さよなら、ターにいっ。 | Tortugas Tweets 〜ウルトラクイズの旅〜

さよなら、ターにいっ。

今月の初めに「田川憲治の思い出を語る会」が開かれ、限られた人数ですが集まりました。
そこでは、ターにいっのことについてや今後のことなどお話を聞いたり、いろいろと歓談をしたり。
ウルトラクイズやクイズ関係の人たちも何人か参加し、ウルトラクイズのスタッフだった加藤就一さんともご一緒させていただきました。
懐かしい話などもされていたのですが、加藤さんもターにいっのことをとても残念がっていました。
会に集まった人は皆、人生を強制終了させられてしまったターにいっのことを思い出し、そして悲しんで。
でも、忘れることはないとしっかりと心に刻んでいたことでしょう。
この時にハッと気がついたのですが、強制終了させられたのはターにいっの人生だけでなく、ご家族とターにいっとの関係も同じように強制終了させられてしまったわけです。
奥さまはターにいっとの結婚生活を、息子さんは家族として過ごすはずの未来を、終わらされてしまった。
本当に悲しいことです…。

今回のような事故は私自身も含め、誰でも被害者にも加害者にもなり得ることです。
まずは、しっかりと交通ルールを守って、安全に自転車や車などを運転していかなくてはいけません。
会の途中で話も出ていたのですが、少年法についてもいろいろと考え直したり、議論が必要な時代なのかもしれません。
いろいろなことを改正していったとしても、私たちの元にターにいっが帰ってくることはありません。
でも、こんな理不尽なことがまかり通るような世の中は、変えていかなければいけないとも思っています。

そして、ターにいっこと田川憲治さんがいたことを、これからもずっと忘れずにいて、たまには思い出して懐かしがったり、語りかけたりすることを、ターにいっはきっと喜んでくれることでしょう。
どうぞ皆さんもターにいっのことを、13回のウルトラで活躍していた姿を忘れないでいてくださいね…。

会が終わった後に、四十九日ということで納骨が終わったと聞きました。
今頃は、先に遠くへいっちゃっていた仲間たちと合流している頃でしょうか?
みんなと楽しくクイズをしているといいなぁ。
そのうち私も混ぜてもらう日が来るだろうから、それまではみんなと待っていてね。

去年のお正月、駅伝での息子さんの有志を見に早起きして大手町に行った時に、ターにいっに撮ってもらった写真です。
あの時のターにいっ、いつもみたいにニコニコしながら息子さんのことを見守っていたよね。

忘れないよ…。