18年12月の6th@ナゴヤドームからほぼ1年、シンデレラガールズがまた名古屋に戻ってきた。
前回あんだけ高まったナゴドなのだ。当然筆者も2日間参戦であります。
・・・ハロオタになって。
はい。6thナゴドが終わった後、ネットでチケット譲ってもらって19年1月に東京のコットンクラブで「SAYUMINGLANDOLL~東京~」にフラリと行ったが運の尽き、
可愛さの化身たる道重さゆみ様のオーラ・存在感・楽曲の虜となり、そのままハロプロ現役メンバーに波及してオタとなりました。推しが現役・OG含めて一気に10人くらい増えた由。特にえりぽん(生田衣梨奈)と真莉愛ちゃん(牧野真莉愛)が2強でしょうか。さゆは最早別格。レジェンド。昔ちょっとかじってた分、逆免疫というか熱が再発して沼るのが恐ろしく速かった。
んで、そういうコペルニクス的転回を経験してしまったので、以前とはライブの見方が変わってしまった。その前提で読んでもらえると助かります。
【衣装センスにデジャヴ】
入場すると、予告の通りのセンターステージ。そして開演前に既にセンターのセリ部分が上がっている。これ、1曲目からミラーボール・ラブあるんじゃね?と思ったらその通り!ミラーボール・ラブのグルーヴィーなサウンドにノッてキャストも登場!初めて見る衣装だ!なのだが。。。
このセンス、ハロプロだ。
そう思って腹の中で大爆笑してしてました。左右色違いのジャケット・変に蛍光色をあしらったアクセサリー・腰の謎のベルト・ノースリーブのインナー…。これ娘。やアンジュルムの衣装ですって言われても一切疑わないわ。極めつけは蛍光のオレンジと緑の配色センス。去年ロッキンでの娘。がそんな配色の衣装着てたわ。ダサい方向に謎のセンスの発揮するハロプロらしさを何でこんなとこで目にするのか(笑)。
ダンサーの衣装もですね…ハローっぽいんだわ…お腹を見せた短いインナーと黒いミニスカとかさ。デザイナー、もしかしてアップフロントでも仕事したことあるか?w。
【セトリは1000万点(※個人の感想です)】
7thはcomical、dance、rockの3つのテーマに分かれてのツアー。んで筆者はcoolに推しが多いし、好きな曲は2nd SideとかNの系譜とかHotel Moonsideとか。
となれば、Danceは現地しかないでしょう!と踏んで行ったらビンゴ。
2日間でHotel Moonside、Neo Beautiful Pain、2nd Side、Nation Blue、Needle Light、Stage bye Stage、バベル、サニードロップ、NUDIE全部かかりました。特に2nd Side!奈緒のソロは1日目にNBPかかったから虹色橋は絶望的かなと思ってたら聴けた。橋がかかった。もう他界しても悔いはない。セトリだけなら1000万点。
以前のライブなら「この曲は現地で回収できたけどあの曲も聴きたかったねー」となることが多いのだが、今回はそういうの一切なし。元々ナゴドのテーマから外れると予想してた推し曲を除けば、ほぼ全部セトリに載った。
それから終盤、DJ KOOさんのサプライズ出演からのStage bye stageも俺得すぎました。この曲(sbs)のライブでのポテンシャルはもっとある!と6thの頃から思ってたので、本編ラストに持ってきてくれて感謝。もう1日目この時点で燃え尽きてアンコールいらんわと思った(夜が早い名古屋で17時開演正味4時間はきついw)。
1日目アンコールのぴにゃDJは正直「まだやるんか…」とも思ってたけど、2日目のKOOさんは流石にドームでの周年ライブにふさわしいクオリティ。
キャストの衣装替えタイムだし、あそこは良くも悪くも担当たちが出るライブとは別物と割り切るに限る。(とはいえ、今回セトリやサプライズが非常にアクの強いものだったのも確かなので、その辺は後述します)
キャストの衣装替えタイムだし、あそこは良くも悪くも担当たちが出るライブとは別物と割り切るに限る。(とはいえ、今回セトリやサプライズが非常にアクの強いものだったのも確かなので、その辺は後述します)
※妄想コラボ~娘。曲でDJパートやるなら
んで、KOOさんの衝撃とともにハロー曲とコラボしてもええんやで!と強く思ったので、サプライズがTRFじゃなく例えば娘。だったらどうなるか、を妄想(笑)。
何せこの手のダンス・ディスコティークなナンバーには事欠かないのだが、泡沫サタデーナイト!→ザ・ピ~ス!→恋愛レボリューション21のセトリでセリと一緒にメンバーがせり上がってきて歌ってくれたら完璧。キャッチーなディスコチューンに始まり、オッサンPなら絶対知っている黄金期の2曲でどちゃくそ高めたい(リリース済み最新曲の青春Nightも捨てがたいがちょっとパンチが弱い)。
3曲ともセリフパートがあるのでそこはアレンジすれば、コラボ・布教として絶大な効果をもたらしたに相違ない。あるいは今勢いのあるBEYOOOOOONDSのニッポンノD・N・A!でもいいのよ。KOOさん、ナゴドの後に出たラジオでYPTやTRFの曲と一緒にかけてくれたし(Pは皆YPTにしか注目してなかったけどそっちも見て!と強く思った)。
3曲ともセリフパートがあるのでそこはアレンジすれば、コラボ・布教として絶大な効果をもたらしたに相違ない。あるいは今勢いのあるBEYOOOOOONDSのニッポンノD・N・A!でもいいのよ。KOOさん、ナゴドの後に出たラジオでYPTやTRFの曲と一緒にかけてくれたし(Pは皆YPTにしか注目してなかったけどそっちも見て!と強く思った)。
【看過できない「スキルの差」】
名古屋の出演者の中で大活躍だった3人を挙げるとしたら、みのりんご(鈴木みのり@藤原肇)、安野さん@木村夏樹、ことみん(藍原ことみ@志希)ですね。3人とも属性トップクラスの歌唱力だし、出るたび出るたびに美声を披露していた。特にことみんはMVP級の活躍だ。
が…はっきり言って、平均レベル、下がってね?
