もう一度人生をやり直せるなら

今度はもっと間違いをおかそう

もっと寛ぎ、もっと肩の力を抜こう

絶対にこんなに完璧な人間ではなく、

もっと、もっと、愚かな人間になろう

この世には、実際、それほど真剣に思い煩うことなど殆ど無いのだ


もっと馬鹿になろう、もっと騒ごう、もっと不衛生に生きよう

もっとたくさんのチャンスをつかみ、

行ったことのない場所にももっともっとたくさん行こう

もっとたくさんアイスクリームを食べ、

お酒を飲み、豆はそんなに食べないでおこう

もっと本当の厄介ごとを抱え込み、

頭の中だけで想像する厄介ごとは出来る限り減らそう


もう一度最初から人生をやり直せるなら、

春はもっと早くから裸足になり、

秋はもっと遅くまで裸足でいよう

もっとたくさん冒険をし、

もっとたくさんのメリーゴーランドに乗り、

もっとたくさんの夕日を見て、

もっとたくさんの子供たちと真剣に遊ぼう


もう一度人生をやり直せるなら・・・・

だが、見ての通り、私はもうやり直しがきかない

私たちは人生をあまりに厳格に考えすぎていないか?

自分に規制をひき、他人の目を気にして、

起こりもしない未来を思い煩ってはクヨクヨ悩んだり、

構えたり、落ち込んだり ・・・・


もっとリラックスしよう、

もっとシンプルに生きよう、

たまには馬鹿になったり、無鉄砲な事をして、

人生に潤いや活気、情熱や楽しさを取り戻そう

人生は完璧にはいかない、だからこそ、生きがいがある

 

 

 

 

ピーター・ドラッカー(経営学者。『マネジメント』の著者ね)が

死の間際に残したとされる、詩。


愚かな挑戦であるのはわかっているけど

再びショパンに挑戦しよう。

 

そう思った時に、

この詩を思い出しました。

 

人間、こうやって死んでいきたいじゃない。

 

 

何度も書いたかもしれないけど、

夫は、「悔いはない」って言いきったんですよ。

 

メメント・モリ(死を思え)。

蠍座なので、生(性)と死が人生のテーマです。

 

夫の最後の1ヶ月は、

点滴の量もどんどん減らされ、

身体は骨と皮だけになり、

 

病院に様子を見に行けば

ベッドの中で茶色のげろまみれになって

気絶してるという無残な姿。

 

どんなに立派だった人間も

最後はこうなんだな、と静かに悟ったあの日。

 

 

去年の5月3日、

呼吸が止まり、体が冷たくなっていき、

 

夫は、大きなお家もレクサスも妻も子供も、

「物質」は全て捨てて、

「思い出」だけを天国に持っていきましたが、

 

「思い出」は、持っていけるんですよね。

天国に。

 

大きなお家でゆったり過ごしたという心地よさや、

レクサスに乗って通勤したという優雅さ、

世界基準の技術をもって、歯科治療をしたという達成感、

 

若い妻を娶って、子供を産ませた、のは、

劣等感から来る見栄だったかもしれないけど

 

それでも「やってやったぞ!」っていう

達成感は、思い出として残ったでしょう。

 

 

そんな風に、私も生きたい、

いや、死にたい。

 

という訳で、昔、譜読みの上達のために使っていた

音符カードを再び購入しようと思って

探しているのですが、

 

同じものが見つからず・・・。

 

どれだったんだろう笑い泣き

 

連休が明けたら楽器屋さんで探してみます。

 

 

悔いのない人生を送るためにできる

今日の小さな一歩。

 

 



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