五輪開催にこだわった安倍。
聖火を日本に受け入れて開催を既成事実としたいばかりに
欧州からの入国制限を遅らせていた。

そのために食い止めるチャンスを逸した
欧州由来の新型コロナウイルス。

研究セイカ！

公立感染症研究所の研究でそのことがわかる。

他紙は報じない。このことを伝えた６月２５日付のこの記事は、
西日本新聞のスクープではないのか。


入国制限が遅れた代償は　五輪開くため聖火到着待ち、ウイルス拡散
西日本新聞 https://www.nishinippon.co.jp/item/n/620045/

そのせいか！

「　欧州でくすぶる中止論を封じ、
日本開催を「既成事実」とする戦略が練られた。
その一つが聖火を確実に日本に到着させること。
安倍晋三首相は当時、面会した公明党幹部に
こうささやいている。

　「聖火が到着しさえすれば、延期になっても日本開催は揺るがない。
　　日本に聖火が着くことこそが重要なんだ」」

研究の成果

「初期のクラスター（感染者集団）は
中国・武漢で検出されたウイルスの特徴を備えていたが、
このタイプは抑え込みに成功し、ほぼ終息したとみられること。

　もう一つは、3月以降に検出されたウイルスの多くが、
欧州を「起源」とする遺伝子の特徴を備えていたことだ。
感染研のリポートには
「3月中旬までに海外からの帰国者経由で“第2波”の流入を許し、
全国各地に伝播（でんぱ）したと推測される」」

聖火を到着させたいばっかりに
欧州からの入国制限が遅れたのだ。
それが文字通り多くの人の
命取りとなってしまった。

アベノセイカ



記事にそって（＋都知事の補足情報）これまでの流れをまとめると：

今年３月
大会組織委員会は、IOCが大会中止に傾くことを警戒していた。
IOCの多数派・欧州出身者に
「無理に日本でやる必要はないという雰囲気が漂い始めていた」

日本は、中止論を封じて
日本開催を「既成事実」とする戦略を練る。
その一つが聖火を確実に日本に到着させること。

安倍晋三首相：「聖火が到着しさえすれば、
延期になっても日本開催は揺るがない。
日本に聖火が着くことこそが重要なんだ」

12日、ギリシャで聖火の採火式。
　　　欧州では当時、感染が拡大中。
13日、現地の聖火リレーは2日目で中止に。
　　　米国が欧州（英国を除く）からの入国を禁止。
20日、待望の聖火が日本に到着。
21日、政府は欧州を含む38カ国からの入国者に自宅待機を要請。
　　　イタリアの感染者は4万7千人に達し、フランスは1万人を超えていた。
24日夜、東京五輪の1年程度の延期で合意（首相がIOCのバッハ会長と電話会談）
　　「中止はないということを確認した」（安倍総理）
25日、小池都知事、緊急記者会見「重大局面」
28日、政府、ようやく欧州からの入国拒否に踏み切る。

しかし

「既に欧州各国から帰国した旅行者らを通じて
ウイルスは都市から地方へ拡散、
感染経路をたどれない状況が水面下で進行していた」（西日本新聞）

「聖火の到着を待ち、五輪の日本開催を守るために、
私たちは何を失ったのか。どんな代償を払ったのか。
詳しい検証はまだなされていない」　（同：塩入雄一郎、湯之前八州）

小池百合子東京都知事も感染拡大の進行を知っていた？


延期が決まるや、その翌日だ。
とたんに、やれ、重大局面、クラスターだ、オーバーシュートだ、
ロックダウンだと言い始めた小池知事。

五輪開催にこだわり、コロナ対策は二の次だったのだ。
もっと早く対策に乗り出していれば、
その後の拡大はなかったかもしれない！

このグラフからして、五輪開催に望みをつないでいた24日までは
都合の良いことに「感染者数」は低く抑えられている。


 
その時も私はこう書いていた：

前日、IOCが東京五輪を１年ほど延期と言った途端
東京都の感染者が１日４１人に跳ね上がった。
それまでは１日せいぜい１０数人だったのに。
さてはやっぱりこれまでは感染者秘匿だったのか。
五輪やりたいばっかりに。

小池百合子都知事は緊急記者会見。
「感染爆発の重大局面」と言い始めた。

「NO!!３密」などと言い始めた小池知事の会見がまさに「３密」である件 [2020/03/26]

西日本新聞の記事は「詳しい検証はまだなされていない」と結んでいる。
検証をこれからしなくてはならない。
安倍首相の入国制限措置の遅れと五輪開催こだわりとの関連、
東京都知事のコロナ対策との遅れとのつながりだ。
五輪のスポンサーである在京メディアには難しいことかもしれないが。
電通に牛耳られてもいる。