誰とは言わないけど、素人のカラオケ程度の人。昔上手かったイメージの人も、ソロパートが不安定で「あれ?下手になってる?」と思う時も。
デュオやトリオで歌うと、「公開処刑」になってましたぜ。ミリオン6th@博多では、そのレベルの人はいなかった。歌唱力の平均値は明らかに差がある。ハロプロと比較しても然り。
できる人とそうでない人の格差が拡大している。
や、わかってるよ?本職のシンガーやアイドルじゃないって。本業でもないのに練習時間取ったりするのも大変だろうって。けどお金貰ってステージに出てる以上、最低限というものがあるだろう。
百歩譲って素人レベルの雑音を聴かされたとしてもビジュアルが美しければよいが、そういう人たちとは限らない。
超絶美声とか、志貴さん@飛鳥ばりの美貌程でなくてもいいから、花林さん@森久保が「もりのくにから」で見せたような表現力をみせてくれ(例に出したけど志貴さんはあのメンバーの中でも歌える部類だったし、花林さんだってもっと技量はある人です)。
わかってますよ?これは本来「アイドルのステージ」であって、演者はキャラをイメージして最大限努力してるんだって。けどさー、想像力乏しいからライブのそのステージでは目に見えるものでしか判断できないんだわ。
【賛否について】
名古屋公演の後、急にPたちの生の感情をむき出しにしたつぶやきやエントリーがネットに投稿されてましたね。
好みが分かれるセトリっていうのは、その通り。
元々Coolの声優陣に歌ウマが多い上、コンセプト的にも偏るのは必然的ではあるかと。
筆者はNeo Beautiful Painと2nd Side両方聴けて狂喜しましたけど、なんで2日間で1人のソロを2曲もやるんだって疑問をさしはさむ声もわかる。
ソロ持ちなのに歌わなかった人もいたし、オリメンが揃ってたのに聴けなかったナンバーもあり。
特に銀のイルカはね…Sunshine See May・クレイジークレイジー・輝く世界の魔法あたりををどちらか1日だけにしてでもかけるべきだったと思う。danceに合わない訳ではないし、理解に苦しむ。
担当キャラが出てるからとかそういう義務感よりも、行くかどうかはシンプルに公演タイトルやキャストを見て「楽しめそうかどうか」で決めるべきなのだろう。
既にアニバライブも7thを数え、デレマスの曲だけで回していてはマンネリ化は不可避な訳で、大阪に限らず今後もこういう「飛び道具」は増えていく可能性はある。
※この光景を、ハロメンにも。
こっからは完全にハロオタ目線の、ゆがみなき感情。
2年連続でドーム公演に打って出て、少なくとも名古屋に限っては過去最高を更新してきたシンデレラの光景を見つつ、ハコの違い、というのを痛感させられる。
今のハローはフラッグシップの娘。でもホールツアーや武道館を定期的にやる程度、全グループ参加のハロコン・ひなフェスすら中野サンプラザや幕張に落ち着いてます。
…何故なのか。
黄金期にはSSAや横アリだって埋めていたが、中興の祖さゆみんの卒コンすら横アリ止まりだった(℃‐uteが2年前卒コンで何とかSSA取れた)。坂道だってSSAや神宮を余裕で埋めてるのに。
今度の12月に娘。とJuice=Juiceが珍しく代々木体育館で単独コンサートをやるが、これは武道館が五輪改修で使えないからだろう。
20年の楽曲の蓄積・ビジュアルスキル性格属性よりどりみどりのメンバーが今もいながら、「モー娘?まだやってんの?」って言われる。
もどかしい。彼女たちにはもっと大きなステージに立つ資格が十二分にあるのだ。
アイマスならもはや通過点のSSAや、声優アーティストでも今余裕で使う横アリにだって立てる。
ナゴドの現地に行った人達は大半はまた自担のプロデュースにいそしむんでしょうけど、そんなわけで微力ながら、ハロプロを推していく。布教していく。もはやどちらが「ホームグラウンド」かわからんけど、推し事は続けましょうね。皆さん。