Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

この「合流」も期待薄

2019-08-20 20:36:36 | 国際・政治

ネット上では「共に民主党?」「結局民主党?」とかの揶揄が上がっている様だ。もう批判する価値もないレベル。今日明らかになった立憲民主・国民民主両党の、衆参両院での会派合流に関する両党首の合意についてだ。これまでも旧民主、旧民進の両党でみられた様な「野合の繰り返し」に終わる懸念の声もある。以下、某ネット記事を参照してみて参りたい。

「立憲民主、国民民主、参院で『会派を共に』枝野、玉木両党首合意」

枝野幸男・立憲民主、玉木雄一郎・国民民主の両党代表は 8/20国会内で会談し、衆参両院で会派を合流することを合意した。衆院では 合流に参加する野田佳彦前総理らの「社会保障を立て直す国民会議」の意向も踏まえ、会派名を「立憲民主党・国民フォーラム」とする案を軸に検討する。参院の会派名は「立憲民主党・国民・希望の会」とする。 

衆院会派で立憲民主・国民民主・「社保」の合流で計 117議席となり、第二次安倍政権発足後の野党第一会派として最大になる。参院での立件民主・国民民主の会派は計 60議席となる。

枝野立・民代表は 8/5、同党の憲法に関する考え方や原発ゼロ政策などに理解を求めた上で 同党の衆院会派に加わる様国民民主党に呼びかけた。両党首の合意文書では「国民民主党は 8/5の立憲民主党による申し入れを受け入れ、会派を共にする」と記した。(引用ここまで)

「やれやれ、又『野合』か・・」の趣だ。もう取り上げる程の記事でもないので余程スルーしようかとも思ったのだが、一応は国会勢力図も変わる事なので、触れる事にした次第。他ブログの各位も記事の論調は近いもので「結局はただの野合ではないか」「韓国・文(むん)政権の与党『共に民主党』のパクリではないか」との見方もあれば「いや、元の木阿弥だから『結局民主党』が一番近いのでは?」との主張もあった。

拙的には、どれも正解だと思う。つまり「これまでの、余り意味のない野合」という事だ。憲法改正議論についての向き合いも、立憲民主・国民民主の両党の立場は微妙に異なるもので、合流に際しての摺り合わせも不十分なままだろう。玉木国民民主党代表が、改憲を是としないまでも、議論は肯定する姿勢であるのに対し、立憲民主党内には、日共・社民の両党同様、改憲の議論さえ認めない強硬勢力も多いのである。難航するはずのここの所の調整が丁寧に行われた形跡はなく、そうである以上 今後の折々に不協和音の元となる事は容易に想像できよう。

原発問題の向き合いにしても、両党の温度差は解消したのだろうか。書面で表向きの理解を表明したとしても、実態面が伴わなければ国民市民多数からの信頼を得るのは難しかろう。今日の合流への合意の推移をみると、安倍自公一強状態へのとりあえずの対抗策としての数合わせレベルに終わっている様にしか思えない。他の各位もご指摘の「今回もただの野合ではないか」との見方に、拙者も与するに吝かではない。まあ次の通常国会質疑でこの合流会派は馬脚を現す事となろうが、是非努めて冷静に注視する事としたい。拙者は、合流してもしなくても大した変化はないとみている。今回画像は昨夏 当地北郊の JR春日井駅にて目撃した、貨物列車の送り出し編成組み立て作業の様子を。


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2 コメント

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健全な野党があれば (0necat01)
2019-08-21 23:56:36
HAKASEさん。

 国民弾圧・全体主義の、反日左翼思想から脱皮しなければ、野党は何時までも、支持率1%台の害虫党でしかありません。

 国を愛することのできない政治家など、庶民は相手にしませんから、貴方のご意見通り、「批判する価値もないレベル」の話です。

 自民党は、愛を知らない野党のおかげで、愚策を実行しても、政権の座に座り続けますが、国民にとっては、「健全な野党不在」という不幸が、続きますね。
組織の根幹を弁えぬ野党 (HAKASE(jnkt32))
2019-08-22 09:47:32
onecat01さん、今回も残暑下のご見解を有難うございます。

よく民業では「企業は人なり」の言葉を聞きますが、そ
れは政治行政の所でも一定は当てはまると心得ます。

「人は堀、人は石垣、人は城」とは戦国期・武田信玄公
の名言ですが、特に野党はやれ「(目先の)人権」だの
「法の下の(浅はかな)平等」だのに拘泥する余り、こう
した大いなる先人の知恵から学べない 思考不全を来
している様です。

拙者は最近になって、野党勢力が折々の貴指摘にあ
ります「真に国を愛する思考を持てない」大きな原因は
この辺りにあるのではと考える様になりました。

伝統、そして祖国固有の国柄を重んじる事のできない
輩やその集団が、庶民から信じられようとしてもそれは
百歩譲っても無理筋というものでしょう。

政権与党も、こんな不健全な状況に満足して欲しくな
いは事実です。安倍総理はある意味「総身に知恵の回
しきれない大男」だと心得ます。だから全面支持は致し
かねる。

国民市民は、そうした所を真に諫められる健全野党の
不在がいかに不幸かをもっと自覚する必要があると拙
者も思います。まずは お礼まで。後少しの
暑さ、どうかご自愛を。

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