政府がコロナ対策費をがっぽり「中抜き」させているのも
五輪の損失を補填させようということなのだろう。

何よりも五輪中止を１日も早く決めることだ。
でなくては国がいよいよ貧しくなってしまう。

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このギリシャのかがり火
（元々はゼウス神から プロメテウスが盗んだ火だから聖なるものかしらんが）
世界でそれに「聖」の字つけてるのはナチスドイツと
我が日本だけという

まだやりたがっている

 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

聖火を車で これがほんとの火の車 ～オリンピックはもうよしろう [2020/03/24]
四面楚歌の五輪 風前の灯火 十中八九 延期か中止だろう [2020/03/22 23:57]



ウイルスに打ち勝った証として、、、


最新版は懲りない人たちの【東京コリン音頭】♪

菅氏、持久戦でも来夏の五輪訴え　「感染に打ち勝った証しで実施」


1兆3500億円の赤字を見込む東京五輪、小池百合子がとんでもないことを言い始める


3月13日

「消極的なこと悲観的なことを今は考えてはいけない
そういう時期」（森喜朗会長）

そして五輪開催には積極的、楽観的であるばかりに
コロナ対策に消極的だったのだ



救えた命もあっただろうに


それでも日本はまだ五輪やるつもり？

【五輪押し】
諦めが悪くてあくまで五輪開催の執着をゴリ押しし国をいよいよ貧しくしていくこと。

【コリンピック】
懲りん人たちがコロナ禍のさなかにも諦めきれずに開催を目指すオリンピックのこと。

【東京コリン音頭】

1964年に流行った東京五輪音頭の旋律に乗って
新型コロナの勢いさながら流行りだす
戦慄の2020東京五輪音頭

ハアー　（ソレ）
あの日武漢でエ～下がった熱が（ソレ　トトントネ）
きょうは　都で　ぶり返す（ア　チョイトネ）
四年たったら　また流行りましょと
かたい約束　夢じゃない
ヨイショ　コリャ　夢じゃない
パンデミックの　熱と熱
ソレゴホンゴホン　ゴホンゴホン　咳と咳

ハアー　（ソレ）
待ちに待ってた　勝利のあかし（ソレ　トトントネ）
西の国から　東から（ア　チョイトネ）
北の空から　南の海も
越えて日本へ　どんときた
ヨイショ　コリャ　どんときた
パンデミックの　ウイルスよ
ソレトトント　トトント　ウイルスよ

ハアー　（ソレ）
カビもうれしや　数えりゃ二枚（ソレ　トトントネ）
アベノマスク着け　はずむ胸（ア　チョイトネ）
縮み具合は　違っていても
いずれおとらぬ　アベノマスク
ヨイショ　コリャ　アベノマスク
パンデミックに　鼻隠す
ソレトトント　トトント　アゴが出る

ハアー　（ソレ）
きみがうつせば　私にうつる（ソレ　トトントネ）
痰の香りの　夏の空（ア　チョイトネ）
飛沫そろえて　クシャミの音に
とんでくるくる　コロナウィルス
ヨイショ　コリャ　コロナウィルス
パンデミックの　今日の咳
ソレゴホンゴホン　ゴホンゴホン　今日の咳

東京五輪成功へ予算確保を　自民
2020年06月25日 時事ドットコム
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020062500835

 森喜朗会長「五輪開催は組織委の使命。聖火が世界の人々の希望の光に」


久米宏

久米宏さん「僕はね、政権のバラ撒きを何で電通が引き受けるのか分からないんですよ。僕が思うに、電通はオリンピックがなくなって大量に流れ込むはずだったカネが入らなくなった。そのために自民党がその分を穴埋めしてるんじゃないのか？そう思ってます」（TBS「ラジオなんですけど」6月13日）

— きっこ (@kikko_no_blog) June 13, 2020

その後、久米はラジオ番組を降板。
以前、ここに引用した久米宏の五輪批判、電通批判記事も行方不明になっている。



怖いことだ。
安倍に逆らうと、電通に逆らうと、こうなるのか。


  

五輪中止は決定済みと報じた週刊フライデーの衝撃
天木直人のブログ https://l.facebook.com/l.php?u=http://kenpo9.com/archives/6735

東京五輪は中止すべきだ――感染拡大、選手の安全、治療薬・ワクチン開発
杉田聡　帯広畜産大学名誉教授(哲学・思想史)
https://webronza.asahi.com/culture/articles/2020052800005.html

「オリンピック延期負担金を日本側がほとんど持つことで
　安倍首相との間で合意している」IOC。

　五輪組織委・森喜朗会長「（ＩＯＣの負担が）全くゼロということはあり得ない。
（公式サイトで）安倍首相の名前を出したことは極めて遺憾」（森会長）