・生命の樹 第31の小径
前回「第32の小径」に関する記事はこちらをご覧ください。
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今回旅するのは「マルクト」と「ホド」を結ぶ小径です。
この小径に照応する主な象徴物は以下の通り。
・対応するヘブライ文字は「ש(シン)」
・タロットカードは「審判」
・対応する元素は「火」
・色は「朱色」
・再びマルクトの神殿から
前回と同じように、マルクトの神殿から出発します。
ヤキンとボアズ、2本の柱の間を通り3つの扉の前へ。
一番左の扉にサンダルフォンがサインを描くと、タロットの「審判」が描かれた帳が下りてきます。
その帳を潜り、31の小径へ出るとそこは山腹でした。
・プロメテウス
オレンジのマントを纏った青年が案内役として現れ、彼の後をついて麓に向けて下りて行くと頭上で鷲の声が聞こえます。
上を見るとそこには鎖で岩に縛り付けられたプロメテウスの姿が。
プロメテウスは人類の為に天界から火を盗み、その罰を受けている。
彼は覚悟の上で、人類を救ってくれました。
・遊牧民の野営地
案内人について行き、山を下りそのまま砂漠の中を進んでいくと、あちこちに小さな灯りが見えてきます。
そこは遊牧民の野営地で、灯りはいくつもの焚火でした。
それぞれの焚火の周りは、女性と子供たちの集まり、若い男たちだけの集まり、家族と共に過ごすもの、一人でいるものなど様々です。
いくつかの焚火を訪ね、気付きや学びを得ながらこの部族の長老たちが集まる焚火へ。
ここで部族の長から訪れた人それぞれに知恵を授けてもらうのですが、自分の場合は「相反するものがぶつかることで、変化や動きが生まれバランスが取れる」と言った知恵を授かります。
・ヘパイストス
更に先へ進むと鍛冶場に着きます。
鍛冶場ではヘパイストスが一振りの剣を鍛えていました。
ヘパイストスは笑顔で迎えてくれ、その先のオアシスに案内してくれます。
オアシスの水の中を覗き込むと「両性具有者」の姿がギリシャ彫刻のような感じで浮かんできました。
再び鍛冶場に戻ると、ホドを司る大天使ミカエルが待っていました。
ヘパイストスは先程鍛えていた剣をミカエルに渡します。
ミカエルは作り手に敬礼するように剣を捧げます。
ヘパイストスはそれに笑顔で応えていました。
・帰路へ
寝静まった野営地を横切り、再び砂漠を進み山の麓へ。
来た時とは逆に、山道を登って行きます。
途中プロメテウスに近くで湧いていた水を少しだけ飲ませます。
更に登り、マルクトの神殿に続く洞窟の前に。
「審判」の帳を潜り、マルクトの神殿に戻ります。
サンダルフォンが扉を封印し、意識が段々体へと戻って行きます。
こうして第31の小径の旅は終了しました。
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ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
次は第30の小径、イェソドからホドのレポートをしたいと思います。
それではまた~ノシ
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