2018年08月12日
ゴーグルマン(17)
亘行のまだ未開発な箇所を丹念になぞりつつ、三上はタイミングを探っていた。初めは誰でも何物でも拒むようにするものだけれど、それもごく最初のうちだけだ。指を入れると締め付けは確かにあったけれど、どちらかというとウェルカムのようにスイスイと入っていって、中指があっという間に根元まですっぽりと入ってしまった。しかし、すぐそれを出すと、またローションをつけて、また同じようにした。亘行は何だか変な気持であった。入っているようで入っていないような、残尿感というか何か引っかかっている感じはするけれど、それ以上でもなく、結構あっけない感じがした。そして4回目に入れたとき、何か脳にジワッと甘味料が浸み込んだかのような、とても甘美な快感が点滴を入れたかのようにカラダ中を循環した。三上の指が亘行のポイントを手繰り当て、その壁の向こう側にあるゴロゴロしたものを指の腹で撫でまわすと、亘行は言葉にならない呻き声をあげてそれに答えた。このポイントを知ってしまうと、もう後戻りはできない。これはゲイであるなしに関係のない、男だったら誰でもある隠された快楽のポイントで、亘行のモノからはドクドクと透明な液が流れ出していた。
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toppoi01 at 08:30│Comments(0)│ゴーグルマンⅢ