可哀想な子と呼ばないで② | もなかおばさん家のいたちっこ

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天使になったもる子のおかげで始めたブログ
さくら も ちょ子も虹の橋へ。かん太 ぎん も、、、、最後のうちの子ぱぱ君も虹の橋へ向かいました
保護っ子フェレットちゃんとのバタバタした生活

保護活動についてのお問合せ 歓迎です

保護活動してます!なんていうと
『うちの近所のショップが酷くて、、、』とか
『小動物カフェのフェレットちゃんの扱いがあんまりで、、、』とか
そんな連絡は、何度もいただいたことがありますあせる

しかしながら私には、何の権限もなければチカラもありません
せいぜいソコへ連絡を入れて責任者の方にお願いをする程度のことしか出来ませんショボーン

『病気の子が売られているんです』と聞いた時だけ
行ける距離なら行って交渉したことはありますが、、、


あと多いのが、
『里親募集されている子が居て、どうも困っておられるようだ』と聞けば、
とりあえずご連絡は入れますが、
基本的に我が家では終生飼養のお約束はしないので
ソコは元の飼い主さんの判断と緊急性にもよります。

直接、里親募集の代行を頼まれることもありますが、
ソレにしたってその状況によって
元飼い主さま自身での里親募集をお勧めしたり
ケースバイケースになりますあせる


一番気になって直ぐに動くのが
《 お外での目撃情報 》や
《 保護して警察署に預けた 》の類

タイムリーには詳細をお知らせ出来ないので
すでに幸せ行きの切符🎫を手にしたフェレットちゃんのことを、
現在の飼い主さまのオススメもあって
あくまでもひとつのケースとして
知ってもらう為に詳細をお伝え出来たらと思います



☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡

大阪府のとある場所で、フェレットの迷子を捜しているという情報が入りましたあせる
だいたいの場所を確認して翌日早朝から捜索に向かいました
古くからある住宅街。。。ぽつぽつと個人商店もある場所
個人商店の店主さんには声をかけ、道行く人にも声をかけフェレットについて説明したり写真をみせたりも目撃情報はナシ💦
平日だったので昼間はお留守の個人宅は、呼び鈴を鳴らしても反応なく庭を覗きこんでいたところ
地域巡回の婦警さんに職質される始末ショボーン


心も折れて帰宅途中に寄ったフェレ友さんのお家に居る時に、隣の隣の警察署にてフェレットの保護情報❗️

飼い主さんに連絡をして夜に確認に行って貰いました
が、、、、違う子だとガーン



翌日、捜していたフェレットちゃんは地域の方からの連絡で無事に見つかりました✨
周辺地域に声をかけて回った甲斐があったのです!!

そして私が迎えに行ったのが、このフェレットちゃん


イタチの赤ちゃんのように小さくて、、、
大人し過ぎるまだベビーのフェレット   
お腹には、シャンプーしても取れない油のような塊 

全く食べることもしないので、点滴に通いました





ある日の朝、Twitterで家の前のゴミ袋を漁っていたこの子

間違えてゴミ収集車に袋ごと回収されてしまうのではないかと他の場所へ移動したと発見者さまからの記事


連絡を入れ、捜しに行きたいからと場所の詳細のやり取りをして仕事を終えて向かおうとした矢先
発見者さまのご協力で猫缶につられて出て来たところを確保して、お家に入れてもらいました

気にかけて捜してまで下さった発見者さまのおかげで保護出来たのです✨


もちろん発見者さまはフェレットのことを詳しく知るはずもなく、
警察署にお届けをお願いしたが、
きっと怖い思いをしたせいで 噛むから、、
どうしてあげたら良いかわからないとご自宅まで招いてくださりお預かりしたその足で警察署に届けを出しに行きましたあせる


背中に少しキズがあり、怖い思いをしたかも知れないこの子は、生きる為に食べるために出てきてくれたのだと思います



①の子も、②の子も警察署での拾得物扱いになるので
その情報は その時点で公開することは出来ませんでしたあせる
飼い主さんが捜してくれていることを願いながらの
あくまでも一時預かりです



もちろんキチンと獣医師の管理のもと
検診や必要な治療をしなければなりません
落ち着いてくれるまでは、完全に別ケージで別放牧あせる


我が家でお預かりをしている間に
食べなかった子は、しっかり食べてくれるようになり
キズを負って威嚇していた子は、
人懐こい甘えたさんへと嬉しい変貌を遂げてくれました照れ
けれど、飼い主さんはわからぬままでした汗



①の子は、たくさんお喋りをしてくれるのが嬉しくて 構ってちゃんのヤンチャ坊主になりました爆笑
②の子は、呼ぶと直ぐにやってきて足元をじゃれつく愛くるしいレディに成長しましたラブ
そしてどちらも仲良しになりましたハート



以前も一度サラッと書いたあの子たちのことです!


この子たちは、可哀想なフェレットなんかじゃありません!!




何人もの人間の手を経て、
何人もの人間の気持ちを受けて、
とびきりの幸せを掴んだこの子たちハート


保護が必要なフェレットなんて居ない方がいいに決まってる



可哀想なフェレットを広める為に
保護活動をしてるんじゃないもやもや

縁があって我が家に来た子たちは、
奇跡の生命が繋がった幸せを繋ぐフェレットハート



だけど、、、、
どこにでも居るただのおばさんに出来ることは
ほんの一握り汗