少し前にモンベルで購入した保存食、ガパオリゾッタを試食しました。


もうこれは完全にパケ買いです。
もちろんガパオライスは好きなのですが、写真が美味しそうで‼︎


そしてそれ以上に気になったのが、


『お湯で3分!』


え⁉︎


15分じゃないの⁇


パッケージを見ただけでこの疑問が湧いた方は、なかなかの非常食好きかと思いますよ(笑)


アルファ米系の非常食は15分待つのが一般的なのです。





この大幅な時短の秘密は、このリゾッタシリーズはフリーズドライ製法を使った『フリーズドライ米』だとのことでした。


一般的な非常食のアルファ米は炊いたお米を熱風で乾燥させるのですが、フリーズドライ米は冷凍して真空乾燥させます。


乾燥温度などの方法の違いで、ここまで大きく調理時間の差が出たわけですね。


フリーズドライ製法は、私のお気に入りなアマノフーズ の商品で使われている製法で、アマノフーズ の商品が美味しい理由でもあります。


これはますます試食が楽しみですね。


そして賞味期限は5年間ということで、非常食の中では比較的ロングライフな商品です。


では実際に作ってみましょう。




今回は、先日購入したアウトドアグッズを使って調理していきます。




調理場所はベランダ(笑)


実は私は結構『ベランダ好き』です。


私の父もベランダ好きでして、実家のベランダにはアウトドア用チェアとお手製のカウンターがありそこからは山と川が見え、そこで毎日のようにお酒を飲んでいます。


きっと私のDNAにはベランダが組み込まれているのだと思います。間違いありません(笑)


そんなわけで、冬でも普段から結構ベランダライフを満喫しています。




さて話は戻りまして開封しますと、中にはパラパラ状態のガパオライスが。


実は、このパラパラの状態でスナック感覚で食べることが出来るのもフリーズドライ製法の特徴。


しかし残念ながら今回食べてみるのを忘れていました(涙)


これまでに25年保存可能なマカロニチーズのフリーズドライをそのままで一口だけ試食したことがあるのですがサクサクでスナック菓子のようで美味しかったです。


きっとこれも美味しいのでしょうね(遠い目)


ところでこの商品にはスプーンは付属していませんので別途用意が必要です。


乾燥剤は入っていますので、取り除くことを忘れずに。




袋の内側に目印の水位線がありますので、そこまで熱湯を注ぎ、スプーンなどで軽く混ぜた後、チャックを閉めて3分間待ちます。


ガパオリゾッタの調理は以上です。
とっても簡単ですね。




ガパオリゾッタの出来上がりを待ってる間に、同じくモンベルのフライパンで目玉焼きを焼きます。


このフライパンはフッ素加工されているので、特にこびりついたりする事もなく洗い物も楽です。




本当は焼き加減は半熟が好みですが、子供たちも味見したいと言い出すのは目に見えていますので、今回は蓋をして固焼きにします。


そうこうしているうちに、あっという間に3分が経ちました。




開封しますと、他のアルファ米商品と同様にライスが『軽く握ったおにぎり』のようにまとまって出来上がっています。




せっかくなので、アウトドア用の食器に盛ってみました。




リゾットほどもったりしていませんが、柔らかめに炊いたお米よりは重い。そんな印象です。


だから、ガパオ『ライス』ではなくてリゾッタなのでしょうか。


具材は、そぼろ状の玉子、みじん切りの赤唐辛子、粗挽き胡椒のように細かなバジル。


極限までシンプルなエスニック系チャーハンといったところでしょうか。


お味はピリ辛ですので、小さな子供向きではありませんが、我が家の6歳さんは将来の夢を『激辛女王』(←有吉ゼミの影響(笑))と公言するほどですので余裕で食べていました。


それでも目玉焼きを「オアシス〜♫」と言っていましたので、それなりに辛かったのだと思います。


2歳さんは「カライーーー」と言っていましたので、まだ早いかなと思ったら
結局「モットチョーダ‼︎」と6歳さんから何度も奪っていましたので、食べられないほどではなかった模様です。


そんな感じでなかなかお皿は戻って来ず、最後には冷めてしまった状態で5口程度残って私の元へ。


しかし、そのおかげで冷めた状態での試食も出来たわけですが、これが逆になかなか美味しかったです。


水分が少し飛んだからでしょうか。最初に食べた時より食べやすかったです。


ちなみに我が家の普段の炊飯は固めです。


美味しくいただけたのですが、ガパオライスとして考えますと、バジル感は薄いですね。


フリーズドライで香りが飛んでしまったのでしょうか。
もしかしたら、私がバジルはガツンと効いている方が好きだからかもしれません。


次に食べる時には別途乾燥バジルを用意して食べたいと思います。


今回は用意する前に食べきってしまいましたが、つまりは普段の味覚で美味しく食べられる商品だったということですね。


こちらの商品はもう1袋購入してありますので、次に食べるのは賞味期限切れか被災した時。


普段食べてみて美味しくないものを、停電断水などストレス満載の避難生活で食べられませんので、やはり試食は重要ですね。


今回の試食の結果、ガパオリゾッタは大量に備蓄するのではなくて、他の非常食に飽きた時には是非食べたい1食でした。


あ、飲み物は用意しておいた方が良いです。
濃いめの味付けですので、その点では非常食としてはどうかな。


おそらく山登りなどの携行品としてを第1に想定しているのでしょうからそれは仕方ないですね。


また、その観点からスプーンも入っていませんので避難用のリュックにガパオリゾッタを入れるなら、スプーンも入れ忘れないようにしましょう。


お気に入り度 ★★★★☆