映画 The Secret Life of Pets 2 （ペット2）レビュー
※ネタバレというほどのネタバレは書いていませんが、まっさらな気持ちで映画を観たい方はご注意ください。
ペット2、観てきました！ペット1を観てないのでストーリーが分かるかちょっと心配でしたが、全く問題ありませんでした。
最近観た子供向け映画（名探偵ピカチュウ、アラジン、トイ・ストーリー4）の中では一番の「子供向け映画」でした。一緒に観たお客は10人くらいで、私以外の客層はママと子供たち、という感じ。
Pee や Poo で子供から笑いを取るのは世界共通、そして分かりやすい悪役がいて最後はペットたちの大勝利となるわけですが、動物側がやってることも結構問題があるぞ…！とツッコみたくなるようなストーリー展開です。逆に、いい大人になってからこれだけ分かりやすいお話に触れることってあまりないかもしれないです。
また、メインキャラの犬「マックス」の精神的な成長が描かれていて、彼の活躍によって悪が敗れる結果に繋がるのですが、その描かれ方がとても繊細なので、メッセージが小さい子どもに伝わるのかどうか…。子どもたちはマックスが強くなったことを感じ取るでしょうか？もしあなたが小さい子どもと一緒にペット2を観る機会があれば、彼らが何を思ったかぜひ聞いてみてください。（もしよければ彼らの感想を私にもシェアしてください！）
本作品のマックスとトイ・ストーリー4のウッディは性質が似ているような気がしました。どちらも子どもを連れてきた親に向けて「過保護にならなくても大丈夫だ」と伝える役割を負っているように思えて、もしかするとストレスフルな生活を送る親たちは、強いメッセージをこの映画から受け取るのかもしれません。
正直なところ、私が親でもなければ小さな子供でもないからか、登場人物の誰にも感情移入ができず、大して長い映画でもないのに観ている途中は首の痛さが気になっていました。笑えるといえば笑えるのですが、もしペット2とトイ・ストーリー4のどちらを観るか迷っている人がいたら、私は迷わずトイ・ストーリー4を薦めますね。子どもだけでなく大人も楽しめます。
週に一度映画館に通うことを新たな趣味として始めてから1ヶ月。映画ならなんでも良いわけではないということを学びつつあります。字幕がないと話が追えなそうな大人向け映画は避けていたのですが、そろそろ挑戦してみるかという気になりました。
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