電子制御。
これほど素晴らしいものはないですね。
ハイテクな世の中になり、中学生の息子の技術の授業から
エンジンの構造がなくなっている。
エンジンの構造を習ったのは我々オッサン世代のみ。
今は、技術の授業にプログラミングがどうのこうのとか。
技術立国の日本は、若い世代にこういうのも学んで欲しいと思うんですがね。
私が間違っているのですかね?
ハイテクもいいが、禁断の世界に足を踏み入れる。
エンジンをバラした(;´Д`)
ピストンリングをエンジンのピストンに組み込み。
ピストンをシリンダー内に組み込む。
錆びたエンジンは今でも快調。さすがメードインジャパン!
カムシャフトを組み込み、バルブタイミングを合わせる。
カムチェーンとカムスプロケットをセットする。
タペット調整をする。
タペットがどうのこうのとかは今の世代は聞いたこともなかろう(;^ω^)
スロットル系統一式も交換。
同時にキャブレターを流量の大きいものを装着。
一発でエンジンがかかった。
嬉しかった。
昔の人はみなこんなことをしてきたんだろうなと、今更知る。
当然ながらまともに走らない。
空気とガソリンの混合比がエンジンの低回転から高回転までバラバラの状態だからだ。
試行錯誤に次ぐ試行錯誤。
ネットの力も借りながら、アドバイスも受けながら。
5日間を要し、ようやくキャブレターのセッティングが納得いくところに落ち着いた。
クラッチを組み込み。
ウインカースイッチを分解し、電気接点を回復させ。
電気系統をチェックし。
バッテリーも替えたけど、いきなりバッテリー充電切れ。充電しなおし(;^ω^)
作業中に足を火傷した。
3歳のころ。40年前のこと。
父親のモンキーのエンジンで足を大やけどして、あまりの痛さに泣き叫んだ自分を思い出した。
私の父親もこのことを覚えていた。
最近の電気自動車は素晴らしいですね。
でも油にまみれた手の匂いもいいもんです。