昨日は、高齢者施設さんでのボランティアで、 

パステルアート教室を行ってきました。

 

 

 

 

毎月、幼稚園生や小学生向けの子どもたちとは 

触れ合っておりますが、 

「大人」の方々は

あまり経験がなく、ちょっとドキドキ。

 

 

 

 

今回はパステルアートを 

経験されたことがない方ばかりと伺っていたので、

 

 

 

まずは感覚を知ってほしくて、 

「好きな風景を描く」　と題して 

色を置いていって頂きました。

 

 

 

皆さん口々にいうのは

 

 

 

「絵は下手で・・」 

「センスがなくて・・・」 

 

 

また 

「絵は嫌い！」 

という方もいらっしゃいました。

 

 

 

そして 

「お手本がないと描けない」 

というご婦人もいらっしゃいました。

 

 

 

 

アトリエびりーぶで

いつも子どもたちと接していると、 

 

 

 

「〇〇を作りましょう！」という指定創作より

 

 

 

「自由に作っていいよ！」という通常アトリエの方が断然人気があり、

 

 

 

 

絵（創作）が嫌いという子も、 

そしてお手本がないと描けない、 

なんていう子は一人もいません。

 

 

 

そう、 

みんな最初はそうなんですよね。

 

 

 

 

でも 

学校教育の中で、 

授業として図工や美術があって、

 

 

 

「お手本通り」に描き、 

「描けた子の点数がよい」、 

「通知表の評価がよい」という教育が

 

 

 

「絵は下手で」 

「センスがなくて」 

 

 

 

挙句の果てには 

「絵が嫌い」に 

結びついてしまっているのだと思います。

 

 

芸術に上手下手はないと、 

私は考えています。

 

 

 

 

音楽だって、 

クラシックはよくて、 

ジャズがだめってことがないように

 

 

 

 

絵だって、 

お手本通りがよくて、 

我流が悪いということはないのです。

 

 

 

 

芸術は、 

その方の心、 

感性そのもの。 

 

 

 

決して比べるものではないから。

 

 

 

 

 

そして、単純に、 

絵も描いていれば上手になります。 

（画家ほどでなくても）

 

 

 

音楽だって歌っていれば、 

上手になります。

 

 

 

 

いかに「楽しく」「やり続ける」が 

一般的な上手下手につながっているだけです。

 

 

 

 

アトリエびりーぶの子どもたちには

「絵を描くこと」 

「比べる必要がないこど」 

「楽しく創作すること」  

これらを伝えていきたいと思います。

 

 

 

 

そして、 

アトリエ以外の子どもたちにももっともっと、 

作ることの楽しさを伝えていきたいな感じました。

 

 

 

 

そんなことを思いながら、 

利用者さんと一緒に楽しんだパステルアート

 

 

 

こんなたくさんの作品が出来上がりました。 

素敵でしょ！？ 

 

 

 

 

 

下手だから～と言っていた 

利用者さんは 

なんともっと描きたいって 

言ってくださって

 

 

 

 

2枚目は自ら進んで描いてくださいました。

 

 

 

また遊びに行かせて頂きたいと思います！！