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徒然残日写真録

200911 耳鼻科で10年ぶりに聴力検査、軽度難聴か?人間は毎日少しずつ死んでいる!

2020年09月11日 | アフターセブンティ

 西日本新聞に北九の永明寺住職の松崎さんが「人はいつ死ぬのか」というタイトルで投稿しておられた。人間というのはある日突然死ぬのではなく毎日少しづつ死んでいるのではないか。死ぬことより生まれることが多い状態を「成長」と言い、生より死の方が多い状態を「老い」という。生老病死、人間はオギャアと生れた途端、死への道筋を歩み始める。誰しも避けて通れない。

     (わが家のヘメロカリス開花)

 最後に全力疾走したのはいつのことだっけ?頭が禿げてゆくのは髪が生える機能が死んだということ。近くの文字を見る機能が死んだのを老眼という。

 10年ぶりに耳鼻科で聴力テストをうけた。

わが家は1Fにパナソニックビエラの42型、私の部屋はシャープアクオス20型、妻の部屋はソニーのブラビア32型のTVが設置されてる。私はTVを正面に見る形で寝床からみているのだがどうも役者やのしゃべっている音声が聞き取りにくい。延長コードのついたイヤホンをはめるとまあ聞こえるのだがイヤホンの差込口の不良でイヤホン使用不可。友人たちに評判のN耳鼻咽喉科クリニックに出かけた。

 現役時代は毎年人間ドックで聴力検査をしていたのだがこの10年未実施。体温計のぴぴっという音が看護師は鳴りましたよというのだが聞こえない。というわけで妻にもせっつかれて耳鼻科を訪問した次第。評判のN先生、順番待ちで聞いていると患者とのコミュニケーションはなかなかお上手。パソコンと睨めっこの医者が多い中めずらしく患者との対話に熱心な感じ。

私の義理の兄が耳糞がつまって聞きにくかったという話をしていた。N先生、耳穴チェック、まずは検査をしてみましょう。女性看護師がまずは鼓膜のチェックです。チンパノメトリ―とかいう検査。異常なしです。1m平方の小部屋に入って聴覚テスト。標準純音聴力検査というらしい。音がきこえたら持っているボタンを押す例のやつ。125HZの低温から8000HZ(ヘルツ)の高音まで、左右別々に検査。ゼロDB(デシベル)から徐々に音量をあげていくわけだがどの段階でボタンを押すかということ。集中していないと最初の低いレベルの音を聞き逃してしまう

N先生がデータをみながら説明してくれた。上の太い横線が成人で良く聞こえている人のライン。その下が私の検査結果のライン。どうも高音域が聞き取りにくくなっているということのようだが要するに歳相応の軽度の加齢性難聴というわけ。松崎住職の言を借りれば一部聴力機能が死につつあるということか。

死は変化の一つであり、私たちは変化の連続の中で生きているのであり、これを当然と受け止め柔軟な心ですごす。それが心の自由と余裕をあたえてくれますよというわけ。

ソフトバンクの孫正義氏がツイッターで「私の髪の毛が後退しているのではない。私が前進しているのである」とつぶやかれたらしい。その心意気や良し・・である。


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