皇位継承の「大嘗祭(だいじょうさい)」の中心儀式
「大嘗宮(だいじょうきゅう)の儀」が行われたのに合わせ、亀岡市役所
では 「大嘗会(だいじょうえ)和歌からみた丹波・亀岡」 と題して
歴史的に深い丹波と皇室の関係を写真とパネルで解説しています。
会場には、天武天皇以来、大嘗祭で使われたコメの産地・主基田
(すきでん)の場所を記した年表を展示。 丹波国は備中国(岡山県)
と並んで何度も選定された歴史が読み取れます
今回は、南丹市の田んぼが選ばれ、9月27日に現地で営まれた
儀式の写真が飾られています。
大嘗祭では、主基田の場所を詠んだ和歌を作るのが伝統になって
いるそうで、932年には朱雀天皇が
ほづがは(保津川)の 水をまかせて うゑし田の
ちまたの稲は つけどつきせず
と詠んでおり、その他にも亀岡の自然を題材に詠まれた16首が
紹介されています
パネル展は、11月22日まで。 午前8時半~午後5時。
土日は休みとなっています。