Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

自民対中非難決議に対する 二階幹事長の反発には与せず

2020-07-04 20:07:41 | 国際・政治

我国の最大政党、自由民主党も決して一枚岩でない事は 広く知られる所だろう。年初来世界的流行の中国大陸発、新型コロナ・ウィルス肺炎の発生源についての正しい情報発信を隠蔽し、世界に対する保衛の責任を怠っただけでなく、勢力拡張志向からの 我国を含む周辺諸国への周辺諸国への軍事的脅威も今や看過できないレベル。

更に昨今は、先の全人代常任委で可決成立した「香港国家安全維持法」を武器に(凶器と呼ぶべきか)対香港統制を一段と強め、それを世界に誇示する様な姿勢まで見せている。この有様に対し、さしもの自民党も対中非難決議に至った。「媚中」で知られる二階幹事長はこれを良しとせず、憤りの表明を行った由だが 決して国民的支持は得られない事だろう。以下、某ネット記事を引用して みて参りたい。

「習主席国賓来日の中止を 自民党」

中国(大陸)による香港の統制強化を目的とした「香港国家安全維持法」が可決、施行されたことを受け、自民党がまとめた非難決議の内容が 7/3分かった。既に同法違反を適用した逮捕者が出ていることについて「重大で深刻な憂慮」を表明。日本政府には、延期の状態となっている習 近平(しー・じんぴん)国家主席の国賓来日中止を求めた。

自民党は昨年 11月と今年 5月にも、混乱する香港情勢を懸念する決議文をまとめた。こうした経緯を踏まえ、今回の非難決議では「懸念していた事態が現実のなった現在、この状況を傍観することはできない」と強調した。

高度な自治を保障した「一国二制度」のもと、経済的に発展してきた香港の今後に関し「香港における自由、人権、民主主義といった基本的価値が維持されるか懸念を抱かざるを得ない」「国際金融センターとしての 香港の地位にも影響が出かねない」と指摘。中共政府に対し「国際社会との約束を守り、大国としての責任を自覚するよう強く求める」と訴えた。また、日本政府には在留邦人や企業の保護を要請。就労ビザの発給などにより、香港を離れる人々への支援の検討を求めた。(引用ここまで)

ここまでの自民決議の内容は、概ねどれも当然の事共を取り上げただけだ。事前連絡の不行き届きがあったらしいとはいえ、二階幹事長の反発理由が解せない。むしろ「媚中の頭目」といわれる同氏の思考姿勢の方が問題ではないのか。緊迫する香港情勢を前に「慎重に見守れば良い」とか、前出非難決議の報に臨んでも「日中間の余計な摩擦を生ずるな」などとして、これに反発したそうではないか。

お言葉だが、日中間の摩擦はとうに起きている。沖縄・尖閣の問題がそうだし、前述の新型肺炎問題にしても、出所の中国大陸に対し 何らかの問責を要するのに不問で通そう、通させようとする不良姿勢も見え隠れする。何よりもこの春先、新型肺炎流行初期に 医療面が確実に危惧される状況が見通せながら、国民市民や医療関係各位の命と健康の防具となるはずの 100万枚超のマスクや医療ガウン、手袋など多数を早々に中国大陸へ送ってしまったのは 二階幹事長らが中心の勢力だったのである。

二階幹事長は長年、中国大陸政界との太い人脈を保持してきたとされる。又 日本経団連を初め我国財界との連携も深く、中国大陸との経済連携に尽力されたのは事実も、一朝事あれば国民市民の命と健康に関わる資材といえど 中国大陸は自国事情が許さぬ間は決して対外的に融通しない事がはっきりしたではないか。そうであれば、今まで同国の生産に頼り過ぎたマスクや消毒剤、医療防具など「なければ命と健康に関わる資材」位は多少単価が上がっても、原則は我国内で生産調達できる様にするのが正道なのである。

これは今 開発が進む前述新型肺炎向けの治療薬や予防ワクチンにしても同じ事。こうした動きは徐々にだが具体化し始めている所もあるとされ、更なる進行が望まれる所だが、二階幹事長の勢力はそれを良しとしないものであり、そうであれば結局 我国財界の一部勢力にのみ与する「日本及び日本人」の福利に寄与しない勢力という事になろう。だから「媚中」と揶揄されるのだ。

想えば 最近の安倍政権も、二階幹事長らの「媚中勢力」に動かされがちの所目立つのは事実だ。及び腰では、冒頭で触れた対中非難決議も藪蛇で終わる事だろう。しかし現実は、この決議の方が正道なのだ。賛同諸国は欧米先進国メインの 27カ国らしいが、対抗する中国大陸は 新興援助諸国に手を回し、香港統制策への 50カ国超の賛同を取り付けたとの報も聞こえてきた。

勿論これは「作られた多数意見」であり 決して真に受けてはならないものだが、こうした工作にも長ける中国大陸は、恰も自国自勢力の動きと姿勢が世界の正義であるかの様に見せかける偽装を これからも強引に続ける事だろう。二階幹事長派とそのシンパたる財界一派は、中国大陸のそうした工作に踊らされている事を、我々は 与する事なく冷厳に見分ける必要があるという事だろう。今回画像は 少し前、当地東方の愛知・静岡両県境近くの浜名湖畔を行く 東海道・山陽新幹線列車の様子を。今月からは最新型車も加わったとかで、近く撮影をとも思う所です。以下に 関連記事をリンク致します。(私的憂国の書様) http://yukokulog.blog129.fc2.com/blog-entry-3881.html


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