慌ただしく、母を見送る準備を進めました。

葬儀場は、偶然にも、叔母(母の妹)と同じ。

仲の良かった姉妹がこの空の上で再び会えるのかななんて思ったりして。

 

しかし、分からないことばかり、知らないことばかり…。

親族の方々の参列してくださる人数はおおよそ想定できたのですが、友人・知人の方々は想定も立てられず…。

 

会場のしつらえとかもよく分かりませんでしたが、妹や姪の助けを得て、母好みに仕立てられたかと思います。

 

控え室での母は、ほんと眠っているよう。

湯灌していただき、綺麗に化粧をしていただいた母は、普段と変わりがありませんでした。

枕経を上げてくださった僧侶の方も、「お母さんは苦しまずに眠られていますね」とおっしゃってくださいました。

 

不謹慎ですが、「タッチ」のあの名セルフが頭に浮かんできました。





通夜、そして告別式。

たくさんの方に列席していただきました。

友人・知人の方々も、唯一妹が連絡できる方がお声がけいただき、想定以上の方々にお越しいただきました。

たくさんの供花も頂戴し、シンプルながらも美しい式となりました。

 

さて、私はというと…。

告別式で父の代わりに遺族代表の挨拶を行うことに。

仕事柄、マイクの前に立ち、話すことには慣れているのですが…。

挨拶まで泣くまい、挨拶が終わるまで泣くまいと思っていたのですが…。

 

実際は、挨拶までに涙ポロッ、挨拶の最中に自分の言葉でさらに涙ポロポロッ。

ダメでした…。

 

その後、滞りなく行事は終了しました。

 

そして、1月半ぶりに母は自宅に帰ってきました。


なんか、取り止めの無い文章になってしまいました…。