ガルシアです。
今日のタイトルは、
先日のマスターコースで出た話ですが、
一部を簡単にシェアします。
今日は短いです！
悔しさをバネにしたり、
逆境をバネにした、という成功談は
枚挙にいとまがありませんが、
それは《最初のきっかけ》や
スタートダッシュの勢いにはなっても、
成功するまでの継続的なチカラにはなりません。
そして、そこばかりに頼っていると、
夢を叶えた瞬間に、
燃え尽きてしまいます。
理由を簡単に書いてみます。
あ、もちろん「逆境をバネに！」と言って、
いつもその悔しさばかりを味わっていたら、
潜在意識に届けられるイメージは、
その悔しさを味わっている《今》のイメージなので、
かえって現状を抜け出すことが難しくなってしまう、
というのももちろん大きな理由ですが、
今日はそのしくみの話ではありません。
もう一つとても大きな理由があります。
考えてみれば当たり前のことなのですが・・
逆境やコンプレックスを
もしもバネにしたとしたら、
その人が努力して夢に近づけば近づくほど、
その原因となった逆境やコンプレックスは、
どんどん薄れていってしまいます。
貧乏が嫌だから、お金持ちを目指したのなら、
夢に近づけば近づくほど、
貧乏では無くなっていきます。
そもそも逆境やコンプレックスを
薄めるためにがんばったのだから、
その原因が薄くなることは
本来は喜ばしいことのはずです。
でも、その喜ばしい現実こそが、
バネの力を弱めてしまうのです。
《バネ》の原因を無くすことが
その人の夢だったのなら、
夢に近づけば近づくほど、
その《バネ》は、
効きが悪くなっていくはずです。
「昔のハングリーさを思い出せ！」
と言われても、
今実際にそうではないのなら、
その感覚を記憶として
「思い出す」ことはできても、
実感することはできません。
つまりセルフイメージが、
もう昔のあなたとは違っている、ということです。
夢を叶えるとき、
スタートダッシュの時点では、
バネのチカラも役には立ちますが、
ある程度進んだら、
後ろから押されるよりも、
前にある夢に引っ張ってもらったほうが、
はるかに楽に夢に到達できるのです。
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