【2020年1月10日金曜日】
ベッセルホテルカンパーナすすきのさんは2019年6月に誕生した新しいホテルです。
札幌市内の中島公園にあるベッセルホテル中島公園さんとは同系列です。
このベッセルホテル系列は西日本へ訪問する時に結構利用していました。
倉敷、福山、東広島と宿泊しましたが、共通点はベッドが良くて清潔感があると言うこと。
非常に好印象を持っています。
そして今回の宿泊で2つの拘りを持って予約をしました。
①大浴場がある
②朝食にイクラの醤油漬けがある
この2つを満たすホテルはありそうで少ないのですね。
思い付くのは、同じすすきの 地区にあるジャスマックプラザホテルさんでしょうか。
今日は早めのチェックインです。
14時を少し回った時間で訪問しました。
木製のドアが印象的で重厚感があります。
ホテル内に入ると再びドアがあります。
今はドアが開いているので、ここから入ると判りますが、閉まっていると何処がドアなのか一瞬分からなくなります。
《チェックイン》
早速、フロントでチェックインします。
トイレに行きたかったので、説明を省いて頂きましたが、その他のお客さんには非常に丁寧に館内の説明をされていました。
近年宿泊したシティホテルの中でも、好印象が残る接客でした。
エレベーターに乗って客室に向かいます。
このホテルのエレベーターは3基。
ホテルの規模を考えると多めです。
実際に長く待った事はありませんでした。
階数のボタンを押すにはルームキーをかざさないと押せないシステム。
今や当たり前になり、スムーズに操作出来ますが、慣れない外国人の方は戸惑っていました。
3回くらいルームキーをかざして押して差し上げましたが、英語が堪能では無いので身振り手振りの説明になってしまいました。
今回、提供された部屋は11階でした。
12階が最上階なので、かなり上のフロアになります。
廊下も木をふんだんに使い、明るく暖かい雰囲気を演出しています。
私が宿泊する部屋は比較的エレベーターに近い場所にありました。
ホテルでの滞在は1121号室です。
角部屋になります。
どんな部屋なのが期待をしていました。
理由はフロントで少し広い部屋を用意しましたと仰って頂いたからです。
《部屋》
早速入室しました。
予約したのはシングルでしたが、目の前には2つのベッドが見えています。
ツインの部屋を用意して頂きました。
ありがとうございます。
すぐ右手にシンクが見えてました。
ドーミーイン系にも最近あるタイプの配置になっています。
このベッセルホテルカンパーナさんの最大の特徴は室内が土足禁止の所です。
私には非常に好印象です。
外国人の方には、躊躇するかも知れません。
館内は雪駄で往来することが出来ます。
でも、朝食会場に雪駄を履いて行く事は出来ません。
主には大浴場へ行くときに利用されるのだと思います。
雪駄の上にはハンガーが横に並べて掛ける作りになっています。
スペースを有効的に使う配慮でしょう。
ベッドは独立したものではなく、床から一段上に一枚の板が引かれていて、2つのベッドが乗っている感じです。
ですので、右側のベッドを利用する時は、一段登って高い位置からベッドインしますので少々違和感があります。
一段上に布団が並んでいる様な感覚で、私は面白く感じました。
私は左手のベッドを利用しました。
寝っ転がると正面に大型テレビがあります。
このロケーションは抜群でした。
最近のホテルでは多く置いてある、iPhoneでもタイプCとかでも差し込む事が出来る充電アダプタが用意されています。
因みに、ベッドの枕元近くにもUSBケーブルが直接差せるコンセントがあります。
部屋の中にはソファーはありません。
椅子が一個と長机が一本あります。
見ても判る様に、とにかく部屋にコンセントが多く利便性は最高でした。
建築の古いホテルはハイクラスランクであってもコンセントの数が少ない所も多く困ることがしばしばあります。
長机の一番右に館内着があります。
大好きなワッフル生地のセパレートタイプ。
いい夢が見られそうな気がします。
水回りは長机の反対側になります。
ツインの部屋にコップが4つ。
歯ブラシも多めに用意されています。
添い寝を意識しているのかも知れません。
シンクの下には冷蔵庫。
もちろん空っぽです。
大浴場がありますがユニットバスが付いていました。
トイレと兼用のスペースです。
バスタブは利用しないと思っていましたが、実際には朝利用しました。
大浴場が朝6時から利用可能になりますが、朝食が6時30分スタートなので、朝食を一番で摂りたい人にはタイトなスケジュールになってしまいます。
私は朝5時30分からノンビリ利用しました。
さすがに大浴場があるので、マンションに良くある1216規格のバスタブで若干狭いですね。
嬉しいのは、垢すりがちゃんと備わっている事です。
私は普段も利用しているので、ホテルに無い事を予測して持ち歩いていますが、今回は自分のものを利用せずに済みました。
自分のものを利用すると乾くまで時間が掛かるので出来るだけ利用したくは無いのですね。
シャンプー、コンディショナーは定番のPOLAさんでした。
《ホテル内の施設》
ロビー
入口もそうでしたが、このホテルの特徴は和のコンセプトが随所に感じられます。
こちらはフロントの真逆にある場所。
いろいろ調理器具があったので、何かイベントで利用されるのでしょうか。
フリースペース
フロントまで行かず、入口を左手に行くとフリースペースがあります。
ソファーが並びロビーの感覚です。
実際にチェックインを待つ外国人の方がスーツケースを持って座っていました。
左手に大きな絵みたいなものがありますが、この奥が朝食会場になっていまして、会場と共にガラッと開く様な感じです。
このスペースには無料の飲み物が用意されていました。
コーヒーメーカーにソフトドリンクが提供されますが、私が行った時が夜遅かったのでソフトドリンクはありませんでした。
大浴場
私が今回ホテルを決める際に拘ったのは大浴場の有無でした。
通常、私見ですが宿泊者に外国人の方、特に中華系の方は大浴場をあまり利用しないと経験上思っていました。
今回は22時過ぎの利用でしたが、中華系の方の利用が多かったです。
サウナを入っても水風呂に入らず、湯船に直接入っている人もいました。
《朝食》
6時30分。
朝食会場に向かいました。
朝一番はから結構お客さんは多かったです。
それでもスペースが縦に長いので料理が並んでいる場所は混みますが、奥は空いていました。
私はガヤガヤが苦手なので、奥のスペースに着席しました。
私のメインはやはりイクラの醤油漬け。
なんだかんだで3杯頂きました。
イクラの他にもホタテ、甘海老、カニ、マグロなどの海産物が乗せ放題になっています。
詳しい朝食の様子は次ページ以降に別途綴らせていただきます。
↓
《チェックアウト》
今回は楽天トラベルのパック旅行を利用しましたので精算はありません。
カードキーをお返ししてチェックアウトが完了しました。
ホテルの当たり外れを簡単に言ってしまうのは駄目ですが、今回宿泊したベッセルホテルカンパーナ すすきの さんは「大当たり」でした。
一つ目は施設が開業から1年も経っていないので、清潔感が抜群です。
二つ目はホテルの内装に和のテイストを織り込んでいることです。
外国人の方が来日し、日本の文化に触れたいと思っている方もいらっしゃると思います。
残念ながら札幌には和を感じる場所が少ないのです。
これは横浜市も同じです。
これは私見ですが、少しでも和を感じてもらう為に、内装を和風にしたことだと思います。
最後は、やはり人。
従業員の方の接客が素晴らしいと感じました。
特段、丁寧と言う訳ではありませんが爽やかな接し方で快く過ごすことが出来ました。
ベッセルホテル系列は4泊目ですが、次も何処かで利用すると思います。
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