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S20年生、後期高齢ゾーン、人生最終コーナー「遊行期」の
徒然残日写真録

200705 あの美しい球磨川が牙をむいた、第一橋梁流失、悲惨。熊本、線状降水帯による豪雨!

2020年07月05日 | アフターセブンティ

昨日午前4時50分、「数十年に一度の大雨」として熊本鹿児島両県に大雨特別警報を発令、発達した積乱雲が帯状に生じて大雨をもたらす「線状降水帯」ができた。天草、芦北,球磨村など1時間雨量が80mmをこえ、降り始めから12時間では500mm近い豪雨となった。

 何回かSL人吉や紅葉、桜を撮影にでかけたあの美しい球磨川流域が想像を絶する豪雨で牙をむき、流域を泥水でうめてしまった。球磨川決壊が7か所以上におよび、周辺住民はわが家の2Fまで水が押し寄せるとは、さらには人吉駅周辺が流木泥水で冠水し車が横転してしまうなど思いもよらなかっただろう。

 もともと急流球磨川は過去にも幾たびか決壊しそれなりの対策をとってはいたのだろうがせいぜい200mmの雨をガイドラインで想定していたらしく、その倍以上が降ったものだから大被害となった。ダム建設問題も未決着だったようだ

 SL撮影で何度か訪れた球磨川第一橋梁が流失してしまった。肥薩線やSL人吉の運行はできなくなる。いずれにしても地球温暖化の影響があるにせよ例年のごとくの台風、大雨土砂災害、地震被害など常態化してしまった日本。新型コロナウイルス感染の収束もまだまだのニッポン。まさに災害大国。

 人吉近辺の観光バス会社。バスが雨につかってしまい、コロナの被害甚大の上に追い打ちをかけるような水害被害、社長社員は泣くに泣けない心境だろう。球磨病院も一階冠水、泥まみれ、コロナ対応下、医療関係者の方々のご苦労も大変なことだろう。なんとか頑張ってもらいたいものだ。

 この2~3日引き続き線状降水帯の恐れがあるらしい。被災者の方々、今回の後始末も大変だろうが次なる非常事態にもぜひ備えておいていただきたいものである。

(写真は2015年3月撮影)


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