このブログを読んでくださっている方は
もう「備え」には種類があるとご存知だと思います。
が、「物」や「知識」以外の備えについてはご存知でしょうか。
それは「人」です。
過去記事 私がこのブログを書く理由
の締め括りとして
1番最後に書いているのですが
「人を備えること」
がとても重要だと思っています。
といいますか、私は断トツで1番重要と思っています。
海外のプレッパーの中には隣近所を巻き込んで
備えを一緒にしている方たちもいます。
医師や大工さんなど避難生活で必要となる
様々な職業の方とコネクションを作っていたり。
経済崩壊などによる暴動から家を守る訓練を
家族全員で行っていたり。
私は別に、世の中の人に「備えましょう!備えないと…」みたいなことを言いたいわけではありません。
それは防災をビジネスにして
講演会やらやっている方にお任せするとして(笑)
自分の周りの人を備えるだけでも、大きな違いがあると思う、それだけです。
家族やリアル友人にはこのブログを書いていることも伝えていますし、
備えの重要性に気付いてくれて、一緒に楽しく備えている方もいます。
要は自分にとって大事な人が助かるかどうか。
今時期マスクもせずに人混みに遊びに行く方をどうこうしようとか、そんな大そうなことは考えていません。
国や政府になんとかして貰おうとか
他人任せにしていません。
自分で考えて自分で動く。
あくまでもプレッパーを目指す個人の活動記録としてこのブログを読んでいただけると嬉しいです。
そして、私がこれまで「人」を備えてきたことできっと私の周りの大事な人たちは、自分で判断をし、助かるであろうと思っています。
そして、それぞれ防災意識の高い人が周りの「人」を備えていくと、かなり広い範囲で安全な地域が出来上がるんでしょうね。
ウイルスじゃなくて備えを感染させるわけです。
例えば今なら、外出は控えるとか。
冷蔵庫の中身を保存出来るように、冷凍庫を整頓しておくとか。
その中でも私が特に意識的に備えた「人」は
私の2人の子供です。
現在7歳と3歳。
普段から備えることを身近に感じて育っているので、自宅避難生活についての理解があります。
そして、ここ1ヶ月くらいの新型コロナウイルスの件についても、私の活動を間近で見ているので
「来週は学校を休む」という親の決定もすんなりと受け入れてくれていると感じます。
それどころか、新型コロナウイルスについてどう思うか聞いてみたところ
「病気の図鑑を作った方がいいんじゃない?」
とか
「コロナをやっつけるスプレーを街中に撒いたらいいんじゃない?」
などと自分なりの意見もあります。
スプレーを街中に撒く…
YouTubeのコロナに関する動画は刺激が強いので子供に見せていませんが
これは中国で実際に行っていますね(笑)
これまで地震への具体的な備えとしては、
自分で避難バッグを作らせて、子供が今必要と思っているものが何かを確認。
そして普段は静岡への帰省の時の荷造りも自分でさせます。
遊びの中で身の守り方を知ったり
家の中に秘密基地を作って
狭い場所で遊ぶことを苦に感じないようにしたり…
それを、防災と意識しすぎず当たり前になるように演習を繰り返しています。
過去記事 非常持ち出し袋 3歳に作らせてみました
過去記事 子供の避難所 秘密基地②
過去記事 豊田市防災学習センターに行ってきました
などなど。
普段から取り入れることがポイントなのです。
我が家にとって備えは「イベント」ではなくて、「日常」ということです。
ですから、言われたから避難生活をするというより、自分自身でも何かを感じとってそれが良いんだろうなと思うのでしょうね。
「ウイルスの好きなものは何だろう⁇それをどこかに置いて集められないのかなー」
「ウイルスはガムテープみたいなのにくっつかないかなー」
なんてことも考えているようです(笑)
ある日突然、何の心の準備も無しに
閉じ込められたら…
それは大人でも苦しいです。
子供はもっと苦しいです。
ワンちゃんも苦しいです。
お散歩でしかトイレが出来ない子はストレスでしょうね。
それはそのうち飼い主さんのストレスにもなってきます。
我が家にはヨークシャテリアがいますが、家でトイレを出来るし、目が見えないのでお散歩が習慣ではありませんからその点は問題ありません。
子供のストレスは私のストレスになります。
自分の大事な人たちが物も情報も備えているという安心感はかなりのものですね。
避難生活が苦しいのは私は嫌です。
美味しくない食べ物を無理やり食べるのも嫌です。
まぁ、簡単に言ってしまえばワガママなのかもしれませんね。
自分も含めて、「人」を備える!
一朝一夕で出来ることでないのですが
少しでも心の準備が出来ると
ストレスが減らせられるので
「免疫力維持」にも役立ちそうですね。
今子供が家でどう過ごしているか、これについてはまた別記事で書こうと思います。
ちなみに、先々週までは冬限定の野鳥観察も楽しんでいました。
奥のフェンスには時々みかんも置いていました。
5種類くらいの野鳥が連日遊びに来てくれて、子供も大喜び。私も楽しめましたー。
しかし、我が家の野鳥レストランも既に閉店しました…また来年…オープン出来ると良いけれど。