよいよIPOへの申し込みが可能になります。

 

ブックビルディングから申し込み可能なIPOに需要申請を行います。

ブックビルディングとは〜〜

抽選結果確認

需要申請を行ったら、当選しているかの確認を行いましょう。

「いつ発表される?当たってるかな?」とソワソワしますが、当選発表時間は、証券会社によって異なります。

 

早くて18時以降で、遅くとも翌営業日の朝には抽選結果が発表されます。

また、メールでお知らせしてくれる会社もあります。

購入期間中に購入

当選したら、忘れることなく購入しましょう。

 

申し込みまでして、当選発表日を確認しておらず逃してしまうとショックが大きいですよね。。。

 

しっかりとカレンダーや手帳に書き込んでおきましょう!

上場日に成行で売却

IPO投資で初心者におすすめなのは、上場日に成行で売却することです。

 

初値は、値上がりしやすく、儲ける確率が高いです。

2020年上半期のデータで見てみましょう。

会社名、仮価格、初値

 

上場日に成行で売却できないことがあるため、注意しましょう。

理由としては、〜〜

IPO投資での証券会社の選び方のポイントは2つ

個人的には、以下の2つのポイントが重要だと思います。

  • 取り扱い数・主幹事が多い
  • 事前入金必要なし

両方とも満たすのではなく、どちらかを満たしておけばオッケーという認識です!

それぞれ詳しく解説していきます。

取り扱い数・主幹事

まずは、IPOの取り扱い数の多い証券会社を選びましょう!

取り扱いがないと、そもそもIPOに応募することもできません….。

 

主幹事とは、その時のIPOの株数を多く持つ幹事なので、当選確率が他の証券会社よりも多くなります。

取り扱い数と主幹事の数が多い証券会社を選んで、少しでもIPO当選の確率を上げるようにしましょう。

SBI証券や日興SMBC証券あたりは、取り扱い数・主幹事が多い証券会社です。

事前入金必要なし

事前入金なしでIPOに参加できる証券会社もオススメです。

IPOに申し込む際に、当選の有無にかかわらず、事前に入金が必要な証券会社が多いです。

 

そのため、もし30万円のIPOがあったとして、5社応募したい場合は、当選の有無に関わらず事前に150万円が必要になります。

しかし、事前入金なしの証券会社であれば、当選した後の購入する際に入金しておけば大丈夫です。

当たればラッキーな感覚でぽちぽち応募を続けていくのがおすすめです。

松井証券や野村證券は、事前入金なしでIPOに参加できます。

実際にIPO投資のために口座開設したおすすめ証券会社6つを紹介

実際に私がIPO投資のために口座開設した証券会社6つを詳しく紹介していきます。

  1. SBI証券
  2. SMBC日興証券
  3. マネックス証券
  4. 野村証券
  5. 岡三オンライン証券
  6. 松井証券

それぞれ詳しく解説していきます。

主幹事数が圧倒的!SBI証券

これからIPO投資を始める方にまずおすすめしたいのが、SBI証券です。

  • 取り扱い数・主幹事数(去年の実績)
  • 事前入金の有無
  • 開設までかかった日数
  • 当選後のキャンセルペナルティの有無

取り扱い数・主幹事数ともに多いため、開設しておきたい証券口座です。

また、SBI証券には、IPOポイントという独自のポイント制度があります。

これは、需要申告を行い、外れた場合に付与されるポイントです。

このIPOポイントを集めることで、IPO当選の確率が高くなります。

ただし、当選には300ポイント近く必要になるため、3〜4年ほど必要なので、地道にコツコツ応募していきましょう。

 

SBI証券については、「SBI証券のIPOの買い方は?ポイント制度やメリットを紹介」で詳しく解説しています。

開設3ヶ月はブロンズ特典あり!SMBC日興証券

SMBC日興証券も取り扱い数と主幹事数が多く、ぜひ開設しておきたい証券会社です。

 

また、開設から3ヶ月はランクがブロンズになり、IPOに落選してもキャンセル待ちの応募ができます。

通常は、300万円以上預けていないとブロンズ認定されません。

なので、開設から3ヶ月はチャンスなので、応募可能なIPOは全て応募する意気込みで申し込みしましょう。

 

SMBC日興証券については「SMBC日興証券でIPO投資の始め方の手順を紹介」で詳しく解説していきます。

管理画面やスマホアプリの使いやすさが抜群!マネックス証券

マネックス証券は、開設も早く、管理画面やアプリも使いやすくて、個人的にはおすすめな証券会社です!

IPOの当選結果をメールで知らせてくれるのは、割と嬉しい。

 

ただ、SBIやSMBCと比べると、取り扱い数と主幹事数が少ない…。

事前入金も必要なので、SBIやSMBCと比べると少し優先度は低くなるかなといった感じです。

ここまで紹介した3つの証券会社は、どれも事前入金が必要な証券口座です。

なので、その時々の案件によって資金を移動させながら利用する形かなと思います。

 

マネックス証券会社については「マネックス証券でIPO投資の始め方の手順を紹介」で詳しく解説しています。

 

続いて紹介していく証券会社は、事前入金が必要ない証券会社です。

なので、当選確率を高めたいなら、とりあえず開設しておいて、取り扱いがあるときは応募していくやり方がおすすめです。

野村証券は知名度がありながらも事前入金必要なし

野村證券は、知名度の高い証券会社でありながら、事前入金なしで申し込みができる証券会社です。

事前入金なしでも、割と取り扱い数と主幹事数が多いので、ぜひとも口座開設しておきたい証券会社です。

 

野村證券については「野村証券でIPO投資の始め方の手順を紹介」で詳しく解説しています。

アプリがそこそこ使いやすい!岡三オンライン証券

岡三オンライン証券も事前入金が必要なく、利用できます。

オンラインと名前についているだけあって、アプリも使いやすいです。

昼休みにぽちぽち作業できるのは、嬉しいポイントです。

割と証券会社のアプリは使いにくいので…。

 

岡三オンライン証券会社については「岡三オンライン証券でIPO投資の始め方の手順を紹介」で詳しく解説しています。

松井証券

桐谷さんが利用している松井証券も事前入金なしでIPOの申し込みが可能です。

管理画面もわかりやすいので、当選確率を高めたい人は是非開設しておきましょう。

番外編:楽天証券

IPOのために開設したわけではないのですが、楽天証券もIPOの取り扱いが増えてきています。

ただし、事前入金が必要な割には、そこまで数が多くないのでなんともと言った感じです。

自分は、積立NISAをクレカ決済で使用するために楽天証券を開設しました。

資金はどう入れるのがいい?30万・50万・100万のケースを紹介

自分は資金が100万円だったので、

  • SBI証券:35万
  • SMBC:35万
  • マネックス証券:30万
  • 野村證券:0円
  • 松井証券:0円
  • 岡三オンライン:0円

と資金を入金してIPOに申し込みを行っていました。

基本的には、取り扱い数・主幹事数が多い順で資金を入れておくのがおすすめです。

SBIネット銀行を使うと、即座に入金してくれる証券会社が多いので、資金の移動もそこまで手間ではないですが、毎回となると少しだるいです。

 

なので、もし利用できる資金が30万・50万だと、取り扱い数・主幹事数が多い

  • SBI証券
  • SMBC証券

にそれぞれ預けておくのがいいかなと思います。

IPOの金額は、〇〇万円で%以上なので〜〜

IPO投資に関するよくある質問

個人的によく質問されるのは、以下の3つです。

  • いつ売ればいい?保有しておくのはあり?
  • 当たる確率は?
  • 当選確率を高めるには?

それぞれの質問に答えていきます!

いつ売ればいい?保有しておくのはあり?

自分も含めて、初心者は上場日に成行で売るのがおすすめです

初値で儲かりやすい仕組みになっているので、難しく考えずに資産を増やすことが可能です

 

ただ、より上昇が見込めるのであれば、保有しておくのもアリです。

セカンダリー投資と呼ばれる手法もあるくらいなので、その辺りも勉強しながら一緒に頑張っていきましょう!

当たる確率は?

こればっかりはわかりませんw

当たっている人のブログを見てみると、400回に1回くらいでしょうか?

確率は低いですが、宝くじよりも当たる確率が高くて、損する可能性も低いので、地道にやっていくのが苦手でないなら、オススメの投資方法です。

当選確率を高めるには?

当選確率を高めるために初心者ができることは、

  • 申し込み可能な口座を数多く開設
  • 毎回忘れずに申し込む

ことしかありません。

もし資金が大量に用意できるのであれば、優待してもらえますが、なかなか難しいので、地道にやっていきましょう。

いくつも口座開設が面倒な人はSBI証券だけでも開設しておくのがおすすめ

6つの証券会社を紹介してきましたが、「そんなに口座開設するのだるい」と思われるかと思います。

自分も全部開設するのは、正直だるかったですw

 

なので、まずは取り扱い数・主幹事数が多くて、応募し続ければいつかは当選できる(IPOポイントが貯まるので)SBI証券だけでも開設して応募してみるのがおすすめです。

 

一回やり方覚えたら、IPO投資は簡単ですし、あとは証券会社を増やして当選確率を上げていくだけです。

 

証券会社もSBI証券だけであれば、資金の移動などの手間も省けます。

コロナ以降、投資を始める人が増えており、証券口座開設まで時間がかかるので、IPO投資を始めてみたいと考えている方は、「お宝案件に応募できなかった」という後悔をしないためにも、証券口座開設を進めておきましょう。

 

SBI証券については、「SBI証券のIPOの買い方は?ポイント制度やメリットを紹介」で詳しく解説しています。

IPO投資始め方まとめ

今回の記事では、IPO投資の始め方やおすすめな証券会社を紹介しました。

IPO投資は、資金がそこまで必要がない、損する可能性が低いなど投資初心者の方でも始めやすい投資方法です。

 

始めやすいがゆえに、当選確率が低いのですが…。

自分はIPO投資で証券口座を開設して、それがきっかけで個別株にも挑戦するようになったので、「投資や株始めてみたい」と考えている人はぜひ挑戦してみたください!

ABOUT ME
阿部 将英
フリーライター・メディアディレクター。 『大牟田ひとめぐり』編集長。1990年生まれ、27歳のときに独立しました。